きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

雨の合間に(江汐公園)

2010-06-29 21:05:06 | きのこ
各地できのこが出始めているという情報に、じっとしていられなく、今日も寸暇をつくって市内の公園を歩いた。どんよりとした空模様に時折小雨が降るとといった生憎の天気、写真は望めないと思いつつ、カメラはしっかりとリュックにつめた。


ニセホウライタケ Crinipellis stipitaria


           
           テングツルタケ Amanita ceciliae



キツネノハナガサ Leucocoprinus fragilissimus



アカイボカサタケ Entoloma quadratus


            
            シロイボカサタケ Entoloma murraii f.aibus



Entoloma sp

発生環境や大きさなどは、スイスきのこ図鑑の Entoloma serrulatumnoに酷似しています。


           
           Pluteus sp


           
           コガネヤマドリ Boletus aurantiospiendens



キイロイグチ Pulveroboletus ravenelii



チチアワタケ Suillus granulatus



ニオイコベニタケ Russula maraiae



ヒビワレシロハツ Russula alboareolata



クロチチダマシ Lactarius gerardii



ツチグリニセショウロ Seleroderma polyrhizum Pers

比較的希菌だと何かで読んだことがあるが、市内の定点観察地3箇所では普通に見る事が出来る。そういえば、他の観察地ではあまり見かけないような気がする。

                  ↓ 切断面

 


雨の合間に

2010-06-28 19:36:45 | きのこ
降水確率は90%なのに雲が薄く雨は降っていない。しかし、周りには雨雲が漂っている。濡れる事を覚悟で近くの山へ。
歩き始めて直ぐに、コウジタケやカキシメジ、オオキツネタケ、Russulaなどが目に付いた。幸先の良い予感がしたものの、何せいつ雨が振り出すか分からない。急いで証拠写真を撮り先を急いだ。


カキシメジ Tricholoma ustale



ハナオチバタケ Marasmius pulecherripes

雨に濡れガラス細工のように美しい。虫食いが残念。



アカヤマドリ Leccinum exremiorientale

帰路、駐車場まで数百mというところで、写真には納まっていないが1m四方に7本生えていた。ラッキー♪♪ 冷凍しても美味しくいただけるとの事、自然の神に感謝して有難く頂く。大型のきのこなのでずっしりと重たい。来月、当館にきのこ好きさんが集まり、きのこ談義で花を咲かす予定。よい食材ができた。

            
            アカヤマドリ



ヤマドリタケモドキ Boletus reticutatus



ミドリニガイグチ Tylopitus virens



コウジタケ Boletus fraternus



Russula sp


            
            Lactarius sp



近くの山で

2010-06-23 19:03:56 | きのこ
天気予報は傘のマークが続いていたのに予報に反して降水確率は低いまま。貴重な雨間なので寸暇をつくり近くの山を歩いた。


ウスキモリノカサ Agaricus abruptibulbus


           
           アマタケ Collybia confluens


           
           ヒロヒダタケ Oudemansiella platyphylla



キヌモミウラタケ Entoloma sericellum



Cantharellus sp



Scutellinia sp



アミスギタケ Polyporus arcularius

 

貴重な晴れ間(21日)

2010-06-22 19:23:11 | きのこ
週間天気予報ではずっと傘のマークが付いていたが、朝の仕事が一段落した頃には不安定な天気ながら時々晴れ間が覗いていた。貴重な晴れ間・・・近くの公園へ急いだ。


不明

キサマツモドキに似るが発生地域に疑問が残る。



オオホウライタケ Marasmius maximus Hongo

4畳ほどの範囲に群生していた。思わず、「凄~い」・・・。



モリノカレバタケ Collybia dryophita



Collybia sp



テングタケ Amanita pantherina

今年の初見です。



Psathyrella sp



Entoloma sp



コツチグリ Astraeus Hygrometricus



雨上がりには(小さなきのこ達)

2010-06-20 16:31:49 | きのこ
例年だと夏のきのこが生え始めるはずだが殆ど姿が見られない。僅かにベニタケの仲間が生えているだけである。
雨上がりには元気の良い極小のきのこ達を観察するのも楽しい。レンズを覗くと思いがけない姿を見せてくれる。2,3mmのきのこは、ピント合わせが難しいが結構楽しめる。


Marasmius sp

傘の径は3mm、松葉から生えていた。



Marasmius sp

小枝上に髪の毛状の菌糸束が多数生えていた。ウマノケタケかなと思ったがレンズを通して見ると様子が違う。傘の径は2mm~5mm。



Mycena sp

傘の径は、3mm~5mm。クスノキの根元に無数発生していた。単体だと見つける事は難しい。



Mycena sp

傘の径は2mm~3mm。
立ち位置からはとても見つける事は出来ない。



不明

傘の径は5mm。


耳のついたサンタさん

2010-06-05 17:27:27 | きのこ
爽やかな日が続いています。あまりに爽やかな日が続くので梅雨に入ったら集中豪雨なんて事になるのでは・・・等と、余計な事を考えながら秋吉台を歩きました。
きのこの姿はあまり見られませんが、木々をわたってくる風は心身の疲れをそっと持ち去ってくれます。2時間あまり歩き駐車場に向かっていると、林の中に置かれた木彫りの熊さんの陰に隠れるように赤いウサギの着ぐるみを着た人影! こんな林の中で何なんだ?! と目が点!
すると
赤いウサギさんは 「こんにちは、イベントがあり、もう直ぐ園児達が来るのです。」との事。「暑いのにご苦労様です。」と言って通り過ぎると、間も無く賑やかな子供達の声が聞こえてきました。
引率の先生が 「あら! あそこに何かいるよ!」 と、子供達の興味を誘います。
園児の一人が 「あぁ~! サンタさんだ!!」
他の園児達も口々に 「サンタさん!サンタさん!サンタさ~ん♪」
赤いうさぎは、サンタさんになってしまいました。


               
               ヒメカバイロタケ Xeromphalina campanella