きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

秋吉台

2007-03-26 18:57:15 | きのこ
アマナやオキナグサの写真を撮る為に秋吉台に行きましたが、どうしてもきのこ目は解除出来そうにありません。


ハラタケ Agaricus campestris L.:Fr.
ハラタケ科ハラタケ属


ヒメコガサ Galerina hypnorum
フウセンタケ科ケコガサタケ属


アミガサタケ Morchella esculenta (L.:Fr.) Per. ver.esculenta
アミガサタケ科アミガサタケ属

忙中閑

2007-03-25 17:40:17 | きのこ
疲労が残っているので、遠出はやめて近場のアップダウンの少ない江汐公園へ行った。
公園は、何かイベントがあるようで駐車場は満杯。仕方なく新しく出来た東側の駐車場へ回ってみたが、こちらも駐車スペースは残っているものの満車に近い。
折角だからと1時間ほど歩き、山道ドライブに切り替えて山菜(カンゾウ、ノビル)採りを楽しんだ。勿論、きのこ目をしっかり働かせながら・・・。


アクニオイタケ Mycena stipata Maas G.& Schwobel
キシメジ科クヌギタケ属


コガネニカワタケ Tremella mesenterica Retz : Fr.
シロキクラゲ科 シロキクラゲ属


タマキクラゲ Exidia uvapassa Lloyd
ヒメキクラゲ科ヒメキクラゲ属


マメザヤタケ Xylaria polymorpha (Pers.) Grev
クロサイワイタケ科マメザヤタケ属



今日の観察

2007-03-18 20:02:19 | きのこ

チャツムタケ Gymnopilus liquiritiae (Pers.:Fr.) Karst.
フウセンタケ科チャツムタケ属


トガリアミガサタケ Morchella conica Pers.
アミガサタケ科アミガサタケ属 

桜山 2

2007-03-17 19:48:16 | きのこ
昨日の続きです。


スエヒロタケ Schizophyllum commune Fr.:Fr.
スエヒロタケ科スエヒロタケ属

カワラタケと同様に最もポピュラーなきのこですが、雨の直後は裏を返すと思わぬ美しさを表しますよ。♪


アクニオイタケ Mycena stipata Maas G.& Schwobel
キシメジ科クヌギタケ属

松の腐朽木から発生。
傘をすり潰すと薬品臭がします。同じクヌギタケ属のニオイアシナガタケはヨードホルム臭がするといわれています。匂いも同定の1つのポイントになりますよ。


チャムクエタケモドキ Tubaria furfuracea.
チャヒラタケ科チャムクエタケ属

きのこらしい姿をしたきのこの少ない時期に良く見られるきのこ。
5mm~15mmほどの大きさで枯れ草の茎や落ち枝から発生しています。


ツチグリ Astraeus hygrometricus (Pers.) Morgan
ツチグリ科ツチグリ属


エリマキツチグリ Geastrum triplex (Jungh.) Fisch.
ヒメツチグリ科ヒメツチグリ属


桜山 1

2007-03-16 19:12:49 | きのこ
寒い時期でも雨の後は、運が良ければ状態の良いきのこが観察されます。
多分、桜山ではヒラタケが観察されるのではと予測して行ってみました。
予測は的中。♪
昨日の雨のせいか、元気の良い姿を見せてくれました。


ヒラタケ Pleurotus ostreatus (Jacq.:Fr.) Kummer
ヒラタケ科ヒラタケ属

数箇所で発生を確認。


エノキタケ Flammulina velutipes (Curt.:Fr.)Sing.
キシメジ科エノキタケ属


ホウライタケ属 Marasmius Fr. (アクシバヒメホウライタケ?)

傘の径2mm~3mm。
広葉樹の枯葉に発生。
この辺りでアクシバの発生を確認していないので不明。


チジレタケ Plicaturopsis crispa (Fr.) Reid
コウヤクタケ科チジレタケ属

傘の径、5mm~7mm。
桜の枯れ木から発生。

                   ↓ 子実層面(ヒダ)





ヌルデタケ Porodisculus pendulus (Schw.) Murrill
サルノコシカケ科ヌルデタケ属

傘の径、5mm前後。広葉樹の枯れ枝に発生。

                   ↓ 孔口は極めて微細



ベニヤマタケ3

2007-03-15 20:31:17 | きのこ

ベニヤマタケ Hygrocybe coccinea (Schaeff.:Fr.) Kummer
キシメジ科アカヤマタケ属

土の小さな隙間から赤いものが覗いていました。
左半分の土を崩して、漸くお顔拝見。
ベニヤマタケに逢うにも努力がいります。

椎茸と山菜で

2007-03-13 19:09:58 | きのこ料理
「椎茸は珍しゅうないじゃろうけど、これじゃったら珍しいじゃろう。」と言って頂いた巨大椎茸。傘の径は18cm。

