きのむくままに

或る日の出来事

文楽 「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」

2014-03-08 | Weblog

 

毎年地方でも開催される「文楽 地方公演」が今年も開催され 楽しみに出かけました。

ぎりぎりに会場に着いたのですが

ロビーで 文楽人形との撮影会で賑わっていました。 

                                  

          人形遣いの方と人形だけが撮りたかったので・・・          今回から「字幕」がつきましたが それに気を取られてると

                                                   せっかくの舞台を観そびれたり、太夫のを聞き逃したり・・・

                                                              

    

           

                   明石船別れの段                              笑い薬の段

 曽次郎と再会を喜び合い、 もう私を離さないで連れて行って欲しいと抱き付く深雪

 

                 

   を弾きながら夫を慕う気持ちでいっぱいの朝顔が歌ったのは・・・

                            そうあの歌でした  

                   

                                                                       大井川の段                                                                          

深雪が嵐を衝きやっと大井川に辿り着いたとき、駒沢たちは既に川を渡ったあとでした。


川を渡って追いかけたいものの大井川はにわかの大水で「川留」となっていました。またもや、すれ違いです。

この芝居は「これでもか、これでもか」という感じで二人を引き裂くのであります。

 絶望した深雪はここを三途の川と定め、身を投げようとします。

奴の関助、宿の「徳右衛門」が追いついて深雪を抱き止めます。関助はやっと深雪に巡り合うことができ、乳母の浅香の行方を訊ねます。

浅香が亡くなったことを伝えていると傍で聞いていた徳右衛門がいきなり自害しました。

 なんと徳右衛門は浅香の父親で、昔は秋月家に奉公していたのでした。

深雪は恩ある主人の娘なので甲子歳生まれの自分の血で深雪の目を治そうとしたのです。

深雪の目は開き、再びこの世を見ることができるのでした。

                                                                                                                       ※ 参考資料はネットより引用

 

 一途に慕う深雪、またもやすれ違い   

 

コメント
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