きのむくままに

或る日の出来事

初夏の京② 三船祭

2011-05-25 | Weblog

 

 

 

京都駅の 観光案内所で 

嵐山の「三船祭」が開催されるとの情報を得て出かける。

嵐山には何度も行ったけど 「三船祭」は初めてなので楽しみです。

 

 

 

                                  

 

 

       

 

 

三船祭 についてインターネットで調べてみました。

  三船祭は、昌泰元年(898年)長月21日、宇多上皇が嵐山に御幸の際、大堰川 で御船遊びをしたことが始まりとされています。
 

その後のたびたびの御船遊びで、詩歌、吟詠、管弦、舞楽など様々な御遊びがあったことにより、昭和3年車折神社では御大典を記念して、「三船祭」が始められました。その後に、例祭の延長神事として、現在のように5月第3日曜日に行われるようになりました

 

「三船祭」の名前の由来は、白川天皇が行幸の折に、「和歌」「漢詩」「奏楽」に長じたものを3隻の舟に乗せて御舟遊びをされたといわれていることから「三船」とされています。
現在の「三船祭」では、御座船を先頭に20数隻の船が、嵐山や渡月橋上流で優雅な様をみせてくれます。

     今様船

   大堰川で舟遊び

      

 稚児船

 
御座船を中心に、竜頭船は管弦船に、鷁首(げきす)船は献茶船となって奉納し、次いで詩歌、長唄などの船が順次奉納を行いながら、王朝時代さながらに優雅な舟遊びが再現されます。

 

   

 

   扇流し
 
三船祭りのメインイベントは、なんといっても足利尊氏の故事にちなんでの扇流しの行事です。
昔、足利尊氏が嵐山近くの天龍寺へ参詣の折に、お供の童子が誤って川に落した扇が川面を流れる優美な様をご覧になって大層喜ばれたことから、それ以後天龍寺参詣の際、お供の人々が競って扇を川に流したといわれています。
この祭礼に向けて公募から選ばれた「平成の姫君」や舞妓、芸者さんの「扇流し」が優雅に繰り広げられます。川岸では、この扇を受けとろうと、芸事の精進ご利益を願う人たちでにぎわいます。

 

                  

 扇流船

 

の頭部のデザインと、〔ゲキ〕の首のデザイン。

鷁とは鵜に似た白い大型の水鳥で、風に抗って逞しく飛ぶ。

龍頭と並んで、あらゆる艱難辛苦を乗り越えて旅を貫徹させるイメージから、船の守り神として船の舳先にその像を取り付けた。

「道開き」(開運)にも通じるものである。

 ちなみに鷁首は「ゲキシュ」と読んでも正解であるが、古典文学では基本的に「ス」に読ませる。

これら龍頭鷁首は2艘1セット用意され、「端午の節句に競争させたりした。

そして天子の乗る船にはこれらが彫り付けられて旅の安全が祈念された。

やがて日本に伝わって後は、宮廷貴族たちが池などに浮かべ、楽人に音楽など奏させる遊びに専ら用いた。

 

                   

               御座船前に それぞれの船が進んで

 

 

 

 

 

 こちょうの舞

 

 

飾り付けのない船 乗っている人も 洋服姿

一人はせっせと水の換え出し作業!

何隻もあったこの船はなに???

 

藤の花を飾った牛車 

思いがけず 宮廷貴族の舟遊びの再現「三船祭」を観ることが出来 ラッキーでした。

 

しかも 茶店で

テレビによくお見かけする「所先生」がお隣席にいらっしゃって 驚きました。

皇室関係のことにとっても詳しくて 賛同できるご意見を述べられ 大ファンの方ですが勇気がなく、お声はかけられませんでした。

 

川辺のお食事どころの メニューサンプル ぜーんぶ「ちりめん」で作ったお店がありました。

 

 

 

 大堰川おおおお 大堰川の流れは前日までの大雨で水嵩も増し 流れも激しい

その川で見つけた

鴨?三羽が飛び廻ったり、水で遊んだり ずーっと一緒 きょうだい?かしら

 

青鷺も獲物物色中か?

     

 

 

 

翌朝の新聞記事

 

 

コメント
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