新幹線のぞみ号が走るようになって信州も近くなりました。
新山口から名古屋まで新幹線のぞみ号で、名古屋から中央本線に乗り換え木曽福島までJR。木曽福島でレンタカーを借りて3日間高原で過ごしました。
宿に着いてすぐ、宿の人にベニテングタケの発生状況をお聞きしたら、まだ生えていないというお返事。
ところが、既にロビーのテーブルの上にきのこが並んでいます。
お聞きしたところ、女子○○大学のグループの方達が採取されたのだといいます。
ベニテングタケも採取したとの事。
明日からの観察に少し希望が持てました。
ベニテングタケ Amanita muscaria (L.:Fr.) Hooker
テングタケ科テングタケ属
朝起きたら霧雨。
雨具をつけての観察となりましたが、直ぐ雨はやみ晴間がでてきました。
ぼちぼちときのこの姿は見えますが目的はベニテングタケ、ひたすら赤い色を追いかけた結果やっと一本だけ見つける事が出来ました。
その翌日、更に2本見つけ、不完全燃焼気味ながら目的は達成。
ヒメベニテングタケ Amanita rubrovolvata Imai
テングタケ科テングタケ属
ヒメベニテングタケの姿はかなり見ましたが、中国山地で見るものより大きく傘もしっかりしている様です。
カワムラジンガサタケ Rhaeocollybia (Fr.) Heim
フウセンタケ科カワムラジンガサタケ属
ベニテングタケの直ぐ側に地味なフウセンタケ科のきのこの姿が見えました。
(一枚目のベニテングタケの写真の右上)
もしやと、慎重に根を掘り出してみるとカワムラジンガサタケ特有の根でした。
↓
ベニハナイグチ Suillus pictus (Peck) A.H.Smith et Thiers
イグチ科ヌメリイグチ属
アミハナイグチ Boletinus cavipes (Opat.) Kalchbr.
イグチ科アミハナイグチ属
とりあえず、山口県西部地方では見る事の出来ないきのこをアップしました。
* お願い
9月21日にコメントをしてくださっている、けーたさんは小学5年生で将来は菌類学者を目指しています。
けーたさんのブログ、
きのこ写真館の9月20日アップのきのこは何ですか?という質問をお受けしていますが、テングタケ属らしいという事しか分かりません。
写真だけでの同定は難しいと思いますが、何かヒントや、もしやという方は教えていただけませんか?お願いします。