バナナマンのバナナショット！

その人をひそかに「バナナマン」と呼んでいる。
芸人ではない。
自治会ゴルフのメンバーだ。
毎回、大きく曲がるショットを放ち、それがばっちりバナナをイメージさせるからだ。

ドライバーショットがほんとうにヒドイ！
いったんシャ～ンと左に低く出て、知らない人なら内心（あ、いっちゃったな・・・）と思わせる。
ところが、そこから「キュイ～ン」と音が出ているかのように右へ曲がってくる。
結果、ボールは何食わぬ顔でフェアウェイに転がっている。

画像で言えば、左斜面に見える杉の林よりも左に打ち出し、そこから右に大きくカーブして、フェアウェイの芝色の変わったセンターに戻してくる感じだ。

アンビリ～バボ～

グリーンをねらうショットもお世辞にもナイスショットと言えない。
グリーンを大きく外れた左側から右へ戻してくるのだ。
手元にかえってこないだけで、それはもうまるでブーメランのようだ。

そんなバナナマン、昨年度の１７ラウンドで算出したハンディキャップは９だ。
自治会シングルだ。

アンビリ～バボ～

信じられないものを見させられたあげくに信じられないスコアーで上がってくる！
ワタクシは敬意を込めて「バナナマン」と命名したのだ！

バナナマンのよいところはまったく球筋を変えないところだ。
調子悪いのかなと思う日でさえ、今日はちょっと曲がりがひどいなというくらいだ。

ゼッタイに右に曲がり、ゼッタイに左に曲がらない。
これぞバナナマンの持ち球だ！

その日の調子によって左を向く必要もない。
いつもセンターをねらってバナナボールを放つのだ。
だから・・・怒フェード？と言ったらいいのだろうか？

あ、分からん！
分からんが、こういうのを自分の持ち球というのだろうということは学んだ！
ワタクシはバナナマンが大好きだ。

ラウンド中は反省するな！

「発達障害は最強の武器である」
成毛眞。

大きな仕事をした人には発達障害者が多い。
自分も発達障害だ。
だから、自分にも才能がある！
そんなふうに自慢話に聞こえる本だ。

そんななかに気になる文章があった。
そのまま抜粋する。

「以前、付き合いのある編集者から自分の出す本が売れないという相談を受けたときに、ワタクシがしたアドバイスは、
『反省してはいけない』
その一言だった。
売れなかった本の作りを振り返って反省すると、タイトルがこうだったから売れなかった。帯はこういう帯にしたからダメだった。装丁がよくなかったから失敗した。そういうふうに、ひとつひとつ反省していくとそのうちないも作れなくなってしまう。」

おっ！
これぞ、ゴルフそのものではないか！
そっくり当てはまる話だ。

調子が悪いときにやたらと反省する。
自分の欠点ばかりを考えて悩んでしまうのだ。
一番多いのがスイングが悪いからではないかということだ。

しかし、スイングをいじくってよかったためしがない。
どうどう巡りを果てしなく経験するだけだ。
時間のムダだ。

反省しない。
特にラウンド中はゼッタイに反省しない。
その日はたまたま調子が悪いのだ。

反省は練習場だする！
大いに反省する！
だから、今日も行くことにする！

ベルンハルト ランガ―スイング！

「BERNHARD LANGER - 2015 GOLF SWING FOOTAGE IRON & DRIVER FULL & SLOW MOTION 1080p HD」
コンパクトにクラブを振っている。
たぶん自分でクラブを制御できる範囲なのだろう。