「良かった・・。」「家は流されてしまいましたが、生きていただけで・・もういいです・・。」
助かって抱き合う家族。子供を抱いて、泣きながら応える主婦。
こちらも泣けてしまう光景・。瓦礫の中からの奇跡の生還も数多くあった。
日がたつごとに、不明者の安否も困難になってきている中で、ただただ無事で帰ってくることを祈るばかりだ。
陸前高田市は、壊滅してしまった。南三陸市も大船渡も大槌も気仙沼も宮古も・・・。
鳥取敬愛高校の小山富見男先生は、かつてこの周辺を研究のために訪れたことがあったと言う。
鳥取ゆかりの人が住んでいるというので、電車やバスを使って移動したと言う。
宮古市に行った時、見上げるほど高い塀を見て驚いた。「これはなんですか?」「これは
津波のための防波堤です・。」小山先生は、その時感心したと言う。分厚い壁で海岸線が
護られていた。
この聳え立つ防波堤を乗り越えて、巨大地震で起きた津波は宮古の街に襲い掛かってきたのだ!!
小山先生は、「考えられないですよ・。あの壁を越えてきたなんて・・」と変わり果てた
宮古の街を思い出しながら話されていた。
また、福島県の浜通り方面にも、鳥取ゆかりの人を訪ねて訪問したと言う。
それは、海岸べりに家があり、そこの人たちと会話もしたと言う。
これらのまちまちも、みんな津波に飲まれてしまったという。
「もうだめだろうね・・。」力なく話された。
1000年に一度の災害に巻き込まれたとすれば、なんと万が悪かったと言うしかない。
思いが交差する中で、ただただ誇りに思えるのは日本人の行動である。
暴動が起こるではなし、略奪が起こるではなし、きちんと並んで水や食料の配給に応じている姿は、外国から見ると奇跡的という。
「なんで日本人はこんなにきちんとしているんだ!!」と日本人を尊敬していると言う。
日本人なら当たり前に見える光景は、実は大変な事らしい。
世界最大級の災害に、財産 家族を失い、最悪の環境におかれている人たちが、理性を持って、指揮に従っている姿はほんとに頭が下がる思いだ。
そんな日本を救いたいと、世界各国から救助に来ている。ありがたいことだ。
国も全力を上げて、救出と復旧に向かって動き出している。
人は一人では生きられない。いくらお金を持っていても、大自然の力の前では何の意味も
もたらさない。 どうやったら、人の力を借りて生き抜いていくことが出来るか!!
そうなってくると、その人間の内面性が問題になってくる。
抱き合う家族の姿。家族を思い出して必死に生き抜いた生還者。
今一度、支えてくれている人たちが居ることを思い出し、自らの生き方について考えさせられる瞬間でもある・・。
国民が一致団結していけば、この国難は必ず乗り越えられると確信する。
※ 本日から始まった義援金運動に早くもご協力くださった皆様に心から感謝申し上げます。
助かって抱き合う家族。子供を抱いて、泣きながら応える主婦。
こちらも泣けてしまう光景・。瓦礫の中からの奇跡の生還も数多くあった。
日がたつごとに、不明者の安否も困難になってきている中で、ただただ無事で帰ってくることを祈るばかりだ。
陸前高田市は、壊滅してしまった。南三陸市も大船渡も大槌も気仙沼も宮古も・・・。
鳥取敬愛高校の小山富見男先生は、かつてこの周辺を研究のために訪れたことがあったと言う。
鳥取ゆかりの人が住んでいるというので、電車やバスを使って移動したと言う。
宮古市に行った時、見上げるほど高い塀を見て驚いた。「これはなんですか?」「これは
津波のための防波堤です・。」小山先生は、その時感心したと言う。分厚い壁で海岸線が
護られていた。
この聳え立つ防波堤を乗り越えて、巨大地震で起きた津波は宮古の街に襲い掛かってきたのだ!!
小山先生は、「考えられないですよ・。あの壁を越えてきたなんて・・」と変わり果てた
宮古の街を思い出しながら話されていた。
また、福島県の浜通り方面にも、鳥取ゆかりの人を訪ねて訪問したと言う。
それは、海岸べりに家があり、そこの人たちと会話もしたと言う。
これらのまちまちも、みんな津波に飲まれてしまったという。
「もうだめだろうね・・。」力なく話された。
1000年に一度の災害に巻き込まれたとすれば、なんと万が悪かったと言うしかない。
思いが交差する中で、ただただ誇りに思えるのは日本人の行動である。
暴動が起こるではなし、略奪が起こるではなし、きちんと並んで水や食料の配給に応じている姿は、外国から見ると奇跡的という。
「なんで日本人はこんなにきちんとしているんだ!!」と日本人を尊敬していると言う。
日本人なら当たり前に見える光景は、実は大変な事らしい。
世界最大級の災害に、財産 家族を失い、最悪の環境におかれている人たちが、理性を持って、指揮に従っている姿はほんとに頭が下がる思いだ。
そんな日本を救いたいと、世界各国から救助に来ている。ありがたいことだ。
国も全力を上げて、救出と復旧に向かって動き出している。
人は一人では生きられない。いくらお金を持っていても、大自然の力の前では何の意味も
もたらさない。 どうやったら、人の力を借りて生き抜いていくことが出来るか!!
そうなってくると、その人間の内面性が問題になってくる。
抱き合う家族の姿。家族を思い出して必死に生き抜いた生還者。
今一度、支えてくれている人たちが居ることを思い出し、自らの生き方について考えさせられる瞬間でもある・・。
国民が一致団結していけば、この国難は必ず乗り越えられると確信する。
※ 本日から始まった義援金運動に早くもご協力くださった皆様に心から感謝申し上げます。