田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

年度末という ありきたりだが 決算と事業報告

2011年03月25日 | 日記

3月25日(金)  曇り  薄日がでるが 冷たい風 中途半端な一日 

このところ関わっている趣味の団体や、集落の事業の事業報告と収支決算に明け暮れていた。それにも増してボランティアの集合体『町民活動センター』の事務処理も慌ただしくなった。

事業報告が必要なのは趣味の団体では「環境学習教材の整備」と集落の「続・地域の食文化伝承と創作」、これらは年間の事業計画と予算書を提出し、補助金の申請をする。これは昨年から町内の趣味の団体にも交付が為されるようになった。

たてしなエコ・クラブでは「生ゴミの堆肥化」「JAの有線放送でエコ番組を制作放送」「児童館での環境学習」また、アースデイや、環境フェアなど町内外のイベントや独自の活動を展開している。その中でも太陽光を熱源として料理を作るなどは既に会員がソーラークッカーなどを持っているのでよいが、値が張る、エコ発電の実証実験に使う道具がなかった。これらを活動の課題として、予算を組み申請が受理されると購入して実際に活動することをレジュメにまとめて事業報告とする。なんとか、事業報告ができ、経費の75%が交付されるようになった。報告書が受理され金額も75000円の満額(75%)が交付されるという。

また、集落の『続・地域の食文化伝承と創作』事業は、前期は「安心安全な遊び場整備事業」として、集落の手作り公園の池の柵をつくり、周辺に植栽を施す事業を行い、9月には支援金の支払いを受けた。また、後期は、昨年に続き、集落の中年世代50歳代の人でも、親が作ってくれた食を懐かしく思うが、その作り方や料理の名前を忘れているということから、昨年は『蕎麦打ちとそば粉を使った料理』今年度は大豆を使った豆腐作りを計画したが、集落の大豆畑は全て鹿に食われ全滅だった。麦は冬に青葉を食われたが、7月の収穫はできたので急遽事業内容を変更しうどん作りとキビ団子などを作った。

こうして『立科町がんばる地域支援金』で目的に合わせた機材を購入することができた。しかし、集落の方は資金があるからよいが、エコクラブなどは購入した代金を誰かが立て替えなければならない。購入した時点で報告書を出すわけにもいかず、当初の目的が達成し、成果を報告書にして提出しする。その後、審査が通るまで半月くらい、購入してから5~6ケ月は費用を立て替えていることになる。

 町独自の事業で、我々にとっては嬉しい事なのだが、資金面でだれが立て替えるの?って云うことから申請に踏み出せない団体や、申請しても辞退することになってしまう。確かにこの事業を受けることで小さい事ながら元気になることは確かだ。自分たちの企画を形にする充実感と満足感、まさにボランティアそのものだと思う。

詳しくは立科町HPをご覧いただきたい。http://www.town.tateshina.nagano.jp/shisaku/157/001213.html

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