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きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

きのこ旅・2

2010-10-01 18:59:57 | きのこ
2泊目はきのこ会の方達と別れ、きのこ好きさんと二人で乗鞍高原へ移動、途中キャンプ場などを観察しながら乗鞍高原の宿に到着。きのこを始めた頃(7年前)泊まった事のある宿である。月曜日とあって二人の貸切だった。硫黄泉の露天風呂も貸切。湯で疲れを癒したあと広い食堂の片隅でたった二人で乾杯!!他には誰もいない。


アカバシメジ Mycena pelianthina (Fr.)Quel


Hygrocybe sp.

斜面の高い所に発生していた。カメラが届かないので低い位置に移動してお手植え
洞察力のある方は、傘のきのこ虫たちの蠢きで見抜かれるでしょうね。


ミネシメジ(ミドリ色型)

「原色新菌類図鑑」「北陸のきのこ図鑑」にはミドリシメジという記述があるが、ミネシメジとしてある。中間型もあるようだ。


                   ↓ ひだ





ワタカラカサタケ


Cortinarius sp.

上のワタカラカサタケと共に最も多く発生していた。
小型のCortinarius ・・・ウスフジフウセンタケ?


ハナイグチ Suillus grevillei

           
           カラハツタケ Lactarius torminosus



クロカワ Boletopsis leucomelaena


カンバタケ Piptoporus betulinus






きのこ旅

2010-09-29 20:42:04 | きのこ
忙しい日々を過ごしている時に、きのこ好きさんからきのこ旅のお誘いを受けた。あまりの忙しさに頭の回路が切れそうな時だったので後先の事を考えずお誘いを受けた。3年ぶりの信州である。
詳しい事は何も聞かないまま現地に到着して驚いた。極少数のプライベートな観察会だと思っていたら、2つのきのこ会から20名前後の参加者がいらっしゃった。きのこ界ではお名前の知られた方達も参加されていて、皆さん初対面であったが快く受け入れていただいた。


フタイロシメジ Tricholpma aurantiipes Hongo


オシロイシメジ Lyophyllum connatum


ツノシメジ Leucopholiota decorosa



ミヤマタマゴタケ Amanita imazekii T.Oda,C.Tanaka et Tsuda


ハナガサタケ Pholiota flammans


ベニテングタケ Amanita muscaria

あるHPでお手植えがばれてしまいました。


ハナイグチ Suillus grevillei


ベニハナイグチ Suillus pictus


アミハナイグチ Boletinus Kalchbr.


ゴンゲンタケ Constrictospora japonica Yas




植木鉢と庭から

2010-09-02 20:05:10 | きのこ

Leucocoprinus sp.

観葉植物の鉢から可愛いきのこが・・・。
コガネキヌカラカサタケに似ている。根元には数mmの幼菌が頭を出していた。



二日後(今日)、数mmの幼菌は4cmに成長。右下は一枚目のきのこの残骸です。


ミダレアミイグチ Gyrodon meraliodes

庭の植え込みのレンガの間から発生。数年前はミョウガの根元に発生した事がある。

                   ↓ 管孔



コガネヤマドリと B.auripes

2010-09-02 19:35:02 | きのこ

キアシヤマドリタケ Boretus auripes

氷ノ山の観察会の時、Boretus auripes と同定されていて頭の中でずっと?マークを付けていた。図鑑では B.auripes はコガネヤマドリの学名になっている。
念の為、図鑑を開いてみたら、ちゃんと訂正していた。いつ訂正したのか記憶に残っていないが写真までコピーして貼り付けていた。
やはり図鑑はその都度開かなくてはいけないなぁと反省しきりです。

