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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

久々の外仕事 薪は虫たちの越冬地

2012年12月07日 | 日記

12月6日(金) 晴れ  快晴   風もない穏やかな一日

朝霧も太陽が顔を出すと直ぐに消え、青空と陽の光が窓一杯に入り込む。SalaとAlgoはベッドを窓際に移してもらい日向ぼっこと決めこむ。昨夜の激しい風も収まり穏やかな一日になりそうだ。家の中の諸々に追われた日々も少ししだけ改善され、久しぶりの外仕事。雪が降ると云う暦では大雪、積み上げた薪を早く下屋に取り込まなければならない。

畑の脇に積み上げた薪、ひとつづつ一輪車に積み替えて運び込む。太い薪を動かすと必ず裏にいるのは越冬する虫たち。大概は薪を掴んで持ち上げるとゆっくりと動き出すが、ヘリヒロカメムシだけは違った。太陽の当たるところにしばらく置いて見たが一向に動く気配はない。冬眠して微動だにしたないが、このまま下屋に運び込むわけにはいかない。動かすのはとにして横の高く産み上げた薪に掛けてあるブルーシートを外すとここでも一斉にテントウ虫が動き出す。肉食系の二つ星テントウ虫の群れに草食系のジュウニボシテントウ虫がいるのが不思議だ。虫たちも越冬となると仲間意識が芽生えるのかもしれない。

井戸の脇にある南天、丸い実が少なく楕円形のものが目立つ。完熟する前に、冬が来てしまったのだろうか?未熟なものは鳥たちも啄んでも美味くはないだろう。畑の真ん中で慣熟したヒマワリ、いつもなら12月に入るとカワラヒワが群れで集まるが、今年は姿を見ない。あの賑やかな朝の囀りが聞こえないも寂しい冬になる。

 

全ての薪を下屋に積み替えたのが午後4時、この時間になると風が急に冷たくなる。明日は庭の木の手入れをする。予報では雪となっているが、予定なので天気に合わせることにしよう。

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9月の怪我 Salaは耐えて 新しい病院へ

2012年12月06日 | 日記

12月6日(木) 雪の予報が晴れ  風は強いが 暖かな一日

昨日はAlgoとドライブだったが今日はSalaを俺の軽トラで病院へ送った。送った云うのは、診察を終えたら直ぐに帰れるかと思っていたが、夕方まで検査が続くの俺だけ帰ってきた。彼はレントゲン、エコー、血液、病理検査の検体を取ることで時間がかかるので夕方出直すことにした。

8月の末に玄関脇の段差を飛び越えて左膝の怪我をしたが、いつもの病院では片足を付け根から取る!! と云うので佐久の動物病院に変えた。彼が軽トラに乗るには助手席が狭すぎて足を充分伸ばしてヨコになれない。そこで、病院から戻るときに板を購入してきたのでタタキ大工まがいに台を作った。この上に座布団を載せれば彼も安心して軽トラに馴染むようになるだろう。こう言う作業をする頃、既に太陽も山の陰に入り始め、車の所は僅かに陽が当たる。いつものジョウビタキも桜の枝先に止まるが突風が吹き付けると羽毛を逆立てて枝にしがみついていた。

夕方7時前に病院に着き、詳しく説明を聞くと、如何にも動物好きの院長と云う先生は大きなレントゲンやエコー検査の写真を前に学術的に説明をしてくれた。Salaは足の腫れによって今は足を引きずったり縮めて三本足で歩くが、手術は可能だと云う。4日後の病理検査の結果を見て相談しましょうとなった。家に戻るとAlgoは俺よりもSalaを気遣って、Salaの体中を点検しながら何かを語っている。

 

