きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

アミタケで2品

2009-10-31 19:14:57 | きのこ料理


アミタケのクリームシチュー。
火を通すと紫色になるアミタケ・・・紫色を生かしたくて白っぽい料理を選んでしまいます。
エビ、帆立を使って魚介のクリームシチューに・・・。




アミタケと鶏肉のグラタン・・・ソースが緩くなってしまいましたが味は最高 

カラカラ

2009-10-30 19:27:18 | きのこ
きのこは期待出来ないと分かっていながら、ウオーキングを兼ねて近くの公園を歩いた。2時間歩いて見つけたのは松の樹下でお決まりの3種、真冬より少ない。


ハツタケ



ヌメリイグチ



オウギタケ


ルリハツタケ

2009-10-29 19:44:40 | きのこ
鮮やかなツリハツタケの写真を撮りたくて近くの発生場所へ行ってみた。
前回発生していた所は跡形も無く消え、少し離れた所に発生していたものは既に色褪せていた。


ルリハツタケ Lactarius indigo



Collibia sp



Marasmius sp



Lactarius sp

傷つけると黄色い乳液を出した。・・・キチチタケだろうか?

ウラベニホテイシメジ

2009-10-27 21:41:15 | きのこ料理

ウラベニホテイシメジの中華風炒め物

24日に宿泊した比婆温泉の食事の中に、茄子と野生のきのこの煮物がありました。その翌日のきのこ観察会で出されたきのこ汁も茄子と野生のきのこ・・・ひょっとしてきのこは茄子と煮ると中毒を起こさないという迷信の名残ではないかと思いました。・・・という事で、早速、今日採取したウラベニホテイシメジと茄子で中華風炒め物に。イカの旨みも効いて美味しい一品になりましたよ。


ウラベニホテイシメジ Rhodophyllus crassipes

雨が少ないせいか、柄が伸びきらないまま傘が開いています。

臥竜山

2009-10-26 16:54:06 | きのこ

ブナ林

岡山自然保護センターへ行く途中に立ち寄った臥竜山の8合目付近のブナ林。


ブナシメジ Hypsizigus marmoreus



ヒラタケ Pleurotus ostreatus



ツキヨタケ Lampteromyces japonicus



チシオタケ Mycena haematopoda


            
            アカチシオタケ Mycena crocata


            
            ウスキブナノミタケ Mycena luteopallens



ヌメリツバタケモドキ Oudemansiella venosolamellata



センボンクズタケ Psathyrella multissima

                  ↓ センボンクズタケ幼菌





アラゲコベニチャワンタケ属 Scutellinia sp



不明


岡山県自然保護センター

2009-10-25 21:22:47 | きのこ


岡山県自然保護センター主催のきのこ観察会に参加。岡山県自然保護センターは和気町にあり、比較的瀬戸内に近い所に位置している為、山口県県央部と似たような菌相ではないかと想像していた。想像した通りきのこの種類は似たようなものが見られた。しかし、岡山県も雨が少なく林床は乾ききっており、この時季にしては、きのこの発生は少ない。


カゴタケ Lleodictyon gracite

カゴタケとは知らずに切断したら、いきなりにゅるにゅると皮の中の物体が動き始め、あっという間に不完全な籠が飛び出してきた。不快な臭いと思いきや、ジンチョウゲのような甘い香りがした。



アケボノドクツルタケ 



チチショウロ 



ベニタケ属



ヌメリイグチ Suillus luteus



同定風景


同定種は次の通りでした。

アケボノドクツルタケ、アミタケ、イタチタケ、イボテングタケ、ウスムラサキイッポンシメジ、ウズハツ、ウラベニホテイシメジ、オウギタケ、カキシメジ、カゴタケ、カバイロツルタケ、カワムラフウセンタケ、キチチタケ、クサウラベニタケ、クロアシボソノボリリュウタケ、コガネテングタケ近縁種、コタマゴテングタケ、コテングタケモドキ、ショウゲンジ、シロクロハツ、スッポンタケ、シロシメジ、スギタケ属(2種)、タマシロオニタケ、テングタケ、チチアワタケ、チョウジチチタケ、チャツムタケ、ドクツルタケ、ニガクリタケ、ヌmリイグチ、ヌメリササタケ(広義)、ハイイロシメジ、ハダイロガサ(広義)、Hygrocybe sp、ヒイロタケ、フウセンタケ属(4種)、ベニタケ属、ミヤマイタチタケ。



