きのこつれづれ

つれづれに観察したきのこをつれづれに更新しています。

臥竜山のきのこ 2

2005-10-31 15:52:00 | きのこ
  

  ヌメリツバタケモドキ Oudemansiella venosolamellata

  ブナの枯木に発生。

  ヌメリツバタケモドキの上方に無数に発生している黄色い小さな きのこは

  モエギビョウタケ Bisporella sulfurina (Quel.) Carp.


  

  シロカノシタ Hydnum repandum L.:Fr.ver.album quel.

  左側は傘裏です。針状になっています。
  これが白鹿舌の名前の由来でしょうか。鹿の舌を見た事がありませんので
  分りませんが。^_^;


  

  オツネンタケモドキ Polyporellus brumailis (Fr.) Karst.


  

  コガネタケ phaeolepiota aurea (Matt.:Fr.) Maire

  コガネタケは群生しているイメージがありますがここ(聖湖)は去年も
  一本だけぽつんと生えていました。 

臥竜山のきのこ 1

2005-10-30 18:57:36 | きのこ
  

  ムキタケ Panellus serotinus (Pers.:Fr.) Kuhner

  ツキヨタケ(毒)と同じような環境に発生する為注意が必要です。

  
         

          アカチシオタケ Mycena crocata (Schrad.:Fr.) Kummer

          傷つくと赤い液を出すのはチシオタケと同じですが、
          本種は温帯以北のブナの倒木や落ち葉に発生します。
          柄を傷つけてしまったため傘の内側に赤い液が付いて
          います。
  
  

  チャナメツムタケ Pholiota lubrica (pers.:Fr.) Sing


  

  ムラサキゴムタケ Ascocoryne cylichnium (Tul.) Korf

  アラゲコベニチャワンタケ Scutellinia scutellata

秋吉台

2005-10-29 17:32:01 | きのこ
  午前中、時間が空いたので秋吉台へ直行。
  きのこか花かで台上に上がる道が違います。直前まで迷った末、きのこに
  決定。秋吉台家族旅行村へ。
  目に付いたきのこはたったの2種です。

  

  カラカサタケ Macrolepiota procena (Scop.:Fr.) Sing

  大型のきのこです。
  この幼菌で柄の長さ30cm、傘の径が8cmです。
  バックが森だったら絵になるきのこなのですが・・・。


  

  テングタケ属

  フクロツルタケに限りなく近いのですが決め手に欠くのでテングタケ属
  としておきます。変色性を確認しなかったのは手落ち。^_^;

真田岳

2005-10-26 19:44:29 | きのこ
  

    ムラサキアブラシメジモドキ Cortinarius salor

    乾燥が続いた為傘のぬめりは殆どありません。


  

    ニンギョウタケ Albatrellus confluens (Alb.& Schw.:Fr.)

    マツタケ山にニンギョウタケが生えるとマツタケは生えなくなると
    云われます。
    以前、マツタケが生える所とは知らずにきのこ狩りをしていたら下
    から上がって来られた男性が「ニンギョウタケが生えてきたのでこ
    このマツタケは終わりじゃ。」と云われた事が印象的でした。

    昨日、テレビで映っていたきのこはどう見てもニンギョウタケに
    見えたのですが白マイタケだと言って味噌汁に入れていました。
    調べてみるとシロマイと呼んでいる地方があるようです。

サクラタケ

2005-10-25 19:11:23 | きのこ
  

    サクラタケ Mycena Pura (Pers.:Fr.) Kummer

    傘の色から名づけられているサクラタケは薄い色から濃い色まで
    変化に富んでいます。
    写真はサクラタケの名に相応しい色をしていますね。
    柄の付け根に白い細毛を有し大根臭がします。

    カラカラ天気が続ききのこの発生の少ない時に有難い被写体でし
    た。(^^♪

    今日、美祢市で。

きのこ中毒

2005-10-24 19:28:54 | きのこ
  先ほどのニュースできのこ中毒を報じていました。
  諏訪市のJA直営販売所で売られていたヒラタケを買った家族が
  食中毒を起こしたというものです。
  問題のきのこはJAのベテランきのこ採りの方が採取したもので
  ツキヨタケだったらしいのです。