3品の料理に変身しました。
大きいわりに柔らかかったですよ。


椎茸とツワブキの炊き合わせ

初物の竹の子と昆布も一緒、これに木の芽があったら申し分無いのですが残念ながら、庭の山椒はまだ芽ばいていません。


椎茸とセリのピーナッツ和え

椎茸をオリーブオイルで軽く炒め、セリと砕いたピーナッツと和えました。♪

椎茸のもう一品はこちら


ヤマメの燻製

渓流釣りのお好きな、きのこ好きさんに頂いた自家製のヤマメの燻製、燻製の香りが辺りに漂います。
まずはビールで喉を潤し、さて次は何にしましょうか。

定点観察会

2007-03-11 18:20:07 | きのこ
暖冬が続いていましたが、この数日間は冬に逆戻りして、冬型の寒い日が続いています。
冬のきのこはそろそろ終わり、春のきのこを期待しての定点観察会でしたが・・・。


マツカサタケ Auriscalpium vulgare S.F.Gray
マツカサタケ科マツカサタケ属

名前の通りマツカサから発生。
傘の径、6mm。
柄の基部に1mm~2mmの子実体が、数個確認できます。



子実層は針形。


ヒメカバイロタケモドキ


ホコリタケ Lycoperdon perlatum Pers.:Pers.
ホコリタケ科ホコリタケ属


今日の観察種は
ヒラタケ、アラゲカワキタケ、スエヒロタケ、マツカサタケ、ヒイロタケ、カワラタケ、エゴノキタケ、コフキサルノコシカケ、ネンドタケモドキ、クチベニタケ、ホコリタケ、クロハナビラニカワタケ、キクラゲ、アラゲキクラゲ、タマキクラゲ、クロコブタケ、ベニアワツブタケ、以上でした。

ベニヤマタケ 2

2007-03-06 19:03:20 | きのこ料理

ベニヤマタケ Hygrocybe coccinea (Schaeff.:Fr.) Kummer
キシメジ科アカヤマタケ属



一昨日の陽気は何処えやら、昨日から真冬の気候になり、天気予報は雪のマークが付いていました。
雪の写真を撮ろうと秋吉台へ向かいましたが、雪の姿は何処にもありません。
温度は低いけれど抜けるような青空が続いています。折角来たのだからと思案しつつ、ベニヤマタケのシロへ・・・。
思案の理由は・・・山焼きの後の秋吉台は黒い灰が地面を覆い、焼け残った笹の茎や低木の枝が筆やサインペンになり、どうでもいい服装で行かないと両腕や胸から下は大変な事になるのです。

幸運な事に今日のコースは、一部山焼きがされてなく悲惨な事にはなりませんでした。

南丹でも先月の25日に発生していたそうですよ。今年は早いですね。


ベニヤマタケの天麩羅

ベニヤマタケの赤い色素は水溶性ですので、赤い色を残したく、手早く下処理をして油を使った料理にします。

帰り道で採取した菜の花と三つ葉を入れて天麩羅に。


ベニヤマタケのオムレツ

採取した三つ葉と新タマネギを使いました。♪


ツバキキンカクチャワンタケ

2007-03-02 16:51:59 | きのこ

ツバキキンカクチャワンタケ Ciborinia camelliae Kohn
キンカクキン科ニセキンカクキン属

椿の樹下に腐葉土が堆積していると、つい落ち葉をかき分けています。
今シーズン3度目の登場。



実際には、椿の花が都合よく、きのこの側に落ちている事は稀ですのでヤラセをします。



椿の花を置く事で、ツバキキンカクチャワンタケである事が分るでしょう。

ベニヤマタケ

2007-03-01 18:49:27 | きのこ

ベニヤマタケ Hygrocybe coccinea (Schaeff.:Fr.) Kummer
キシメジ科アカヤマタケ属

18日に予定されていた秋吉台の山焼きは24日に実施され、山焼き後今日で5日しか経っていませんので期待薄でしたが5mm~15mmほどのものを数個見つけました。♪


焼け焦げたベニヤマタケ

畳一畳分ほどの範囲に、焼ベニヤマタケ出来ていましたよ。
24日でこの状態ですから、今年の発生はかなり早かったと云う事ですね。



今の秋吉台はモノトーンの世界です。
若草色に染まるのが待ち遠しいですね。