きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

ホンシメジ入り年越蕎麦(瓦蕎麦風)

2008-12-31 19:28:58 | きのこ料理


瓦が無いので、茹でた蕎麦を、オイルを敷いたフライパンで焼いて香ばしさをだします。

トッピングは
牛肉を炒め塩胡椒、火の通った牛肉を取り出し、その肉汁の残ったフライパンでホンシメジを炒め、醤油と日本酒を少々。他に錦糸卵、白髪ネギを準備します。
頂いた夜掘りの収穫物ワタリガニを蒸してほぐした身も使いました。


今年1年も、”きのこつれづれ”を覗いてくださってありがとうございました。
素敵なコメントを下さった方々、アドバイスを下さった方々、来年も引き続き宜しくお願いいたします。まだ、初心者マークが背中に引っかかって取れそうにもありません。引き続きアドバイスをお願いいたします。
皆様共々、来年が素晴らしい年でありますように・・・。

久々に

2008-12-28 16:07:22 | きのこ

エノキタケ Frammulina velutipes (Curt.:Fr.) Sing.

きのこ観察は、12月に入って何故かタイミングが合わず、久しぶりの観察になった。
餅用のよもぎ摘みも兼ねている。


キウロコタケ Stereum hirsutum

きのこの少ない冬場は硬質菌の勉強時だと思いながら、なかなか憶えられないでいる。
来年こそはと気合は入れているけれど・・・。



ヒメキクラゲ Exidia glandulosa Fr.

きのこの観察を始めた頃は触るのも躊躇われたが、今は料理に使う事さえある。

ナメコ入り豚キムチ

2008-12-25 20:04:30 | きのこ料理


キムチを作ったものの、白菜の塩漬けの段階で塩の配分を間違ったのか、塩辛い漬物が出来上がった。そのままではとても塩辛くて食べられない。どうしたものかと考えた末、料理の味付けに使う事にした。そこで豚キムチにナメコを入れて無理やりきのこ料理に・・・。当分キムチ味の料理が続きそうだ。

きのこの写真に限らず、料理の写真も心を入れて撮らないといけないなぁと思いなおし、スポットライトを買ってきた。幸いにも料理に合う暖色系のライトだったが、ライトの当て方を工夫する必要がある。構図に変化を持たせるのはこれからの課題。

ナメコと豚足で

2008-12-23 20:26:17 | きのこ料理

ナメコと豚足の煮込み

姿を見るととても食欲がわかない豚足も、柔らかく煮込んで骨を取り、切ってしまえば大丈夫・・・安くてコラーゲンたっぷり、お肌に良い食材ですから使わない手はありません。
圧力釜に水、豚足、生姜、ネギを入れ柔らかく煮ます。柔らかくなったら骨を取り省き適当に切って、醤油、みりん、酒、砂糖で味付け。ナメコを入れ、ひと煮して出来上がり。
一晩おいて出来たゼリーは小さく切って飾りに。その他はもう一度火を通して柔らかくなったものを頂きます。
付け合わせのエンダイブのピリリとした辛さが濃い味に合っています。
酒の肴に最高の一品が出来上がりました。

* 豚足の栄養価をネットで調べたら、こんなページを見つけました。

冬至

2008-12-21 18:42:26 | きのこ料理

エノキタケとカボチャのアンチョビー炒め

光陰矢のごとしとは良く言ったもので、つい先日12月に入ったと思ったのも束の間、もう冬至、今年もあと10日しか無いと言いながらカボチャ料理を・・・。

材料は
エノキタケ、カボチャ、チンゲンサイ、ニンニク、アンチョビー、白ワイン、塩胡椒、エンダイブ。

作り方は
1) 輪切りにしたカボチャ2枚を蒸している間に・・・
2) ニンニクをスライス、アンチョビーは微塵切り、チンゲンサイは2cm角に。
3) 蒸し上がったカボチャの1枚は容器に、1枚は角切りに。
4) 2)をオリーブオイルで炒め、3)を加えて白ワイン少々に塩胡椒。
アンチョビーが塩辛いので塩は控えめに。

