連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
Yを迎えに車で通るいつもの四つ辻の
アパートにそって立てられた掲示板の
その裏側です。
人が一人、入れるかどうかの
隙間にあるそれは、
見ようとして見つけられるものではなく、
偶然にしても不思議な思いで、
角を曲がる瞬間に垣間見えたのでした。
路地裏に潜み、そっと町を徘徊している
ライオンのようにはみえないでしょうか?!
m
我が家の団地から下りたところは、
まだ田圃や畑の多い地域で、
農家も多い。
この倉庫には、時たまこのように
作業着が干してある。
山際の裏道の先には、
自転車が2台置いてあった。
どうやら子供が用水路で
ザリガニでも取っているらしい
初夏の日常だ・・・
Y
天気予報では曇りだったのに、起きてみると
眩しい光。
7時20分ぐらいになると
よく晴れているのに、光が弱くなってきた。
不思議な明るさだ。
日食グラスとやらは用意してなかったので、
木漏れ日の中の日食を捉えてみた。
mに白い紙を持ってもらい、庭のあちこちで
リング状になった太陽の分身を見ることができた。
この辺りでは丁度7時半ごろに
リングが完成したようだ・・・・
Y
ホウの花を撮りたいと思っていました。
ところが、ホウの花は、
大木にならないと、なかなか花をつけません。
山にある大木は、皆、花が遠くて、
接近して撮影できるようなところにはありません。
これは、たまたま可児市の外れでみつけました。
手にとってみると、その甘い香りに圧倒され・・
終わりかけの花もフォトジェニックでした!
m
菜の花は、時期的には、
もう終わりのはずですが、
きちんと整列を崩すことなく、
並んで咲いてました。
こうして、山の稜線に沿って咲き残り、
初夏の少し暑すぎる光りが、
濃い緑の山影をつくり始めると、
自然が設えた一日を、
なにごとも無く許諾しているように・・
思われました。
m
上はピラカンサ
我が家の庭の隅に枝を広げている。
放って置くと好き勝手に伸びるので
時々剪定してやらないといけない。
棘が鋭いので始末が悪いが、
花と実は魅力的だ。
下は裏山に咲くモチツツジ
花も葉も、ベタベタした粘液が
あって、それにコナラの花柄などが
くっついて、汚らしくなることもあるが
花は清楚だ・・・
Y
初夏の花です。
この花の咲くころに
岐阜では、鵜飼いが始まるのですが、
今年は、花がずっと遅れてしまいました。
鵜飼開きのときの岐阜公園では、
夜目にも白い花の下は、
甘い香りでいっぱいになります。
成長して大きく枝を広げますが、
根が浅いので、ちょっとした風などで、
すぐに倒れてしまいます。
m
先日の麦畑を撮っている近くに
鉄橋が見えた。
しばらくすると、遠くで
踏み切りの警報音。
やがて立った一両の
赤い車両がおもちゃのように
鉄橋を通っていった。
午後の時間帯は2時間に1本
ぐらいの割合でしか通らないはずなのに
こうして何かを撮っていると
絶好の被写体になってくれる。
普段はあまり感じないが
このときばかりは
運がいいと思う・・・
Y
木が成長していく過程で創り出す
いろいろな造形に驚かされます!
瘤であったり、目のような模様であったり、
枝ぶりや幹のうねりなど・・
見つけたときには、そのユニークさに驚かされ、
生きている証に思いを馳せて、
暫し時間をわすれます。
それにしても、なんと・・
艶々として大きなウロなのでしょうか!?
木そのものの造形が
風景の異形の造形となってはいないでしょうか?
m
山際に咲いていた桐を探した
帰り道、美並町の
昨年とは違った場所が
麦畑となっていた。
穂先が少し黄色くなっている。
もうすぐ麦秋の季節だ・・
Y