病院を変えて良かったと

上原動物病院 

http://www.uehara-vet.jp/

Salaの足は手術でしか治らないようだ

オヤスミナサイ オツカレサマ でした

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暗中模索 霧が晴れることは確実に解っているが

2012年12月05日 | 日記

12月5日(水)  晴れ 午後からは 薄い曇が張り出す やや暖かい一日

朝一でAlgoを行きつけの美容院へ送る。彼は俺の軽トラに乗るのは始めてで落ち着かない。いつもはMの車で送迎されているので、窓の高さも、車の色も外の視界も異なるためか落ち着かない。行きはシートにうつぶせになっていたが、帰りには隙あらば俺の膝を狙う。俺が一喝して拒むと情けなさそうな声を上げて懇願するように俺を見る。先日の講習会でも運転にはこころ新たに安全運転に徹底することを心に誓った。俺として、彼を膝に迎えるわけにはいかない。

美容院の送迎と云っても往復一時間、彼の散髪が終わるのは午後2時だというので家に戻った。戻れば洗濯物を干す作業や台所の片付け、そして課題とされている「農地水保全会」の役員から届いた広報誌の校正に合わせて修正をした。組織のあり方等理解していない部分があるが、暗中模索お上(農水省)のお達しのとおりの作業を進めている。文章の直しや“てにをは”を変えたり、句読点の打ち直し、標準語は正しいのだろうが土地柄というか、この地域の色がみえないことに疑問を感じるとの声。当初、創刊号は9月には出したいとされていたが、広報的なものは後回し実働が先になるのは致し方無いだろう。午後、Algoを迎えに行く途中で役員諸氏に届け、校了となった紙面の最終チェックをお願いする。発行日は1月1日となっているのでまだまだ余裕はあるが、そう思っている間に大晦日が来そうだ。

 

< 25年元旦発行の創刊号  乞う ご期待 >

Algoは久しぶりの美容院、スッキリした容姿に変わると共に、“モップ”の名を返上した。外シジミの彼はお利口サンブリッ子に疲れたのか、夕方までSalaのベッドで爆睡していた。メシ~のかけ声にSalaと共々一気に食器に向かうのだが、デザートは何かと先を見越して腹六分目にとどめる知恵がついてしまった。これもMが寝込むようになってのこと、俺が一人メシではと彼らと共にしたのがいけないようだ。

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気ぜわしさも師走だからと 心の余裕

2012年12月04日 | 日記

12月4日(火)  晴    雨    曇り  中途半端な天候

このところ朝昼夕と姿を見せるジョウビタキ、今朝も仲間を呼んでいるのか金属的な透き通る声で呼びかけていた。昨日の一日を振り返り、記録を残すことはパソコンに打ち込み、受け取った印刷物はファイルに収めた。

何かに追われているかのように次から次にやらなくてはいけないことが湧き出して来る。そのことが起こったときに処理をしていれば良いことは充分に承知している。昨日のことだが、午前中に環境フェアの会計監査を役場の会議室で開かれるので時間に合わせて出かけた。承認してハンコウを押す時間はほんの数秒なのだが、あれやこれやと30分以上もかかってしまった。一端家に戻ると忘れていたことが待っている。忘れている訳ではないが ・ ・ ・ 取り敢えずと云うのがいけない。先月25日の集落の道普請の事業報告などPCに打ち込んでいると、いつものジョウビタキが視野の中に飛び込んで来る。こうなると作業はしばし休憩となてカメラを構えるが、こちらの都合に合わせる意思はないようだ。

昼には運転免許証の書換があるので隣町の大型交番・免許センターに向かった。高齢者講習を受けた者を相手に特別に時間を区切って手続きをしてくれる。しかし、これがくせ者で高齢者扱いは免許証でなく、運転者を中心に扱っていることが解った。あんたは高齢者だよとたたみ込むように丁寧に親切に手取り足取り、己の齢よりも数倍の扱いを受けて時間短縮よりも自信喪失と云う方が正しいようだ。

昨日を思い出さないように、一日を届けられた「農地水」の作業日報を整理して、各集落で行った作業の時間計算と費用弁償の集計作業に没頭した。朝の雨から太陽が雲の間から顔をだしても、PCに向かいっぱなしで夕方を迎えた。僅かに背筋を伸ばそうと東の窓に向かうと隣の集落は半分山の陰で陽が陰っている。雲も不思議な上昇気流に隔たっているのか垂直の壁があるかのように光が閉ざされていた。

 