            
            コガネヤマドリ Boretus aurantiospiendens

「日本のきのこ」、「北陸きのこ図鑑」のコガネヤマドリの学名は Boretus auripes 。要するに間違っているのです。


29日観察のイグチ科以外のきのこ

2010-08-30 20:03:53 | きのこ
昨日の続きです。


Lepiota sp

            
            タマゴタケ

            
            スオウシロオニタケ


Amanita sp 1

部分的に、オオオニテングタケやシロオニタケモドキに合致しない・・・北陸きのこ図鑑のホテイシロオニタケに最も合致しているように思います。

                   ↓ スオウシロオニタケとAmanita sp 1




オオキヌハダトマヤタケ


ベニウスタケ


ホホベニタケ


今日観察したイグチ科のきのこ

2010-08-29 18:37:26 | きのこ
一年ぶりに男岳に行った。驚いた事に細い登山道だった道は舗装され、まるで様変わりしている。何故?と訝りながら登っていくと、なんと石堤が出来ていた。ヒヨドリバナが群生し、アサギマダラが飛び交っていた場所は舗装され景色が一変していた。春にはキンランの花が優しい姿を見せてくれる所でもある。こんな所に石堤を作る必要があるのか?・・・と割り切れない気持ちで沢沿いの道を登っていった。


ヌメリコウジタケ

沢沿いの道は、きのこの姿は少なかったが尾根まで登ったらヌメリコウジタケやベニイグチがあちこちに生えていた。

           
           コガネヤマドリ


シワチャヤマイグチ


Leccinum sp


アカヤマドリ


コビチャニガイグチ


ブドウニガイグチ


ミドリニガイグチ


キクバナイグチ


ベニイグチ


Boletus sp ニセアシベニイグチ ?

10m先に30cmを超える巨大きのこが・・・オオコゲチャかな?・・・と近づいてみると数本重なっていた。

                ↓ 管孔



猛暑

2010-08-25 16:54:31 | きのこ
昔はお盆が過ぎると朝夕の風が心持涼しくなっていたが、ここ数年は、夏が長く特に猛暑日が長く続く。等間隔であった春夏秋冬も夏冬が長く春秋が短いというふうに変則的になっている。今夏のように雨が全く降らないのも珍しい。当然きのこ観察も間遠に・・・・。



Rhodocybe sp ?


ヒメムキタケ Hohenbuehelia renifomis


コフキクロチャワンタケ Korfiella karnika


ツクツクホウシタケ Paecilomyces cicadae


旅の続き(西中国山地)

2010-08-09 20:16:04 | きのこ
7,8日の観察会の後、氷ノ山から直行で帰って来るのはちょっと厳しいので、途中もみのき森林公園のもみのき荘に一泊する事にした。翌日はその周辺を観察出来るというメリットがある。
しかし、もみのき森林公園も、その後に立ち寄った魅惑の里もきのこの姿は少なかった。
そのせいもあって帰宅したのは今日15時過ぎ。何と3日間の走行距離は、1,046kmだった。


Hygrocybe sp

傘の径は6mm、暗い洞の中に生えていた。


          
          ハイカグラテングタケ



ムラサキヤマドリタケ



アカヤマドリ



コショウイグチ



アメリカウラベニイロガワリ



ヒロハウスズミチチタケ



Ramaria sp


ウスタケ



長沢先生の観察会

2010-08-09 19:37:37 | きのこ
7日、8日とNさんのお誘いで、兵庫きのこグループの氷ノ山(実際は扇の山)で行われた長沢先生の観察会に参加させていただいた。朝8時半に出発して現地に到着したのは15時30分、途中の休憩を省くと6時間20分の運転、さすがに疲れた。
宿に到着すると前日から参加された方達の採取したきのこが、テーブルの上に並べられていた。16時から長沢先生の同定開始、その中から珍しいきのこをアップしました。


キウロコテングタケ


ブナノモリツエタケ


アオゾメツチカブリ


Boletus auripes

このような色のものもあるんですねぇ・・・と驚いたので・・・。


ニオイベニハツ


シロスズメノワン

Sさんが見つけられた。きのこを始めて日が浅いとの事だが、日が浅いとは思えないほどの知識を持っていらっしゃる。きのこに対する情熱が知識をつけるのだろう。私が幼菌の会へ入ったのも間接的にSさんが関っていらっしゃるようだ。


スミレホコリタケ


エビタケ


ロクショウグサレキンモドキ

珍しいきのこでは無いけれど比較的状態が良かったので・・・。




市内の山

2010-07-31 19:18:17 | きのこ
仕事やヤボ用に忙殺され、心ここにあらず状態が続いている。とにかく時間を作ってブログ更新をしないと更新の仕方を忘れてしまいそうなので、5回分の観察を一挙に更新しました。


ヤグラタケ Asterophora Ditm.:Fr.



