手づくり漆器 ~うるし うるおい うるわし~

鳥取の漆職人がお届けします。

3月になりました

2012-03-01 07:56:49 | Weblog
3月。春を実感する月・・。

しかし、今年は違います。 3月11日。午後2時46分。 あれから1年が経ちました。

この一年は、ほんとに長かったように思います。

今でも、津波に押し流されていく家々や車の場面が目に浮かんで来ます。

この間、故郷を悲しい思いで離れなければならなかった多くの人たちがいます。

鳥取市にも、8世帯22人の福島県から移住した方々がいます。

鳥取市と郡山市は姉妹都市締結をしています。

その関係上、郡山市に鳥取市も多くの人材物資両面で支援をしました。 これによって、両市の絆は強く結ばれるようになりました。

鳥取市立小学校と郡山市立小学校の間にも、強い絆が結ばれました。

この数年間、互いの小学校同士が夏休みを利用して交流をしてきました。 昨年は、具体的な互いの交流ができませんでしたが、鳥取の小学校全校が、「命のメッセージ」として児童ひとりひとりの励ましの言葉を書いてパネルにして贈りました。

ほんとに良いことをしたなあと思いました。やはり、その心は郡山の小学校の皆さんにきちんと届いたようで、大変元気をいただいたと感謝の
言葉をいただいたようでした。

その後、郡山の小学校から感謝のメッセージが、きちんとパネルに収められて贈られてきたのが、美保南小学校校長室に飾ってあります。






最近、小学校の音楽の教科書にのっている、坂本竜一 作詞作曲の「ビリーブ」が歌えるようになりました。いい歌ですね。

 ♪ もしも だれかが 傷ついて 倒れそうになったときは かならずぼくが 君のそばで 支えてあげるよその肩を・・ 世界中の希望のせて この地球は 回ってる ・・・・・・

 ほんとに涙が出てしまいます。

この地球も、ほんとにこのようになるといいですね・・。

 ちなみに、鳥取男声合唱団のなかのエルダーブラザーズ(22人)は、2月20日に 美保南小学校で演奏会をしてきました。




  演奏風景です

震災後、美保南小学校では一貫して震災で苦しむ人たちのことを思ってきました。 

このビリーブは、心にしみる歌として永遠に魂に刻み込まれることでしょう。






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