スポットライトを当てられても

冬色の木々は紅から茶色に変わり

陽が陰ると冷たい空気が流れ込む

暗く寒く冷たい夜が来る

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師走に入ると恒例の集落の収穫祭

2012年12月02日 | 日記

12月2日(日)  快晴    風もなく穏やか  午後には暖かな空気が広がる

師走12月に入ると山裾集落恒例の収穫祭が行われる。朝から準備に入る若妻会、呑龍会の衆が時前のドロ付野菜を持ち寄る。男性陣は外の冷たい水道で芋や人参を洗い、女性陣は中で刻む。メニューは定番の豚汁、もつ煮、特製ポテトサラダ、根菜類の掻き揚げなど豊富な食材を全て調理するのもお手の物。中でもメインとなる蕎麦は地元産の蕎麦の実は粉にするには間に合わないと町内の南部のものを利用した。コネ方、伸ばし、斬ると三拍子を得意な者が担当して、外では煮えくりかえった釜が待機した。

 

 開会は定刻どおり11時30分小さな集落ながら17世帯の各々から参加して賑やかに始まった。長老のM氏の挨拶のあと、こちらも毎回来賓として姿を見せてくれる町長の挨拶に続き、町の今を解りやすく話してくれるのが嬉しい。

こう言う賑やかな年中行事にも合理化を図ろうと云う意見に従って、早朝からゴミステーションの大掃除とビンやカンを改修するカゴも綺麗に洗った。手の空いた者は集会所のガラス掃除、倉庫の片付けなど今までは暮れにやっていた大掃除も前倒しで収穫祭の行事となったことに違和感はなかった。

宴たけなわになって少し落ち着いたところでBINGOゲーム、役場の地域担当職員の方から提供された品々や各家庭から持ち寄ったものでクリスマスが来てしまったかのような大賑わいで予定より30分も越してお開きとありました。

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満を持してと云うと大げさだが 鹿の被害はゴメンだ

2012年12月02日 | 日記

12月1日(土)  晴   雪   晴れ  雪 本格的な冬の到来

昨夕入荷した鹿進入防止柵を待ちに待った各集落の活動部隊が午前8時に動き出した。柵となる網の幅や材料の太さなどを手で触って確認しながら「シカはこんなものバラバラにするでぇ~」「だれ~ こんだぁ~頑丈だに」とか思い思いのことを話しながら軽トラに運び込む。俺が夜なべをして作った手順書なるモノは彼等、ベテラン諸氏には必要ないようでパイプの継ぎ手や頭に被せるパーツは全て彼らの頭と心に入っているようだ。

軽トラに積み込み準備が整ったところに、さっきまで陽がでていた空に黒い雲が押し寄せたと思ったら雪がちらつき始めた。雪と云うよりはアラレ、パチパチとコンクリートに落ちて跳ね上がる。活動部隊は一瞬躊躇しながらも直ぐに止むだろうと山に向かって車を出した。

予定の2グループに追加の1グループの積み出しが終えたところで俺は朝飯も摂るために自宅へもだった。雪は更に激しくなり辺りがぼやけるくらいの降ったかと思うと直ぐに止んだ。辛夷の冬芽に雪が乗るなかいつものジョウビタキはスイースイーとグラスの縁を濡れた指で擦るような音で啼いている。見ていると左右上下に首を振りながら、鳴き声がダブって聞こえる。近くに仲間がいるようだが俺が眼を懲らして探しても見つからなかった。

午後には明日の収穫祭に使うそば粉に小麦粉を2割混ぜる作業をした。1回に600グラムとなるように粉を合わせ袋にいれる。夕方には雪になると云う情報から、直ぐにホームセンターに走り、ブルーシートを入手して鹿柵の資材を被った。網は凍り付くと始末が悪いと聞いていたが、雪が降り積もってしまえば運び出すのにも往生するだろう。

一日を鹿柵に追われてしまったが、活動部隊はなんとか作業をしたそうだ。資材がもっと早く9月10月頃までに入っていれば ・ ・ ・  寒さに泣き言が出るのは少々女々しさ(死語)を感じないわけにはいかない。 

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