「序で」と書いて、「ついで」と読むんだったかな~と悩んだ私は、漢字検定からやり直さなければなりませんが、最近は老化のせいにして、いつか見たはずのものが思い出せない、新しい単語は頭に入らないなど、脳味噌の衰退をひしひしと感じるようになりました。先日から立て続けに受けたTOEICや中国語の試験でも、ヒアリングテストで聞き取れた数字なども、ニワトリのように数秒経てば、それ自体を忘れてしまう有様。やはり、若い頃の勉強のほうが、吸収する容量も大きいですし、後々その残存率で勝負できます。
いきなり個人的なことを書きましたが、連日36度前後と体温並みの熱風が舞う上海ですが、半袖シャツのノーネクタイでいても、汗だくだく、まるでシャツは運動着のようで、流れ出る汗を拭くタオルは、どことなく、剣道部の部室の匂いがします。そんな中で、新しい中国現地法人の責任者と、クライアントを回りましたが、何人かの方から、上海に赴任される前の国内事前研修で、大手英会話学校で中国語を学んだ時の体験談を聞かせていただきました。
日本では誰もがご存じの英会話学校。最近は経営者が代わり、少なくとも英語においては、以前より実践的になったような気がします。が、英語以外の語学も手掛けてらっしゃるようですが、昨今の必要性に比例して、中国語は特に引き合いがあるようです。もちろん、業界最大手、英語が大丈夫なら中国語も大丈夫!などと怠慢なことを人事担当者が考えているとは思えませんが、企業体としては安心感があるでしょう。が、問題は、中国語に限らず、英語以外の言語にも、英語のメソッドを導入していることにあります。とにかくネイティブと話そう!日本語で考えず外国語のみで学ぼう!ビジネスで使える実践的なフレーズを覚えよう!と耳障りのいい売り文句が並びます。
が、英語の場合、できないと言っても上場企業の社員ならTOEIC400点程度の基礎はありますし、RとLの発音の違いくらい理解はできています。が、生まれて初めて習う中国語は、発音においては、RとLの違いで意味が変わるようなパターンが20個ではすみませんし、決まった場面で、とりあえず構文で話せば、運よく通じることはありますが、肝心の声調が逆の時点で、中国語ができる人とは認識されません。さらに、ピンインの正しい理解がないまま特定の単語を耳で覚えても、結局は、自分で発音記号を見て独学をすることもままなりませんし、はっきり言って、スタート地点にいるはずなのに、いきなり第4コーナーに差し掛かるような学習アプローチになっています。(もちろん、学習経験者の場合は価値も出てきますが・・・)
商売はどうぞ勝手にですが、大規模な企業体が、大規模に発音難民を増やすのだけはやめてください。
いきなり個人的なことを書きましたが、連日36度前後と体温並みの熱風が舞う上海ですが、半袖シャツのノーネクタイでいても、汗だくだく、まるでシャツは運動着のようで、流れ出る汗を拭くタオルは、どことなく、剣道部の部室の匂いがします。そんな中で、新しい中国現地法人の責任者と、クライアントを回りましたが、何人かの方から、上海に赴任される前の国内事前研修で、大手英会話学校で中国語を学んだ時の体験談を聞かせていただきました。
日本では誰もがご存じの英会話学校。最近は経営者が代わり、少なくとも英語においては、以前より実践的になったような気がします。が、英語以外の語学も手掛けてらっしゃるようですが、昨今の必要性に比例して、中国語は特に引き合いがあるようです。もちろん、業界最大手、英語が大丈夫なら中国語も大丈夫!などと怠慢なことを人事担当者が考えているとは思えませんが、企業体としては安心感があるでしょう。が、問題は、中国語に限らず、英語以外の言語にも、英語のメソッドを導入していることにあります。とにかくネイティブと話そう!日本語で考えず外国語のみで学ぼう!ビジネスで使える実践的なフレーズを覚えよう!と耳障りのいい売り文句が並びます。
が、英語の場合、できないと言っても上場企業の社員ならTOEIC400点程度の基礎はありますし、RとLの発音の違いくらい理解はできています。が、生まれて初めて習う中国語は、発音においては、RとLの違いで意味が変わるようなパターンが20個ではすみませんし、決まった場面で、とりあえず構文で話せば、運よく通じることはありますが、肝心の声調が逆の時点で、中国語ができる人とは認識されません。さらに、ピンインの正しい理解がないまま特定の単語を耳で覚えても、結局は、自分で発音記号を見て独学をすることもままなりませんし、はっきり言って、スタート地点にいるはずなのに、いきなり第4コーナーに差し掛かるような学習アプローチになっています。(もちろん、学習経験者の場合は価値も出てきますが・・・)
商売はどうぞ勝手にですが、大規模な企業体が、大規模に発音難民を増やすのだけはやめてください。