きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

料理2品

2009-09-27 18:02:56 | きのこ料理

ムカゴ

野山はすっかり実りの秋。
秋の野山歩きの楽しみは、ムカゴ採りに山栗拾い、勿論きのこもですよ~♪


ムカゴとブナシメジの炊き込みご飯

いつもなら野生のきのこを使うのですが、今日は、市販のブナシメジを使って炊き込みご飯にしました。
サンマの塩焼きにきのこ汁、茄子ときゅうりの糠漬けを添えて・・・秋の幸せご飯です。



ハナビラニカワタケとラッキョウの酢の物

さっと茹でたハナビラニカワタケと、きゅうり、細切りにしたラッキョウと漬け汁で簡単酢の物です。

もみのき森林公園(24日)

2009-09-26 17:17:09 | きのこ
23日蒜山からの帰路、もみのき森林公園のもみのき荘で一泊、連休の最終日とあって宿泊客は私たった一人、食事はお休みとの事だったので途中のサービスエリアで夕食用の弁当と朝食用のサンドイッチを購入しチェックイン。大浴場はひとり占めでゆっくり疲れを落とす事が出来たが、夕食は、弁当を横目に購入していた壜詰めのカニ味噌を肴に、缶ビールで一人侘しく乾杯。


朝の風景


ヒメサクラシメジ

「もみのき森林公園は19日に公園主催のきのこ観察会があったのできのこは期待出来ないよ」とSさんに聞いていたので期待していなかったが以外にきのこの姿は見られた。



チャヌメリガサ Hygrophorus discoideus



Inocybe sp

傘の径、8mmの小さなアセタケ属。23日蒜山の観察会で採取されていたものと同じもののように見える。

                     ↓ 別の個体


Inocybe so



オオキヌハダトマヤタケ Inocybe fasitigiata



Entoloma sp



ハナイグチ  Suillus grevillei (Klotz.) Sing.



シロヌメリイグチ  Suillus laricinus (Berk.in Hook.) O.Kuntze



コショウイグチ Chalciponus piperatus (Bull.:Fr.) Bataille



アカモミタケ  Lactarius laeticolorus (Imai) Imaz.



アオゾメツチカブリ  Lactarius glaucescens Crossland



ウスタケ  Gomphus floccosus (Schw.) Sing.



フジウスタケ(広義)  fujisanensis (Imai) Parmasto

                    ↓ 別の個体






ホコリタケ Lycoperdon perlatum

蒜山高原(23日)

2009-09-25 18:54:34 | きのこ
合同合宿2日目は、懸念された天気も回復し絶好の観察日和になった。まず蒜山高原鏡ヶ成キャンプ場で観察、鏡ヶ成キャンプ場の観察路周辺にまかれたウッドチップ上に夥しい数のオオキツネタケ、キツネタケ、ニガクリタケ等が発生、あまりの数に写真を撮る気も失せ横目で通り過ぎた。


鏡ヶ成キャンプ場


ハタケシメジ



ツキヨタケ(幼菌)



ウスキブナノミタケ



キツブナラタケ



ヌメリツバタケモドキ



ホソネノヒトヨタケ



シロナメツムタケ



Inocybe sp



ショウゲンジ



クリフウセンタケ



カワムラフウセンタケ近縁種



シロヌメリイグチ



ホウキタケ属



ハナビラニカワタケ


            
            マスタケ


同定種は・・・(アイウエオ順)

アオイヌシメジ、アシグロタケ、アカアザタケ、アシボソノボリリュウタケ、Agrocybe sp(ミヤマオキナタケ)、ウスキブナノミタケ、エノキタケ、エビタケ、オオキツネタケ、オツネンタケ、オツネンタケモドキ、カエンタケ、カバイロツルタケ、カワリハツ、カワムラフウセンタケ近縁種、キアブラシメジ、キショウゲンジ、キツネタケモドキ、クチキトサカタケ、クリフウセンタケ、クロラッパタケ、コタマゴテングタケ、ゴンゲンタケ、サジタケ、サナギタケ、サンコタケ、ザラミノヒトヨタケ、シイタケ、ショウゲンジ、シロカワラタケ、シロカイメンタケ、シロナメツムタケ、シロヌメリイグチ、ズキンタケ、タマチョレイタケ、チシオタケ、チョウジチチタケ、チャカイガラタケ、ツキヨタケ、ツリガネタケ、ドクツルタケ、ナガエノチャワンタケ、ニセショウロ属、ヌメリツバタケモドキ、ノボリリュウタケ、ハイイロオニタケ、ハナビラニカワタケ、ハナイグチ、ヒイロチャワンタケ、ヒダハタケ、ヒメベニテングタケ、ブナノモリツエタケ、Heveloma sp、ホウキタケ属、ホホベニタケ、ホソネノヒトヨタケ、ホタイシメジ、マイタケ、マスタケ、マメザヤタケ、ミイノモミウラモドキ近縁種、ミヤマオチバタケ、ムササビタケ近縁種、モリノカレバタケ、Holtemannia sp、ヤマイグチ、ヤマブシタケ、ヨソオイチャワンタケ、Lycoperdon sp、ロクショウグサレキンモドキ、ワタカラカサタケ。

