新暦で、新しい年が始まるまで、あと10時間あまり・・・2010年は、もうすぐ終わろうとしています。
日本人でもある僕の感覚の中では、大晦日と元旦は、まるで新しい世界でも始まるかのような気分で過ごしてきました。元旦から禁酒を宣言したり、突然10キロもジョギングを始めてみたり、今年は中国語勉強するぞ!と張り切ってみたり、自分の中での変化を暦に託してきたのかも知れません。※ほとんどが三日坊主ですが・・・
2010年の印象としては、日中関係があらためてクローズアップされた年ではないでしょうか?昨年の政権交代で、東アジア共同体なる新たな世界の枠組みを模索する動きが出たのも束の間、結局は、以前と変わらない官僚主導、アメリカ依存の体制に戻ってしまいました。街頭インタビューなどで、「民主党になっても何も変わらない・・・」などと批判する市民がいますが、自民党同様に、民主党には2つの勢力、方向性があることを理解していないので、政権ばかり入れ替わり、官僚も含めた裏の権力の筋書き通りに動きます。派閥争いと言った低レベルの話ではなく、本来は、この国の「自主独立」を左右するような大きな政治闘争なのです。
中国は独裁的だ!民主的じゃない!と言って責めるのはいいですが、選挙があったところで、マスコミの作為的な報道に疑問を持たない有権者が投票する選挙など、ただの魔女狩り、あるいは人気投票に過ぎません。
この国を憂い、テレビに文句を言っていても何も始まりません。そんなこととは関係なく、世界は中国、そしてインドと言う、実は歴史上のほとんどの時代に世界を席巻していた大国主導に何百年ぶりかで戻ろうとしています。当然、歴史の節目には、醜い戦いも起こるでしょう。2011年からの数年間は、今までの延長線上や、固定概念では理解できないようなことも起こりうると思います。
中国の年越しは、元旦を除き、普通の週末に感じる向き多いようです。旧正月と呼ばれる中国の新年「春節」は、来年の2月3日。最近は日本の企業もそのカレンダーを意識せずして仕事の計画が立てられなくなりつつあります。CHINABAL(中国を軸にした世界経済)などと申し上げたのは、もう4年近く前になりますが、日本で想像する以上に、世界の大きな潮流が変わりつつあります。国際化、海外進出を急ぐその前に、冷静に世界を分析し、現場にも足を運び、日本の問題点を点検する・・・いつもと同じフレーズで今年のブログは終わりそうです。
私としては、この数年間は、中国各地はもちろん、インド、シンガポール、ロンドン、ニューヨーク、ブラジルにも足を運びたいと思います。ん?本業に関係ないじゃないか?って・・・いえ、必ず関係します!では、よいお年を!
日本人でもある僕の感覚の中では、大晦日と元旦は、まるで新しい世界でも始まるかのような気分で過ごしてきました。元旦から禁酒を宣言したり、突然10キロもジョギングを始めてみたり、今年は中国語勉強するぞ!と張り切ってみたり、自分の中での変化を暦に託してきたのかも知れません。※ほとんどが三日坊主ですが・・・
2010年の印象としては、日中関係があらためてクローズアップされた年ではないでしょうか?昨年の政権交代で、東アジア共同体なる新たな世界の枠組みを模索する動きが出たのも束の間、結局は、以前と変わらない官僚主導、アメリカ依存の体制に戻ってしまいました。街頭インタビューなどで、「民主党になっても何も変わらない・・・」などと批判する市民がいますが、自民党同様に、民主党には2つの勢力、方向性があることを理解していないので、政権ばかり入れ替わり、官僚も含めた裏の権力の筋書き通りに動きます。派閥争いと言った低レベルの話ではなく、本来は、この国の「自主独立」を左右するような大きな政治闘争なのです。
中国は独裁的だ!民主的じゃない!と言って責めるのはいいですが、選挙があったところで、マスコミの作為的な報道に疑問を持たない有権者が投票する選挙など、ただの魔女狩り、あるいは人気投票に過ぎません。
この国を憂い、テレビに文句を言っていても何も始まりません。そんなこととは関係なく、世界は中国、そしてインドと言う、実は歴史上のほとんどの時代に世界を席巻していた大国主導に何百年ぶりかで戻ろうとしています。当然、歴史の節目には、醜い戦いも起こるでしょう。2011年からの数年間は、今までの延長線上や、固定概念では理解できないようなことも起こりうると思います。
中国の年越しは、元旦を除き、普通の週末に感じる向き多いようです。旧正月と呼ばれる中国の新年「春節」は、来年の2月3日。最近は日本の企業もそのカレンダーを意識せずして仕事の計画が立てられなくなりつつあります。CHINABAL(中国を軸にした世界経済)などと申し上げたのは、もう4年近く前になりますが、日本で想像する以上に、世界の大きな潮流が変わりつつあります。国際化、海外進出を急ぐその前に、冷静に世界を分析し、現場にも足を運び、日本の問題点を点検する・・・いつもと同じフレーズで今年のブログは終わりそうです。
私としては、この数年間は、中国各地はもちろん、インド、シンガポール、ロンドン、ニューヨーク、ブラジルにも足を運びたいと思います。ん?本業に関係ないじゃないか?って・・・いえ、必ず関係します!では、よいお年を!