カボチャは甘味が少ない品種なのでアンチョビー味が合っています。

今日はワインにしようかな。

アラゲキクラゲとじゃがいもで

2008-12-20 20:46:21 | きのこ料理

アラゲキクラゲ入りじゃがいも団子

いま、キタアカリという品種のジャガイモがお気に入りです。野菜市で見かけると有るだけ全部買ってしまうほど。
乾燥したアラゲキクラゲも大分たまっているし・・・。どうにかしなくては・・・という事で、アラゲキクラゲ入り芋団子を作りました。

材料は
アラゲキクラゲ、ジャガイモ、タマネギ、人参、ツナ、玉子、塩胡椒、片栗粉。

作り方は
ジャガイモを丸のまま茹でている間に、
1) 水で戻したアラゲキクラゲをフードプロセッサーで細かくカット、その中にタマネギ、人参、ツナ、玉子、塩胡椒を入れて数秒攪拌。
2) 茹で上がったジャガイモをマッシュし、1)を入れて混ぜ合わせる。
3) 2)を丸めて片栗粉をまぶし、油で揚げて出来上がり。

熱々が美味しい!! 

アラゲキクラゲを千切りか、粗微塵に切ると、こりこりとした食感が楽しめますが、今日はアラゲキクラゲの栄養面だけを考えて粉々にカットしました。

シイタケとナメコのパスタ

2008-12-19 20:49:40 | きのこ料理

シイタケとナメコのパスタ、ゴルゴンゾーラソース

ホウレンソウのパスタを茹でている間に
ニンニクとタマネギを丁寧に炒め、きのこ、ハナッコリーも炒め、塩胡椒、白ワインを少々。そこに市販のゴルゴンゾーラソースを入れ、茹で上がったパスタを絡めて出来上がり。カロリーオーバーが気にかかる一品ですが美味しさには勝てません。

ナメコとつくねいもで

2008-12-17 19:03:03 | きのこ料理


つくねいもが冷蔵庫の中で退屈そうにしていたので冷凍のナメコを解凍して、ツナと長ネギを入れてお好み焼き風に焼いてみました。

付け合わせのバラは、自家製の蕪の漬物で・・・着色は一緒に漬けた赤紫色の大根です。自然の色は綺麗ですね。

考えるキノコ展ー摩訶不思議ワールド

2008-12-16 19:28:30 | きのこ
「考えるキノコ展ー摩訶不思議ワールド」が、12月11日から、INAX大阪ギャラリーで開催されています。


同展のブックレット  (私も数点のきのこの写真を提供させていただいています。)

小雑誌ですが読み応えのある興味深い内容になっています。一般書店に流通するのは12月中旬との事。定価は¥1500+税。


ブックレットの内容の一部





お近くの方は行かれてみたら如何でしょうか。

INAXギャラリー大阪の住所は
大阪市中央区久太郎町4-1-3 伊藤忠ビル1F

詳しい地図は、sakumad2003さんの D’s Basement supplement に書かれていますので参考になさってください。

大阪の会期は来年の2月19日まで。その後、名古屋、東京と巡回されるようです。

「菌類のふしぎ」展

2008-12-15 20:22:55 | きのこ


上野の国立科学博物館で開催されている「菌類のふしぎ」展に行ってきた。
山口県から飛行機を使って物好きだと言われるかもしれないが、たまに都会の空気に触れるのもわるくない。



ましてや、こんなに多くのきのこに出会える機会なんてめったに無い。
冷凍乾燥され樹脂で固められているとは云え、きのこはきのこである。


右のニオウシメジはレプリカ、左のケースの中のオニフスベは実物(?)。

もやしもん効果で凄い人気だと聞いた。土曜日だったので尚更の事、人波の間から撮影するのは並大抵の事ではなかったが・・・。



・・・で、もやしもんとは何者?

