8月25日(木) 夜中には激しく降る 一日中 断続的な雨
この所 連日雨、夜中に降り朝に止む、そして午後から雨、断続的に雨期のような天気が続いている。しかし、少しでも動けば湿度の高い空気が身体に纏わり付き汗がでる。
中途半端な季節だが、自然界では秋に衣替えを始めていた。庭のシュウメイ菊も初めての花はピンクのものだった。まだ完全に開いてはなく、雨に打たれるのを避けるように中開きとでもいうのだろうか。
遅めの午後には東側の荒れた草むらでは葛の蔓でモズが雄叫びを上げていた。モズは枯れ木で ・ ・ ・ と云うには季節が早く秋が近づいていることを察して縄張りを意識し始めたのだろう。
桔梗は秋の花と云うイメージがあるが、既に花は終わり花びらが落ちた代わりに、未だ色つきがたりないアキアカネがとまっていた。
朝方、まだ夜明け前のことだが、猛烈な雨音で目が覚めた。雨が屋根に落ちる音よりも、東の草むらに蔓延る葛の葉にあたる雨音がバサバサと激しく響いていた。日の出時刻には東の空は明るいが相変わらず雨は激しく降っていた。
午前中は9月4日に行われる町の防災訓練に伴う、災害ボランティアセンターの炊きだし訓練の打合せに出かけた。社協の職員も入れ替わっていることもあり、初心に返り準備を怠りなくして、災ボラセンターに登録している町民と、しっかりやろうということになった。
家に戻ると12時になっていたが、再び雨が降り出してきた。庭も白のムクゲの花だけがめだつ、地面を見るとだいぶ草が伸びてきた。午後の予定、草刈りはオアズケとなってしまった。
昼飯を終えて、北側の部屋の窓から裏山を見ると、クルミの大木に沢山の実(胡桃)がなっている。この木はオニグルミで房状に実がつくのだが、ほとんど虫にやられている。中央の三つ重なった実を見ると、何かがいる。
レンズで近づけて見るとアマガエルだ。しかも、しっかりと目を据えている。
胡桃を守っているのか、下に降ろしてくれるのを待か ・ ・ ・ しかし ・ ・ ・ ここへどうして登ったのだろう?
大きな蝶を餌にしようと飛びついたところ、身体ごと持ち上げられ胡桃の木の上まで運ばれてしまったのか?
絵本にあるようなことだが、空飛ぶカエル 不思議が一つ増えた