津黒高原

2009-09-24 20:03:58 | きのこ
22日、23日の両日、兵庫きのこグループの観察会が津黒高原と蒜山高原で開催された。縁あってお誘いを受け参加させていただいた。

 初日は津黒高原で観察、夕方、宿泊施設のある蒜山高原へ移動。鳥取大学蒜山高原演習林の宿泊施設で長沢先生の同定及び説明があった。懇親会は片面がオープンになっている作業小屋(?)のようなところでジンギスカン鍋を囲んでワイルドで和やかなひと時を過ごした。その後、室内へ移り映写会。数人の方達がパワーポイントを使ってレベルの高い発表をされた。疑問点は長沢先生が答えてくださり大変有意義な時間を過ごさせていただいた。

 23日は14時解散、帰路、蒜山から山口県西部まではちょっときついので、中間点の、もみのき森林公園のもみのき荘で一泊して帰宅。



津黒高原の小さな湿原

22日観察分から・・・


キツブナラタケ


            
            スギヒラタケ




Squamanita sp (カブラマツタケ属)



Amanita sp



アケボノドクツルタケ、左に小さなツエタケ(広義)



ヒメスギタケ



ヒイロチャワンタケ



サナギタケ


同定された種は・・・(アイウエオ順)

アオゾメタケ、アオアシアセタケ、アカツムタケ、オケボノドクツルタケ、アシナガタケ、アミタケ、アラゲホコリタケモドキ、イタチタケ、ウラムラサキ、ウラベニガサ属、ウラベニガサモドキ、Entoloma sp、オウギタケ、オオキツネタケ、カワリハツ、キショウゲンジ、キチチタケ、キツブナラタケ、クギタケ、クヌギタケ、コタマゴテングタケ、サナギタケ、サマツモドキ、スッポンタケ、Squamanita sp、チシオタケ、チャツムタケ、チャモエギタケ、Tubria sp、ツエタケ、ツキヨタケ、ツヤウチワタケ、ツルタケ、トキイロラッパタケ、ドクベニタケ近縁種、ニオイコベニタケ、ニガクリタケ、ヌメリササタケ、ヌメリニガイグチ、ニメリイグチ、ハツタケ、ヒイロチャワンタケ、ヒメスギタケ、Pluteus sp、フウセンタケ属3種、フクロツルタケ、ホウキタケ属、ホコリタケ、ホソヤリタケ、ミヤマシメジ、ミヤマアワタケ、ミヤマオキナタケ、ムカシオオミダレタケ、モエギタケ、ワタゲナラタケ

13日、14日の観察

2009-09-14 18:59:59 | きのこ
雨が降って2日目、少しの期待を抱いて県央部の山を歩いた。
林床は湿ってはいるもののきのこの姿は極めて少なかった。
13日の定点観察も合わせて更新しています。


Mycena sp

傘の径7mmの小さなきのこ、きのこの多い時は見ぬ振りをして通り過ぎて行きますが、きのこの姿があまりに少ないのでパチリ。



ニガクリタケ



ハナガサイグチ



ワヒダタケ

雨の直後なのでビロード状の傘表面が美しい。

                  ↓ 裏を返すと





ツクツクホウシタケ



***** 13日(定点観察)観察分 *****


イヌセンボンタケ



ナラタケモドキ



Marasmius sp

傘の径2mm~3mmの極小きのこ、枯れ草の枝から発生しています。



Collybia sp

こちらも落ち葉から発生している13mmほどの小さなキノコです。

山口市での定点観察、きのこの姿は少なかったが20数人の目は小さなきのこも見逃しません。

同定種は・・・。(アイウエオ順)

