きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

今日もきのこ

2008-01-05 17:59:19 | きのこ
同好の志ご夫妻と七草摘みに出かけました。
勿論、きのこの事も頭に入れ行き先を桜山に・・・。
この山はヒラタケの山と名づけているだけあって、山道を登っていると直ぐにヒラタケ発見。その後は七草摘みの事は忘れ、きのこ探しに没頭。


ヒラタケ Pleurotus ostreatus (Jacq.:Fr.) Kummer
ヒラタケ科ヒラタケ属


ヒラタケ

桜の倒木に発生していたヒラタケ。
上の写真のヒラタケと比べると、かなり色が薄く匂いもあまり有りません。

写真左下にムラサキゴムタケらしききのこが写っています。


シイタケ Lentinula (Berk.) Pegler
キシメジ科シイタケ属


シイタケ

こちらは、巨大シイタケ達。
傘の径、20cm級が並んでいます。


センボンクヌギタケ Mycena laevigata (Lasch) Gillet
キシメジ科クヌギタケ属

手持ちのコンパクトデジカメはマクロ撮影に弱く、小さなきのこはお手上げです。


クロハナビラタケ Ionomidotis frondosa (Y.Kobayasi) Y.Kobayasi & Korf
ズキンタケ科クロムラサキハナビラタケ属


ヒメキクラゲ Exidia gglandulosa Fr.
ヒメキクラゲ科ヒメキクラゲ属


という次第で七草は摘む事が出来ず、きのこを袋一杯収穫。
明日は七草摘みに専念しなくては。。

フユヤマタケ

2008-01-04 19:17:36 | きのこ
昨日に続き、今日も口笛を吹きたくなるような好天。すべき事は沢山控えていますが、フユヤマタケが気になるので、教えていただいたシロへ直行。
さて撮影と、MFでピントを合わせようとしたがレンズが動かない。仕方なくコンデジで撮ろうと、スイッチを入れたらこちらは電池切れの表示。2枚撮ったところで電池が切れてしまいました。
1時間20分もかけて来たのにと諦めきれず、もう一度、一眼デジをオートで試したら撮れた。しかしオートは、どうしても被写界深度が浅いので、きのこを撮るのには向いていません。


フユヤマタケ Hygrophorus hypohtejus (Fr.:Fr.) Fr.f.pinetorum Hongo
キシメジ科ヌメリガサ属


シモコシ Tricholoma auratum (Fr.) Gillet
キシメジ科キシメジ属


ムサシタケ Pyrrhoderma adamantinum (Berk.) Imazeki

今日の観察

2008-01-03 18:04:43 | きのこ

ニオイワチチタケ Lactarius subzonarius Hongo
ベニタケ科チチタケ属

思わず、うそっ~!
ここ数日間は、かなり冷え込み、先ほど撮ったタマキクラゲは半分凍っていたというのに、夏のきのこが生えている事に驚く。証拠写真として側にシイの殻斗を置いて撮った。

柄の根元に粗毛が生え、乳液は変色しない。



タマキクラゲ Exidia uvapassa Lloyd
ヒメキクラゲ科ヒメキクラゲ属



ツチグリ Astraeus hygrometricus (Pers.) Morgan
ツチグリ科ツチグリ属


ツノマタタケ Guepinia spathularia (Schw.) Fr.
アカキクラゲ科ツノマタタケ属


エゴノキタケ Daedaleopsis styracina (P.Henn.&.Shirai)Imazeki
サルノコシカケ科チャミダレアミタケ属

左:傘の裏。 右:傘の表


ロクショウグサレキンモドキ

雪の秋吉台のはずが

2008-01-02 17:46:08 | きのこ
年末年始は稀にみる大荒れで、瀬戸内の当地も積もる事は無かったものの、雪がちらつき、この冬一番の寒さでした。雪の写真を撮るには絶好のチャンス。さぞかし秋吉台は銀世界が広がっているだろうと、期待をして秋吉台へ向かいましたが雪の気配は全く無く、ご覧のような有様。


今日の秋吉台


ヒラタケとアラゲキクラゲ

ついでにエノキタケの様子を見に行きましたが、既に崩れたものが数株あり、側にヒラタケとアラゲキクラゲが埋もれ木から発生していました。


ハチノスタケ Polyporus alveolaris(DC.:Fr.) Bond.& Sing.
サルノコシカケ科タマチョレイタケ属

                    ↓ 傘の表面



きのこの多い時期は、あまり振り返る事の無い硬質菌は冬こそ勉強の時期だと言い聞かせ撮る事にしています。


カワラタケ Trametes versicolor (L.:Fr.) Pilat
サルノコシカケ科シロアミタケ属

アラゲキクラゲの中華風炒め物

2008-01-01 17:39:15 | きのこ料理
昨日は雪のちらつく中、料理のあしらいに使う松葉などを採取する為、郊外へ。そのついでにヒラタケのシロへ足の延ばしみると、ヒラタケは巨大に成長し、側には同じく巨大に成長したアラゲキクラゲが生えていました。



アラゲキクラゲ、ヒラタケ、シイタケの中華風炒め物。年越そばと共に頂きました。美味しかったです。

写真でもお分かりのように5mmの肉厚です。


ヒラタケ

傘が17,8cmにも成長している。


アラゲキクラゲ

こちらも、ヒラタケに負けていない大きさです。