奈良と大阪の間にある金剛山、葛城山、その続きで二上山がある。
太古より万葉集にも登場するという由緒ある低山だ。
鎌倉時代には山城も築かれていたそうだ。
金剛山地の右端の山(過去の写真より)
双こぶの右が雄山、左が雌山
500mそこそこの低山なので楽勝で登れる。
地元の方の日々の散歩の山でもあるというくらい親しまれているそう。
そんな山なのでここは山ランチを計画して、山友さんと歩いてきました。
12月11日(土)
私二上山は初山です。沢山あるルートでどこから登ろうかと色々と検索。
そこで見つけたのが「トトロルート」というコース。
面白そうなのでこのトトロルートで登ることにした。
下山はダイトレで屯鶴峯まで行く。
スタートは近鉄「当麻寺駅」(たいまでら)
駅から門前町を歩いて15分、当麻寺です。
国宝の本堂前から右に折れて登山口に向かいます。
大池に映る逆さ二上山
冬鳥たちが沢山来訪中
大池から少し上がったここが登山口への誘導路
古墳を登ると・・・・・
厳重に石棺が保護されてます。
ここを左から巻くように進むと・・・・・
登山道へ・・・・・・
すぐ最初の分岐は右前へ(まっすぐの大岩方面へは行かない)
意味不明のこの板は?
手摺りまで付いてるので一応通りましたが、先の数段の階段でもいいと思うのだが・・・・・作成者の意図は?
歩きやすい道が続きます。
少々きしむ橋(わざと揺らさないでね、折れそう)
竹のベンチの所でトトロのお出迎え
ほどなく竹藪トンネル・・・・
映画ではメイちゃんがこのトンネルを抜けてトトロと出会う・・では?
やっぱりメイちゃんが入らないと雰囲気が伝わらないんじゃないかと・・・・
仕方ない、ちなみにモデルはわたくし(笑)
思ったより長いトンネルでした。
トンネルを抜けると見晴らしが・・・・・
今日はかなりもやってます。
気温もこの時季にしては高いということか。
ここでもトトロと猫バスが。。。
どこの誰だかこうして登山者を楽しませてくれてありがとうございます。
一段登るとみはらし坂
奈良盆地が一望ですが・・・・・・チョト残念。
ここからが問題だ。どこをどう行けばいいのか?
ま、とにかく上へ上へと行けば何とかなるはず。
枝道も多いです。たぶんどの道でも頂上には出る様な気がするが、取りあえずはしっかりした踏み跡を辿ります。
GPSではこんな感じで・・・・・・
どうやら雄岳と雌岳の間に出そう。
はい!出ました。
雌岳に向かいます。
ここまでは数人しか出会ってなかったが、ここからはたくさんの方が歩いてます。
馬の背でトイレを済ませ、沢山の方たちと雌岳への階段を上ります。
雌岳山頂474m
気温は15度もある。
頂上付近は広いので沢山の方が昼飯タイム。
ドドンと葛城山が目の前に・・・・・
やはりガスってる関係で眺望はイマイチってとこかな。
12時になってしまったので我々も昼飯にしよう!
シートを敷いてポカポカ陽気の中昼食作りです。
本日のメニューは・・・・
メスティンでチキンライス。
各種調味料も・・・・
チキンの代わりにウィンナーを入れます。
固形燃料で炊飯です。
焚けるまでの間はおでんとコンビニおつまみで「かんぱあ~い」!
今日はこんなものも持ってきました。
こうなりゃもう宴会ですね(笑)
このお酒、モンベルのロゴ入りも販売されているようです。
なるほど、山で飲めってか( ^)o(^ )
アルミ缶入りなので手軽に持ち運びが出来ますね。
いいかげん酔いが回ってきた頃ごはんが焚けたあ~~!
でもあれ?
なんか芯が残ってますね。
で、チョット追加で火にかけて、・・・
炊き上がったごはんにバターを混ぜて、温泉卵を乗せて、粉チーズをふって
はい、おまち~~~!
もうサイコー!
これお勧めです。
あまりにものんびりしすぎて・・・・
昼寝もしたいなァ・・・・も押さえても・・・
もう雄岳はパス(笑)
下山はダイトレを・・・・
大阪方面もかなりもやもや。
ダイトレ名物階段地獄も下りは楽?
ではなかった。(>_<)
だいたいこの階段、一段一段の段差が高い!下りでもそれなりにしんどい!
たぶんこの階段を請け負った土木業者の中に山屋さんが居なかった。この段差が物語ってます。そうに違いない。
小さなアップダウンを繰り返しながら下りていきます。
振り返ると今しがたまでいた雌岳(右奥)
モチツツジは真冬でも咲いてることが珍しくない。
頂上から1時間30分で下の道路に下りてきました。
しばらく交通量の多い道路を屯鶴奉に向かって歩きます
こんだけ眺めた後・・・・・・
どこをどう間違ったか・・・・
これで奇勝奇岩は終わりなの?・・・・
奥に奥に行くも・・・・・・
ついには・・・
トトロ道再来かと・・・・
こうなりゃもうこのまま行くべと・・・・・(^-^;
なんとか165号線に出て、近鉄大阪線関谷駅に向かうのでした。
結果・・・・・・
なんだかんだと疲れました。
6時間30分
10,3km
高低差556m
たったこんだけなのに・・・・・・・
ちょっと飲み過ぎたのが堪えたかな?
しかしすっかり酔いは冷めてしまい、鶴橋でおつかれさん会(^-^;