アミスギタケ、イヌセンボンタケ、Inocybe sp、オニタケ、カイガラタケ、カバイロツルタケ、クジラタケ、クチベニタケ、コナカブリ、コフキサルノコシカケ、チリメンタケ、ツエタケ、ツノマタタケ、ツヤウチワタケ、ナラタケモドキ、ニセキンカクアカビョウタケ、ニッケイタケ、ヌメリコウジタケ、ハカワラタケ、ハナガサイグチ、ヒメシロカイガラタケ、ブドウタケ、ホウキタケ属、ホウロクタケ、モミジウロコタケ、冬虫夏草の一種です。

晴天続き

2009-09-11 20:08:20 | きのこ
これほど晴天が続くときのこの発生は絶望的・・・と言いながら、きょうも近くの公園を歩きました。


マツオウジ

全く雨が降らないのでややいじけ気味です。



マンネンタケ

樹の根っこの薄暗い洞の中に発生、我が目を褒めたいけれど実はど近眼。



ツクツクホウシタケ

近くの山

2009-09-09 18:50:56 | きのこ
このところ雨が降っていないので、きのこは期待出来ないけれど禁断症状(きのこ病)が出そうなので近くの山を歩いた。大陸にある高気圧のせいか、木々を吹き抜けてくる風がカラっとしている。北海道の大雪山は初冠雪だったらしい。そろそろ標高の高い所では秋のきのこが期待出来るかも。


ヤマイグチ属

スミゾメヤマイグチかイロガワリヤマイグチなと写真を撮り、念の為切断してみると ↓ 変色性はほとんど見られない。



左(小)は切って4時間経過したもの、右(大)は切った直後のもの。



フクロツルタケ


Russla sp



ノウタケ

唐津虹の松原

2009-09-06 18:56:02 | きのこ
5,6日の2日間、西日本きのこ会の観察会及び親睦会が唐津の虹の松原で開催されました。
西日本きのこ交流会は、九州、中国、四国、の各きのこ会が集まって出来た会で、毎年各きのこ会の持ち回りで、その地で開催されます。今年は、福岡きのこ友の会と佐賀きのこ会(仮称)の共催で、唐津の虹の松原で開かれました。


同定風景

九州西北部地方は1箇月も雨が降っていなく、植生も黒松だけという環境できのこは出ているのだろうかと懸念されましたが、同定台の上にはかなりのきのこが並びました。(左の台上で同定されたきのこをは右下に並べられていきます。)


Amanita sp

唯一私が見つけたきのこですが名前が付きませんでした。





先日、Nさんに写真を送っていただいたばかりだったので同定できました。




佐賀きのこ会の方が、ショウロについての研究過程を説明されました。




虹の松原は、クロマツの林が長さ4kmにわたってが続いています。その林の中では、時々こんなものが落ちています。不思議に思っていたのですが、どうも犯人は上空を飛びまわっているトンビの仕業なのでしょう、それにしても骨の長さ2つ繋げると50cmにもなります。

モミタケ入り具沢山の冷やしソーメン

2009-09-04 15:12:23 | きのこ料理


盛夏の頃は雨が多く比較的凌ぎやすい日が続きましたが、初秋に入り30度を越す暑い日が続いています。ソーメンの出番も少なく、折角頂いた天草の晩柑ソーメンも封を切らないまま。晩柑は柑橘類の一種なのでしょう、鮮やかな黄色が美しいソーメンです。一本の半分を使い、残りを冷凍にしていたモミタケも登場。

モミタケ、晩柑ソーメン、茄子、きょうり、カニカマ、茗荷、小葱、だし汁、柚子、柚子胡椒。
茄子は軽く素揚げにすると、コクが出て一段と美味しくいただけます。

だし汁を火にかけ素揚げした茄子を入れ、塩、淡口醤油、酒で味を調え沸騰する直前で火を切り、冷たく冷やしておきます。
茹でたソーメンを氷水にとり、水を切って器に入れ、お好みの具をのせて・・・柚子胡椒と青柚子をすりおろして召し上がれ。
冷たいソーメンに青柚子の爽やかな香りが食欲を誘います。