田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

おかしいと思った やはり 日本アナグマ 里山の主なのだろう

2011年09月20日 | 日記

9月20日(火) 雨   一日中降り続く 夜は更に激しく降る

2010年9月28日のブログにハクビシンと載せた写真に疑問を持っていが・・・
日本アナグマと云い日本固有の動物だと判った。


つい最近のことだが、俺が出かけるときに急いでいたので軽トラでいつもの水路の急カーブを勢いよく廻った。下り坂なのでエンジンの音よりもタイヤのきしむ音がした。右側を見るとタヌキらしきものが道路の隅に横たわっていたが、時間がないので帰って来たときに片付けてやろうとそのままにした。

ところが、その後集落の人に聞いてもだれも片付けていないと云うのだ。俺が家に戻ったときは明るかったので、他の獣が食ってしまったことはない。タヌキ寝入りと云うが、実際にタヌキは死んだ真似はしない。しかし、日本アナグマは死んだ真似をするという。昔話にある「獲物として捕まえたタヌキを置いて置いたらいなくなった」と云う話、あれは日本アナグマだと云う。

尻尾を見るとハクビシンは猫のように細くて長い、しかし、この日本アナグマはカモノハシ?のように平らで短いのだ。

アナグマと云う熊のイメージは前足の爪を見ると確かに熊だ。鼻は赤く目はグレーに見える。

この前足の爪で山の樹の根や笹の根をいとも簡単に切り刻んで巣穴を掘る。雨が降った翌日は彼が掻き出す土の量は相当なもので、俺がスコップで戻そうとするが体力が続かないほどだ。

なんとなくおっとりして動作もゆっくりと動く、危険を察知したときは素早く逃げるのとは反対に“擬死”をとると云うから悠長な話だ。

かちかち山のタヌキと同じ古来から日本の里山に住み、巣穴を掘って冬眠をすると云う。我が家の裏山ではこの夏、笹を切り開き雑木を間伐した。そのときに幾つもの巣穴が現れたのには驚いた。

動物園にいるようなモノが、同じ地域で普通に生活をしていることを考えると嬉しくなる。近頃は獣害が農作物に及ぼす影響が多すぎると云われるが、彼らが棲むぐらい余裕がほしいものだ。 

山口県ではレッドデーターブックに載る貴重種だそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%9E

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