きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

マツオウジとアラゲキクラゲのオイスターソース炒め

2007-05-30 17:40:23 | きのこ料理

マツオウジとアラゲキクラゲ、山菜のオイスターソース炒め

破竹は、例年だと6月初旬が採りごろですが、この数年は5月中旬頃に発生。この時期は、もう2mほどに成長しています。
出遅れた破竹と、同じく出遅れたワラビをプラスして。

材料  マツオウジ、アラゲキクラゲ、破竹、ワラビ、インゲン、オイスターソース
     豆板醤、ニンニク、豚肉、醤油、胡麻油、摺り胡麻。

作り方  胡麻油でニンニク、豚肉を炒め、下拵えしたマツオウジ、アラゲキクラ
      ゲ、破竹、ワラビ、インゲンを入れ炒めます。
      軽く塩胡椒をし、オイスターソース、豆板醤で味つけ、醤油で味を調えます。

芸北

2007-05-28 19:32:20 | きのこ

ナラタケ Armillariella mellea

芸北のブナは若葉に萌え、2週間前は木の間越しに見えていた遠くの景色は葉に隠れて見えなくなっています。
きのこの発生は、あまり望めませんが、それでも数種類を観察しました。



クヌギタケ属 Mycena sp


カンムリタケ Mitrula paludosa Fr.
テングノメシガイ科カンムリタケ属

画像が横になっているわけではないのですよ。
小型菌なので僅かな水の流れに倒されるのでしょうね。
殆ど、この状態です。

今日の観察

2007-05-26 18:22:12 | きのこ
11日ぶりの定点観察は、登山口でマムシに歓迎され、蚊に歓迎されて夏に向かっている事を実感。雨の翌日なので、蚊の歓迎は相当なものです。
蚊取線香が必要な季節になりました。


ベニヒガサ Hygrocybe cantharellus (Schw.) Murrill
キシメジ科アカヤマタケ属


ダイダイガサ Cyptotrama asprata (Berk.) Redhead & Ginns
キシメジ科ダイダイガサ属


マツオウジ Neolentinus lepideus (Fr.:Fr.) Redhead & Ginns
ヒラタケ科マツオウジ属

                    ↓ マツオウジ幼菌

         



イッポンシメジ属(コキイロイッポンシメジ?)

傘の径、15mm。
竹と広葉樹の混合林の切り通し苔上に発生。


カンゾウタケ Fistulina hepatica Schaeff.:Fr.
カンゾウタケ科カンゾウタケ属

1cmほどの幼菌。
シイの根元の洞の中に発生している為すこぶる暗い。
止む無くライトを当てたら変な色になりました。


サンコタケ Pseudocolus schellenbergiae (Sumst.) Johnson
アカカゴタケ科サンコタケ属

OKサインのサンコタケ。

マツオウジとアボカドで

2007-05-18 19:18:14 | きのこ料理
    
        マツオウジとアボカドの山椒味噌和え

冷蔵庫の中に食べ頃を過ぎようとしているアボカドがあったので、マツオウジと山椒味噌で和えてみました。♪

材料は  マツオウジ、アボカド、空豆、山椒味噌、マヨネーズ、木の芽。

作り方  1) マツオウジは茹でて薄味をつけておきます。
      2) アボカドをスプーンで、くり抜き、実を角切り。
      3) ソラマメも茹でて薄皮を剥いておきます。
      4) 山椒味噌とマヨネーズを混ぜ合わせ、1)、2)、3)を
        和えて出来上がり。

☆ 山椒味噌の作り方
    味噌にみりん、砂糖を合わせ、木の芽の微塵切りを混ぜ合わせる。

味は花丸  + α  ぶち美味しかった。
マヨネーズを足しているので日本酒にもワインにも合います。♪

         
         マツオウジ




権現山

2007-05-17 18:43:56 | きのこ
2日前の定点観察地で観察したマツオウジと同じ日のものです。


アカヤマタケ属

傘の径5mm、柄の長さ10mmの小さなアカヤマタケ属。


ウスベニイタチタケ Psathyrella bipellis (Quel.) A.H.Smith


チチタケ属 Lactarius sp (ニセヒメチチタケ?)


マツオウジ

2007-05-15 17:48:42 | きのこ
野の花が咲き昆虫が動き始めると、きのこを撮る事を忘れ、カメラは花や昆虫の方に向いている。
きのこの観察会の時でさえ、「蝶がおるよ~。」の声がかかるとそちらに走り、「変わった虫がおるよ~。」の声に走り、結局きのこの写真は一枚のみ。
という事で、今日は何が何でもきのこだけと心に決め、花に迷わされる事無く、昆虫に振り回される事の無いように、きのこ目で通した。


マツオウジ Neolentinus lepideus (Fr.:Fr.) Redhead & Ginns
ヒラタケ科マツオウジ属





マツオウジが数カ所で発生しており、まだ幼菌もかなり顔を出していた。
きのこ目で通したおかげで観察できた種は、アカヤマタケ属2種、モリノカレバタケ属、カヤタケ属、ウスベニイタチタケ、イタチタケ、チチタケ属、アミスギタケ、ホコリタケ、不明種3種。

アミスギタケの写真を撮っていたら視線の隅に動くものが・・・。
視線を移すと狸君と目が合った。 慌ててカメラを向けると・・・



ご馳走の竹の子を抱え、「誰だい?食事の邪魔をするやつは。」とご機嫌斜め。
ごめんなさい。

私的定点観察

2007-05-14 18:17:14 | きのこ

アセタケ属 Inocybe sp


オオチャワンタケ peziza vesiculosa Bull.

ウッドチップ上に発生。


クロチャワンタケ Pseudoplectania nigrella (Pers.) Fuckel


コブリマメザヤタケ(アナモルフ)

まれに有性世代の子実体を発生させるとの事なので、発生している枝を湿度のあるところに置いて一年経ちますが、まだ発生の気配はありません。 

昨日の続き

2007-05-08 19:02:45 | きのこ
         
         アラゲキクラゲ Auricularia polytricha (Mont.) Sacc.
         キクラゲ科キクラゲ属

雨の直後はキクラゲの仲間や、ゼラチン質のきのこは、ご覧の通り元気がいい。
いかにも美味しそうです。♪


キクラゲ Auricularia auricula (Hook.) Underw.
キクラゲ科キクラゲ属


クロハナビラニカワタケ Tremella fimbriata Pers.:Fr.
シロキクラゲ科シロキクラゲ属


クロハナビラタケ Ionomidotis frondosa
クロムラサキハナビラタケ亜科クロムラサキハナビラタケ属


ツノマタタケ属 ?

久し振りに

2007-05-07 19:35:30 | きのこ

マツオウジ Neolentunus lepideus (Fr.:Fr.) Redhead & Ginns
ヒラタケ科マツオウジ属

例年だと、今の時季に咲いている筈のギンランは、葉が漸く展開し始め、同じ時期に発生している筈のきのこの姿は見られません。
マツオウジもまだ発生したばかり。


アカヤマタケ属

暗い場所で、赤くて小さなきのこを写真に撮るのは難しく、思うように撮れたためしがありません。


ヒトヨタケ Coprinus atramentarius (Bull.:Fr.) Fr.
ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属


ウラベニガサ Pluteus atricapillus