丹頂のいる風景

江汐公園

2009-10-21 19:06:26 | きのこ
年々、春と秋が短くなっていると感じていましたが、今年は珍しく秋らしい日が長く続き、この数年出番の少なかった薄手のシャツやブラウスが大活躍。
しかし、少雨のせいで、きのこの発生は昨年に比べてかなり少ない。湖や沼の水も干上がっています。


江汐公園


ミズゴケノハナ Hygrocybe coccineocrenata



ウバノカサ Conarophyllus subviolaceus



コタマゴテングタケ Amanita citrina



クギタケ Chroogomphus rutilus



オウギタケ Gomphidius roseus

                  ↓ オウギタケ幼菌





アミタケ Suillus bovinus


アミタケ



ヌメリイグチ Suillus luteus



ハツタケ Lactarius lividatus

ルリハツタケ

2009-10-19 19:33:43 | きのこ
初めてルリハツタケを見たの昨年の10月21日、近くの山です。今年もそろそろ生えているかもしれないと出かけました。何と、三箇所で20数本生えていましたが、皆状態が悪い。証拠写真でもと三脚にカメラを取り付けようとして、カメラ(一眼デジ)が無いのに気が付きました。重い三脚はしっかり持ってきているのに、カメラは車に乗せたまま。駐車場に引き返すのは遠すぎる。仕方なく、コンデジで撮ろうと三脚にセットしますが、うまくかみ合ってくれません。ネジが合わないのです。泣く泣く手持ち撮影しました。


ルリハツタケ Lactarius indigo

唯一、色が綺麗に残っている個体でしたが、残念ながら反対側半分は欠けているのでこの角度から。



ウラベニホテイシメジ Rhodophyllus crassipes

昨年は爆生していたウラベニホテイシメジ、今年は淋しい限りです。



キチチタケ Lactarius chrysorrheus



アミタケ Suillus bovinus



オウギタケ Gomphidius roseus



カキシメジ Tricholoma ustale



Clitocybe sp

秋吉台

2009-10-18 18:25:10 | きのこ
”秋吉台のきのこと自然を楽しむ集い”に参加、年々参加人数は増え、今年は200人あまりとの事。参加人数に反比例して、きのこの姿は減っています。特に今年は、9月の降雨量が極めて少なく山を歩く気にもなりませんでしたが、さすが200人の目、全体量は少なかったものの、同定台の上には多くの種が並びました。


エノキタケ Flammulina velutipes



ナラタケ(狭義) Armillariella mellea

傘、ヒダ共にレモンイエローで、一見ナラタケには見えませんでしたが、柄はナラタケそのものです。



ワカフサタケ属 Hebeloma sp



ムジナタケ psathyrella velutina

県央部の山

2009-10-12 17:10:29 | きのこ

Hygrovybe sp

                  ↓ 多分、同じものと思われる幼菌


Hygrocybe sp

傘の径は3mm、非常に小さい。



ダイダイガサ Cyptotrama asprata

傘の径は8mm、左に見える盤菌は肉眼では確認出来なかったものです。


            
            ドクツルタケ Amanita virosa (Fr.) Bertillon.



ナカグロモリノカサ Aguricus proeclaresquamosus Freeman


            
            キイボカサタケ Entoloma murraii(Berk. & Curt.) Sacc.



Russula sp



Russula sp



不明

苔の上で良く見かけますが、あまりに小さいのでいつもパス。今日はきのこが少ないのでパチリ。
傘の径は、2mm~3mm。



Lycoperdon sp
傘の径は、5mm。

ホンシメジとコガネタケで

2009-10-11 18:08:29 | きのこ料理

コガネタケと牛スジ肉の煮込み

コガネタケは旨みは少ないですが歯ざわりが良いので、牛スジ肉の旨みを利用して甘辛く煮込んでみました。
味は最高!! ビールがすすみます。



ホンシメジの炊き込みご飯

コクを出す為、鶏肉とホンシメジを炒めて炊き込みました。
今日の山歩きのお弁当は、この炊き込みご飯で作ったオムスビ。
小さな小さなシアワセです。


大原湖

2009-10-10 18:39:22 | きのこ
ほど良い秋晴れである。やや遠出をして大原湖へ出かけた。山口市を過ぎるとのどかな田園風景が広がっている。田園風景の先は山越えである。昨年の同じ時期、峠越えで、よそ見をして脇に寄りすぎタイヤをパンクさせている。その時のトラウマが残っているので慎重に運転した。