  

  ツキヨタケ 毒きのこ

  間違いやすい食菌はヒラタケ、ムキタケ、シイタケ等です。

  ツキヨタケの特徴
  ヒダと柄の間につば状隆起帯があります。幼菌は顕著です。
  柄を切断すると黒褐色のシミがありシミが薄く判別出来ないものも
  ありますので要注意です。

  下は今回間違ったというヒラタケの写真です。

  

  ヒラタケ 食菌

  100%の確信が無い場合は食べない事ですね。

武井谷緑の村

2005-10-23 18:37:51 | きのこ
    昨日は久し振りに武井谷緑の村へ。
    きのこの姿は相変わらず少なく撮りたくなる様な花も殆ど見かけません
    でした。
    
      


    ハタケシメジ Lyphyllum decastes (Fr.:Fr.) Sing

    栽培にも成功している食菌で旨みのある美味しいきのこです。


  

    ツルタケ Amanita vaginata (Bull.:Fr.) Vitt. ver. vaginatta

    這い蹲ばらなくてもよさそうなので風景的に撮ってみました。


  

    アカハツ Lactarius akahatsu

    毎年確認している所に今年も出ていました。
    傘の表面はハツタケやアカモミタケに似ています。


  

    ハツタケ Lactarius hatsudake

  

    ホコリタケ Lycoperdon perlatum

芸北 3

2005-10-22 19:04:13 | きのこ
  

    ウスキブナノミタケ Mycena luteopallens (Peck) Sacc.

    傘の径は5mm~7mm。
    柄の長さは5cm前後でブナの実から発生します。

  

    テングタケ属

    ドクツルタケに似ていますが柄の付け根はツボでは無く塊状です。
    ブナの林床に発生。

  

    ニカワチャワンタケNeobulgaria pura (Fr.) Petrak

  

    ヒイロチャワンタケ aleuria aurantia (Fr.) Fuckel

  

    オオキツネタケ Laccaria bicolor (Maire) P.D.Orton

芸北 2

2005-10-21 18:27:37 | きのこ
  

    ヌメリスギタケ Pholiota adiposa


  

    ヤマイグチ Leccinum scabrum (Bull.:Fr.) S.F.Gray




    ヒメベニテングタケ Amanita rubrovolvata Imai


  

    ズキンタケ属 

    撮っている時は気が付かなかったけれど横に虫草が2本写っています。
    帰ってから気が付き観察の粗雑さを後悔。^_^;


  

    ナガエノチャワンタケ Helvella macropus


芸北 1

2005-10-20 14:40:23 | きのこ
    16日に深入山、臥竜山、聖湖とまわり、まぁまぁのきのこ発生を
    確認。
    今年は天候の加減なのか晩夏のきのこがまだ発生していました。
    数が多いのでその一部を2回に分けて投稿します。

  

    ホンシメジ Lyophyllum shimeji (Kawamura) Hongo

  

    ブナシメジ Hypsizygus maemoreus (Peck) Bigelow

  

    ホテイシメジ Clitocybe clavipes (Pers.:Fr.) Kummer

  

    キヒラタケ Phyllotopsis nidulans (Pers.:Fr.) Sing

    裏面(ヒダ)


  

    ツキヨタケ Lanpteromyces japonicus (Kawamura)Sing

  

    ツキヨタケ 幼菌

  

    ヌメリツバタケモドキ Oudemansiella venosolamellata (Imazeki&Toki)
 

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2005-10-20 10:18:23 | きのこ
    きのこ観察の記録をブログで始めました。
    まずは手始めにテストを兼ねて10月9日十種ヶ峰の観察会に
    出ていたナスコンイッポンシメジを拝借して活花でパチリ。(^^ゞ

  

    ナスコンイッポンシメジ Entoloma kujuense (Hongo) Hongo