* もやしもんは、麹菌(Aspergillus oryzae)をデフォルメしたものだそうです。栓さんのコメントで教えて頂きました。

ラオスのきのこ

2008-12-11 21:17:24 | きのこ


このところ時間が空けば雨が降り、晴天の日は仕事が立て込み・・・の連続できのこ観察も儘ならない。
きのこ料理でお茶を濁しているが、久しぶりにきのこ写真をアップ・・・といっても東南アジアにお詳しい森羅万象さんがラオスで撮られたきのこの写真である。
テングタケの仲間で、かなり大型のきのこのように見える。
不揃いの姿、形から野生のきのこだろう。現地の人達の生活のひとコマが見えるようだ。
籠のなかのきのこも気になる。


こちらも森羅万象さんのお撮りになったラオスのきのこ。



皆さんのコメントから、オオシロアリタケの名が浮かんできました。
オオシロアリタケは南方系のきのこで日本では沖縄本島が北限とされています。
中国南部から東南アジア一帯で、タイワンシロアリの巣から発生。発生すると1日で駄目になってしまうので沖縄では”1日な~ば”と呼ばれているそうです。
とても美味しいきのこで、珍重されているようですよ。


またまた、こっそり頂いてきたラオスのきのこ画像です。(森羅万象さん)



アンズタケ科のクロラッパタケに近い種でしょうか?
クロラッパタケを黄色く染めたようなきのこです。


アラゲキクラゲで

2008-12-09 21:25:58 | きのこ料理

アラゲキクラゲと蕪の酢の物

野苺やブルーベリーなど採取したらジャムに加工しておく。
日持ちがするし、手土産やちょっとしたプレゼントに重宝するからだ。
糖分を必要とする酢の物などにも利用できる。
色が綺麗なのも魅力的。
冬苺も採取時だなぁと思いながら、アラゲキクラゲと蕪、ブリーベリージャムを使って酢の物を作った。
材料は、アラゲキクラゲ、蕪、きゅうり、ブルーベリージャム、塩、酢。きゅうりは味には問題無いが彩の事を考えるとミスマッチだった。

ウラベニホテイシメジとゴルゴンゾーラ

2008-12-08 20:54:58 | きのこ料理

ウラベニホテイシメジのゴルゴンゾーラソース和え

薄くスライスしたじゃがいもと、ズッキーニ、ウラベニホテイシメジをコンソメスープで軽く茹で、胡麻をたっぷり入れたゴルゴンゾーラソースで和えたもの。癖のあるゴルゴンゾーラに胡麻を入れると和洋折衷の不思議な美味しさが生まれました。

ウラベニホテイシメジで

2008-12-06 20:53:11 | きのこ料理

ウラベニホテイシメジ入りグラタン

きのこ料理は基本的に一人分作るので、ウラベニホテイシメジ、ムキタケだと2本づつ密封して冷凍している。当然、20本採取すれば10回分がストックされる。ハタケシメジ、ホンシメジは4,5本づつ・・・という事で、野生のきのこが冷凍庫の中で他の食品を圧迫しつつある。
きのこ観察も儘なら無い日が続いているし、冷凍のきのこを消費しなくてはならない。当分きのこ料理が続く事になるだろう。

午前中、雪がちらつき寒い1日だった。こんな日は暖かいものが食べたい。熱々のグラタンが目に浮かぶ。カロリーが気になるホワイトソースか、カロリーの少ないトマトソースか・・と迷ったが、ここは目を瞑ってカロリーの高いホワイトソースに決めた。

材料は、ウラベニホテイシメジ、エビ、ズッキーニ、蕪、人参、ホワイトソース、パルメザンチーズ、塩胡椒、白ワイン少々。

ビールを片手に、ふうふう言いながら・・・ビールが一段と美味しい。

椎茸で

2008-12-03 20:04:47 | きのこ料理

シイタケ入り蕎麦寿し

お土産に十割蕎麦を頂いた。

久しぶりに蕎麦寿しを作ろうと思い立ったものの材料が無い。冷凍庫を漁っていたら海苔が出てきた。先日採取したシイタケも有る。という事でどうにか材料は揃った。シイタケを甘辛く煮含めて、甘めに味付けした玉子を芯に、青みはハナッコリー(山口県特産)、彩りに人参・・・。美味しい蕎麦寿しの出来上がり。