いつもの第一駐車場は人で溢れていた。(4,50人ほど) 第二駐車場は満車になっている。如何しようかと思案していると男性が手招きをして空いたスペースへ誘導してくださった。

遊歩道で、この人の波に巻き込まれたらきのこ観察どころではなくなる。急いで仕度をを調え、先に行く事にした。急ぎながらも、きのこ目はしっかり働かせているが、きのこの姿はきわめて少ない。その後、地上性のきのこを見たのは4種だけである。


シイタケ Lentinus edodes

歩き始めて間もなくシイタケが目に入った。
急斜面に発生している為、三脚を立てるのが精一杯である。無理をすると湖にドボンとなりかねない。この時季に湖で泳ぎたくない。



スギヒラタケ Pleurocybella Sing.



Lepiota sp


           
           カラカサタケ Macrolepiota procera(Scop.:Fr.) Sing.

帰路、峠越えの道でカラカサタケが目に飛び込んできた。先日も秋吉台で撮っているので通り過ぎようと思ったが、あまりにきのこの姿が少ない。わざわざ100m先の駐車スペースに車を置き、引き返してコンデジに収めた。昨年、タイヤをパンクさせた場所、”熊出没”の看板がたっている所である。



コショウイグチ Chalciporus piperatus (Bull.:Fr.) Bataille

残念ながら倒れていたが、今日の数少ない貴重な地上性のきのこである。有難く写真に収めた。

                 ↓ 管孔





チシオハツ Russula sanguinea



Ramaria sp



クジラタケ Trametes orientalis



キカイガラタケ Gloeophyllum sepiarium

カラカサタケで

2009-10-09 18:43:52 | きのこ料理

カラカサタケのフライ

一度食べてみたかったカラカサタケのフライ、漸く実現しました。
栗と山芋のムカゴの素揚げを添えて・・・・。
栗は爆発防止の為、切り目を入れて低温でじっくり揚げます。

カラカサタケのフライは癖が無いので塩胡椒の味付けだけでも充分美味しく頂けますが、今日はタルタルソースで・・・。
生で食べると消化器系の弱い中毒を起こすと言われていますので要注意。

            
            カラカサタケ



               ↓ のきのこはカラカサタケに似ていて毒性分が強いので注意してくださいね。

            
            ドクカラカサタケ(コカラカサタケ)



オオシロカラカサタケ

秋吉台

2009-10-08 19:03:41 | きのこ
秋吉台へ行く途中寄り道をして、ハタケシメジのシロを覗いて見た。いつも大発生する所だが僅か数本生えていただけだった。
台風の余波で霧雨混じりの強風が吹き傘をさしての観察になった。



ハタケシメジ Lyophyllum decastes


ホンシメジ Lyophyllum shimeji


            
            カラカサタケ Macrolepiota procera

            
            カラカサタケ幼菌



Agaricus sp

                  ↓ 菌輪





Marasmius sp


             
             ウラベニガサ Pluteus atricapillus



大きな虹が出ていた。

久しぶりに

2009-10-05 19:03:12 | きのこ
9月は殆ど雨に恵まれず里山のきのこは絶望的だったが、この10日間は比較的雨が続いた。久しぶりに期待を抱いて近くの里山を歩いたが時期的な事を考えるとやはりきのこの姿は少ない。


ウラベニホテイシメジ Phodophyllus crassipes



カキシメジ Tricholoma ustale



Clytocybe sp



ヒメカバイロタケ Xeromphalina campanella



キツネノハナガサ Lencocoprinus bresadolae



ミヤマベニイグチ Boletellus obscurecocconeus



ヌメリコウジタケ Aureoboletus thibetanus



ヒロハウスズミチチタケ Lactarius subplinthogalus


ヒロハウスズミチチタケ ひだと乳液の様子