手づくり漆器 ~うるし うるおい うるわし~

鳥取の漆職人がお届けします。

雪景色

2011-01-21 08:55:03 | Weblog
智頭町の智頭宿通りは、一面の銀世界である。

東北のある雪国の舞台みたいである。

屋根には、60cmほどの雪が積もっている。

昨年の夏は、思い起こしたくもない猛暑続きだった。

今年の冬は、記録的な豪雪・・。

極端な異常気象は、やっぱり地球温暖化現象によるものだろう。

とにかく何が起こるか分からない時代だ。

1月17日は、阪神大地震の日であった。

あの時、今でも思い出す。 午前5時ごろ、ぐらっときた。目が覚めた。
「地震だ!!」思わず声を出した。暫く揺れた。

すぐにテレビをつけて、地震情報を見た。暫くして地震情報が流れてきた。

神戸に地震!!「ええ!神戸???神戸って地震があるところだっけ?」
ふっと涌いてきた思いだった。何百年も神戸周辺で地震と言う記録は聞いたことが
無かったからだ・・。

8時 9時と時間がたつにつれて、被害の大きさが報道された。「うわ~~ 凄い!!」
映像に映る被害状況は甚大なものであった。

鳥取駅は、それから大混乱をした。山陽周りの交通機関がストップ。山陰回りの交通機関に頼らざるを得なかったからだ。JRも道路も全て山陰回りになった。

これが、覚えている記憶である。

今まで起こったことが無いことが起こる時代。

大雨 干ばつ 豪雪 洪水 地震 火事 有事のことを思って準備をしておかなければならない。

 智頭の雪景色、とても幻想的です。是非行ってみて下さい。