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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

田舎の要 神社と消防と野の花

2012年06月10日 | 日記

6月10日(日)  晴れ   涼しさを感じる  梅雨入りしながらも晴れ

8時に山裾の集落にある神社へ向かう。この神社歴史は古く寛政7年(1795)に建立された記録が残されている。諏訪社とされる本殿と裏にあるのは更に古い、熊野権現の関係する水の神様十二社の祠がある。来週の日曜日に執り行われる水神様の神事に備え、今朝は地区(五つの集落が集まって区を形成)の役員で境内の草刈りと、社殿の掃除をした。

草刈りも肩に掛ける刈り払い機と手押しの自走式協力草刈り機での作業だが、刈る草と花を楽しむ草とを分けての作業はたいへん。気がつくとこれから花を着ける首を飛ばしてしまったり、この花は何か?などいろいろ難しさもある。それでも、「オカシナ笹がある」の声に近寄るとアマドコロ、葉の裏を見ると白い花が付いている。春先には菊咲きイチゲが一面に咲く境内、地域の宝といたい。

 

神社の作業は2時間で終えて、次は通学路の草刈りに場所を移した。イネ科の草が多く、丈が長くなったものは草刈り機に絡みついていけない。それでも、12時には全作業を終えることができた。休憩なしでの一気の作業は少々身体に応えるが、俺の草刈り機にフケが悪く、草の勢いに機械が負けた。

昼には家に戻るもの、ネット購入した香草の苗を植えるのも痺れる手で覚束ない。昨年の天候不順というか極寒の日が続いたことで、カレープラントが枯れてしまった。また、甘草ステビアもいつの間にか消えてしまったことで、庭仕事の合間のハーブティーに甘味がないのは寂しいと買い足した。Herbは草と翻訳されれば、何も買う必要はなかろうと思うが、精々鹿に食われないようにしたい。 

夕方は区の集会所で消防団の祝賀会への出席ということで役員揃って参上、彼らは日々の消防操作訓練やラパ吹奏の練習の成果を昼の大会で優秀な成績を収めたと報告された。彼らの活動は夜間地域の見守りと定時の半鐘による火災予防。これらの活動は寒さの厳しい冬の夜空に半鐘の音が遠くから聞こえるのは田舎暮らしの至福を感じる。ラッパの練習も鎮守の杜がミュートとなって不協和音を消し去った爽やかな響に換えてくれる。これを耳にするのも田舎ならでのことだろう。

一日が地区の奉仕作業で明けて暮れた心地よい疲れ

エンジンの振動を手のしびれが記憶を呼び覚ます

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