9月11日(火) 曇り 激しい雨 一日中 降っては止むを繰り返す
草刈りとストーブの薪の積み替えを予定していた。朝からドンヨリと重い曇が垂れ込めていたが、午前中は雨が降らないことになっていた。昼飯も前、仕度しようかと思っていると激しく打ち付けるような雨音がしてきた。早い。予報を遙かに早まる雨、草刈りは兎も角として、薪の積み替えは急ぎたい。一時の激しい雨も直ぐにあがり、外にでると石積みでは雨がる前は乾いて生気を無くしていた五色ドクダミが赤みを取り戻し、溜まった雨水にその姿を落としていた。
薪を積み上げたところを見ると右側の方は蜂の出入りはないようだが、手前の低い方は下から盛んに飛び出している。しかも、黄色くないところを見ると地バチだろうか?ソノスジの人たちが聞きつければ直ぐにでも摂りに来るだろうが、俺には興味もなく、彼らの季節を安全に通り越させてやりたい。石積みのところでは小指の先ほどの小さな雨蛙が石を登り初め、危険が潜んでいそうな苔の生えたところをどうするか思案している。再び雨が降り出したが、、彼はジッとしてアゴだけをヒクヒク動かす。突然雷が激しく鳴るとその音と同時にユキノシタの葉の裏に飛び込んだ。どうやら雨蛙は雷が苦手らしい。
この天気模様では外仕事をあきらめて、机の上の整理と任されている同好会の文書や会報の原稿整理をした。300字でお願いしている原稿に450,590などと文字数関係なく原稿を送ってくる。しかし、読んで見ると確かにその文字数の方が理解できるし、内容にも深味が増す。そうなれば、会報のページ数を増やせば解決は簡単だと云えるが、A3表裏中折りの4ページの会報にページ数を増やすとなると製本が難しくなる。6ページ、8ページの会報となると原稿集めだけでも大変だが、4コマ漫画やシリーズ物が載せられる。作る方は楽だが今度は読む人と原稿をどのように埋めるかが多きな課題となるだろう。
午後に藤沢集落へ行くと 其処では 稲穂が既に頭を垂れ始めていた