Amanita sp

                    ↓ 切断面





シロハツモドキ Russula japonica Hongo



アイタケ Russula virescens



7月24日・菩提寺山

2010-07-31 18:55:55 | きのこ

ハマクサギタマゴタケ(仮称)Amanita sp

         
         オオオニテングタケ Amanita grandicarpa  


         
         コトヒラシロテングタケ Amanita kotohiraensis 



Amanita sp

まさか今の季節に栗が???・・・と近づいて見るとAmanita。丹波栗ほどの大きさだった。

                    ↓ 裏





ウコンハツ Russula flazida



ニワタケ Paxillus atrotomentosus

マツに生えていた。
江汐公園観察会の同定表に竹林型と広葉樹型と書いたが間違いだ。
広葉樹・針葉樹型と書くべきだった。



7月19日、香山園・大原湖

2010-07-31 18:20:46 | きのこ
合同観察会のあと希望者(10人)が集い、井口講師を囲んで当館で2日目の懇親会を開いた。翌日は井口講師と共に山口市の香山園から徳地町の大原湖へ足を伸ばし、慌しかったがとても有意義な時間を過ごした。。


アケボノタケ Hygrocybe calyptraefomis



ホシミノヌメリガサ(仮称) Hygroaster sp

うっかり、アカヤマタケ属(Hygrocybe sp) と書いていましたがヒグロアスター属の間違いでした。広島のIさんにご指摘をいただきました。ありがとうございました。



ハイイロオニタケ Amanita japonica Bas



ハイカグラテングタケ Amanita sinensis Z.L.Yang



ヨソオイツルタケ類似種



ミヤマベニイグチ Boletellus obscurecoccineus



アキノアシナガイグチ Boletellus longicollis



コビチャニガイグチ Tylopirus otsuensis Hongo



トラシマチチタケ(仮称) Lactarius sp

傘の切断面に縞々模様があり、名前の由来になっているようだ。広島のIさんが切断されて教えてくださった。



ケショウハツ Russula violepes Quel.



ヤブレベニタケ Russula rosacea (Pers.)S.F.Gray



イリオモテクモタケ

クモタケの完全型。完全型と不完全型で名前の異なる虫草に、ハナサナギタケとウスキサナギタケがある。



7月18日江汐公園

2010-07-31 17:46:57 | きのこ
きのこ観察をしたらその日の内に更新する事を心がけていたが、あまりの忙しさに手付かず状態になってしまった。取り敢えず広島きのこ同好会との合同観察会から・・・。
17日、18日の二日間、井口潔さんを講師に招いて江汐公園で観察会があった。日程的にもきのこの発生時期と重なり多くの種が観察された。


Lepiota sp


Agaricus sp



クリイロイグチ Gyroporus castaneus



クロチチダマシ Lactarius gerardii



アンズタケ Cantharellus cibarius Fr.


          
          クロアシボソノボリリュウタケ 



不安定ながら

2010-07-09 18:41:01 | きのこ
各地で集中豪雨の被害が出ていますが、こちらでは不安定ながら雨は息をひそめていますが、何時豪雨が降り出すか分かりませんので僅かな時間を作り近くの山を歩きました。


カレバキツネタケ laccaria vinaceoavellanea Hongo


           
           タマゴタケ Amanita hemibapha

近くの山でもタマゴタケが出ていました。
こちらでは、ベニテングタケを見る事が出来ませんので、美しいきのこといえばタマゴタケ・・・つい、何枚も写真を撮ってしまいます。



ガンタケ Amanita rubescens




ヘビキノコモドキ Amanita spissacea Imai



ウスキテングタケ Amanita orientogemmata




ヒメコナカブリツルタケ Amanita farinosa



シロオニタケ Amanita virgineoides



オキナクサハツ Russula sensula 



アンズタケ Cantharellus cibarius