気温27度の上海、スーツ姿で移動するのは少しきついです。が、今年の日本の夏は、節電の影響で地獄が待ち構えているので、今から耐える訓練が必要です。そんな上海ですが、昼間のランチで立ち寄ったCoCo壱番屋カレーのお店で、興味深い光景を見ました。
お昼時、12時過ぎに店に入り、カレーを注文して待っていたら、アルバイトとおぼしき青年が慌てて店に入ってきました。スタッフは、何やらもう一度店の外に出て行くように指示、店のリーダーらしき女性が外の廊下で彼を呼びつけ説教が始まりました。内容は聞こえませんでしたが、あきらかに遅刻に対する叱責!彼は12時10分に来たので、定時が12時、いや、多分11時半だったのでしょう。他のスタッフが、またか!的にニヤニヤしていたので、どうやら遅刻の常習犯なのかも知れません。合理的な中国人的に言えば、ランチタイムの忙しさから考えると、すぐに仕事につかせるかと思いましたが、説教は延々7~8分続き、私は出てきたカレーを食べ終えました。
最近は、開店前にスタッフを並べて、朝礼(夕礼)をしている飲食店やデパートのお店も増えました。サービスが悪いと言われた時代は遠い昔、今や上海では接客態度も向上、その背景には、経営者、店舗リーダーなどの教育に対する姿勢、考えが変化してきたことが要因と思われます。一番身近なところでは、両親の教育、できればそこに経験豊富な祖父母の経験、そして学校、社会の先輩と、人は本来、誰かに教わり、学び育っていくものです。繰り返しになりますが、文化大革命の10年間は、そんな文明の進歩を止めてしまったわけで、国の発展が遅れたのもある意味当然と言えます。
昨年お邪魔した北京のレストランでは、まだまだサービスがなってないと思いましたが、家庭でも社会でも「教育」は、国の発展に欠かせないものだと思います。国の繁栄だけなら、武力や石油で豊かになる時期があるのでしょうが、やはりその国が進化・成長していくためには、人が教育を受けていないと発展的な未来はありません。先日読んだアフリカやアジアの飢餓地域の本の中でも、貧しい彼らが喉から手が出るくらい欲しがっているのは、食料だけではなく、教育を受ける機会だとのこと。恵まれた教育環境にいるのに、勉強しないのは罰当たりかも知れませんね。
もちろん、ある程度のレベル、高い次元を求められる世界では、「人は育たない」のかも知れません。が、最低限の教育や教養は、国策として必要です。日本について言えば、ゆとり教育の世代の方は運が悪いとしかいいようがないですが、最近は、公立の義務教育の現場はレベルが下がっているような気がします。塾が主導権を握るぐらいですから。社会人教育も大事ですが、やはり、家庭・そして小中高の教育レベルについて、改めて強化することがにも必要だと思います。
お昼時、12時過ぎに店に入り、カレーを注文して待っていたら、アルバイトとおぼしき青年が慌てて店に入ってきました。スタッフは、何やらもう一度店の外に出て行くように指示、店のリーダーらしき女性が外の廊下で彼を呼びつけ説教が始まりました。内容は聞こえませんでしたが、あきらかに遅刻に対する叱責!彼は12時10分に来たので、定時が12時、いや、多分11時半だったのでしょう。他のスタッフが、またか!的にニヤニヤしていたので、どうやら遅刻の常習犯なのかも知れません。合理的な中国人的に言えば、ランチタイムの忙しさから考えると、すぐに仕事につかせるかと思いましたが、説教は延々7~8分続き、私は出てきたカレーを食べ終えました。
最近は、開店前にスタッフを並べて、朝礼(夕礼)をしている飲食店やデパートのお店も増えました。サービスが悪いと言われた時代は遠い昔、今や上海では接客態度も向上、その背景には、経営者、店舗リーダーなどの教育に対する姿勢、考えが変化してきたことが要因と思われます。一番身近なところでは、両親の教育、できればそこに経験豊富な祖父母の経験、そして学校、社会の先輩と、人は本来、誰かに教わり、学び育っていくものです。繰り返しになりますが、文化大革命の10年間は、そんな文明の進歩を止めてしまったわけで、国の発展が遅れたのもある意味当然と言えます。
昨年お邪魔した北京のレストランでは、まだまだサービスがなってないと思いましたが、家庭でも社会でも「教育」は、国の発展に欠かせないものだと思います。国の繁栄だけなら、武力や石油で豊かになる時期があるのでしょうが、やはりその国が進化・成長していくためには、人が教育を受けていないと発展的な未来はありません。先日読んだアフリカやアジアの飢餓地域の本の中でも、貧しい彼らが喉から手が出るくらい欲しがっているのは、食料だけではなく、教育を受ける機会だとのこと。恵まれた教育環境にいるのに、勉強しないのは罰当たりかも知れませんね。
もちろん、ある程度のレベル、高い次元を求められる世界では、「人は育たない」のかも知れません。が、最低限の教育や教養は、国策として必要です。日本について言えば、ゆとり教育の世代の方は運が悪いとしかいいようがないですが、最近は、公立の義務教育の現場はレベルが下がっているような気がします。塾が主導権を握るぐらいですから。社会人教育も大事ですが、やはり、家庭・そして小中高の教育レベルについて、改めて強化することがにも必要だと思います。