6月14日(火) 晴れ 朝靄も直ぐに太陽のまぶしさに消えた 夏日
梅香卯木のてっぺんの葉にテントウムシを見つけた。先端の若葉にはアブラムシが着いて、あまりひどいなら木酢液でも噴霧しようと思っていた。しかし、自然界の天敵であるテントウムシが来ることに掛けた。周りを見ると黒地に紅い水玉、それも大きな赤が二つ小さな赤球が五つくらい見えるヤツだ。足下には沢山のアブラムシが見える。
ここでもアブラムシにテントウムシが近づくと蟻が間に入る。蟻はアブラムシがだす甘い汁をもらう共生の関係にある。
覗き込むように見ると葉の上側では別のテントウムシがアブラムシを補食していた。しかし、アブラムシの護衛には蟻がその役目を担っているがそのスキをついているようだ。
テントウムシも上から見ると可愛い姿をしているが、正面から見ると大きな顔と目、しかし、これは見せかけの白目に黒い目玉模様を描いた頭部、先端には猫の鼻のような△模様を表しているもの楽しい。
虫取りの攻防は人間から見れば殺虫剤を吹きかければ直ぐにアブラムシは死んでしまうことになるが、テントウムシも死ぬ。次に、虫たちは野菜や他の植物にうつるだけ。アブラムシははトマトやナス、バラの花にも着くようになる。また、オレンジの地に黒の水玉模様のテントウムシは害虫としてジャガイモやナスの葉を食う。害虫と云えども自然界の生き物、虫たちの生き様をしっかりと監視して俺に任せろと云わんばかりに、金色の目の縁を持った雨蛙が近くで見張っていた。
午後は入院している友人を見舞った。ご当人は重い名の付く病に晴天の霹靂。一年のうち100回を越すゴルフで培った体力にモノを云わせ克服してくれるだろう。今日、移ったという病室でも落ち着いた様子、初めての病院暮らし、何事も経験と自負していたが、タオルに透けるその文字は「妻への詫び状」と読めた。
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