怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

ガリレオ女の逆襲

2009年03月06日 | Weblog
<3月5日(木)>

夕方、街角のカフェを横切るときに聴こえたピアノ。
道行く人に向けて設置された入口のスピーカーから流れてきた生演奏は桑田佳祐のナンバー、♪『明日晴れるかな』。
残念。天気予報によると、どうやら1日雨らしいよ。

初陣、原ジャパン―――。
テレビに映るはWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)。日本が中国と戦っている頃、怪人クンの手にはケータイが。ピコピコ、指を動かしているところへ電話だ。
ディスプレイは瞬時にして女の名前に切り替わった。慌ててプッシュ。おそらく、彼女にはメロディーコールの音楽が聴こえぬままだったろう。
『もしもし』
グミかと思えば、怪人クンの耳に届いたその声は意表を突いて…。
き、キミは。〝なんちゃって柴咲コウ〟じゃないか。
『へへへ。ねぇ、今夜は飲みに出てる?』
「いや、ウチだけど」
『そうなんだぁ。またお店に来てね』
「ムフフ…」
30秒あるかないか。短時間で会話は終わった。

現在の怪人クンはフリー。次なる停車駅を求めさまよう旅人だ。
ということは、あの店のキャバ嬢すべてが指名レースにエントリーしてもいいわけだ。アンドレ、じゃなかった。オスカルもしかり。もちろん〝なんちゃって柴咲コウ〟にも、いくらでもチャンスはある。ただ、このところの積極的なメールによるアプローチからグミが最有力に浮上していたのはたしか。一歩も二歩も、彼女がリードしていた。
よし! わかった。あの電話を〝なんちゃって柴咲コウ〟の参戦表明と怪人クンは受け取った。ガリレオ女の逆襲だ。
果たして今宵の一発で、グミの独走に待ったがかかるのか?

そうはいってもまだまだ。グミ優勢は揺るがない。なぜなら、彼女はドレスを脱いでいる時間も連絡をくれる。対して〝なんちゃって柴咲コウ〟は、キャバ嬢のフィールドから誘いをかけてきたにすぎない。この差は大きいよ。
何事も積み重ねに勝るものはない。常日頃からコツコツと、相手との関係を築いていく。とくに怪人クンは、そういうものを重視する。
けれどもどんな方法を用いるかは、彼女たちの性格によるところだ。お任せするよ。
じっくり詰めるも良し。イントロは省いて、いきなりの本題。最短距離から仕掛けるも良し。
あなたなら心動かされるのは…どっち?


※イチロー(写真)、5打数ノーヒット…。う~ん、早く気持ちのいいバッティングを見せてほしいものですね。がんばれSAMURAI!