日々好日

さて今日のニュースは

自民党総裁戦は?

2008-09-03 09:14:15 | Weblog
孤立無援の福田首相力尽き放り出し辞任、無責任の極めと散々叩かれて居る。
非情の様でも、一刻の切断が許されない政治の世界、次の総裁選挙に話の展開が
移って居る。
はやばやと自民党総裁選は、告示10日、投開票22日と総裁選のスケジュールが決まった様です。
これは民主党の8日告示、21日投開票の代表戦を意識しての決定と思われます。
そして自民党総裁選本命の麻生太郎幹事長が早速立候補表明した。
三度目の挑戦です。今話題は初の女性総裁として小池元防衛相を立てるか?   
人気のある美人代議士、野田消費者担当相を立てるか?
それとも党金融問題調査会事務局長や党税制調査副会長を務める毛並みの良くて、
若い石原伸晃氏を立てるか?
財政再建派からは、与謝野経財相擁立や谷垣国交相等が噂されて居るが、自民党
総裁選では、全然話にも上がらなかった人物を総裁に決めると言う裏技が有るので、決まるまでは予測がつかないと言うのが真相の様です。
自民党総裁選は22日の両院議員総会で、国会議員387票と都道府県連の3票の141票、合計528票の投票結果で決まります。
いずれにしても20日後には結果が出ます。
処で、マスコミは財政運営で判りやすい解説をつけて呉れて居ます。
総裁選と合わせて見ると大変興味深いものです。
まず経済成長重視、増税より歳出削減を、霞ヶ関埋蔵金の活用をと言う上げ潮派。
経済成長と財政健全化両立、消費税率10%アップ、埋蔵金は無いと言う増税派。
財政再建より財政出動優先、2011年黒字化目標先送りし、株式配当を非課税に
と言う積極財政派。の三つの派があります。
上げ潮派と増税派は基本的には小泉前首相の流れで、積極財政派と呼ばれる麻生
さんとは対局に位置します。
構造改革行革推進を叫ぶ上げ潮派の中川元幹事長が押す小池、石原候補が居ます。
増税で財政再建優先を云う増税派で噂が出て居るのが、与謝野経財相や谷垣国交相です。福田首相もどちらかと云うとこれ派に属して居ました。
景気対策優先、バラマキや赤字国債発行もやむを得ないと云う麻生幹事長、緊急な
景気対策を云う今一番望まれて居る候補かも知れません。
何れにしても、帯に短しタスキに長しのどの方も余りパッートしない気がします。
小池氏は防衛相の時、事務次官人事問題で簡単に辞任した経緯があるし、野田氏は郵政復帰後1年も経ってない状況です。
麻生氏にいたっては若者には人気があるかも知れないがあの軽さ、失言癖からみると一国の首相としては如何かと思われる節もあります。
それに財政再建は日本経済の命題の筈、目の先に迷い大筋を見誤る危険はないか?
与謝野さん谷垣さん、高村外相では、余りにも地味すぎて国民の人気の点では  イマイチどうかと思われます。
国民生活に密接に関わってくる事ですが、我々国民は自民党内の総裁選には関われないので、あとは衆院選を待つ外は手立てがない。



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