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名古屋大会の反省

2012-10-14 17:25:18 | 津軽三味線

DVD見て反省。



袖から舞台に入る前に一礼する
自分の席につく前にお辞儀する
演奏が終わったら席から一歩離れてお辞儀する
舞台袖で、はける前に振り返って一礼する

 

普段から9寸で弾く
ちゃんと調子笛を使って調絃する
たまにチューナーを使って正確に調絃する

 

糸の狂いを最小限にするように毎回きちんと糸伸ばしをする
舞台上での棹拭きの扱い方に慣れる


ツボをなぞって弾くのでなく、
撥のリズムに左手を合わせる

 

1の糸巻きを持って構えるのが基本
棹を引きつけない。太鼓を身体から離して少し傾ける
骨盤の出っ張りと太ももの付け根と腕の3角形を意識して
三味線を固定する。
右腕を引きつける。丹田を意識する。
撥のポジション確認。
右手小指が太鼓からはみ出る位置で撥先が太鼓中央にくる。
テンポ確認。あたまの中で4カウントを取る
さらに4カウントとりながら息を吐いて
吐き切る分を使って掛け声をかける
始めの2打目まででさわり確認
1の糸たたきの位置を音で確認する8カウント
後半の4カウントで調弦を済ませて2の糸巻へ移動8カウント
左手小指が糸巻きに触れないように
前撥の位置確認。小指が駒に当たる
音締めの音確認。余韻が出ているか?
後撥抜けた音がしているか?
後半4カウントで3の糸巻きへ移動8カウント
前撥の位置確認。小指が駒に当たる位置
音締めの音確認。余韻が出ているか?
後撥抜けた音がしているか?

 

棹の位置再度確認。前に出す。
テンポ確認。
掛け声かけて演奏開始。

 

1のたたき
腹で太鼓を前に押し出すと同時に撥で叩く。音圧を感じるまで締めて打つ。
三枚撥は直前に息を大きく吸う
左手の親指と薬指が十分離れていること。ツボ位置に対する明確なイメージを持つ

 はじきをていねいに。音の粒がそろって聞こえるように

前撥後撥の位置と音の抜け、締めを確認。じょんからのリズム確認。
2の4のツボが合っているか?
左手首折れていないか?
棹を引き込んでいないか?
テンポ確認。走っていないか?
音に深みが出ているか?撥を押す。すくい過ぎない。すくうのではなく斜め上に引く
たたみこみ1の3と4の幅広め。テンポ少し落とす代わりに正確に、はっきりと大きく

 

前撥後撥の位置
音の抜け
前撥の締めを確認
じょんからのリズム確認

 

一番下のツボにジャンプするとき大きく息吸う
前撥ためる。がまんする。じょんからのリズム
前撥の時に駒の位置を薬指で再確認して小指を立てる場所を決める

 

左手のひらを開く。3の糸を棹の端に寄せる。軽くはじく。
走らない。はじく強さはそのままで、撥で音量を調整する
棹を前に出す。駒寄りギリギリで3の糸最大音量

最高音の音程確認。さわりが共鳴しているか?

いれこまない。走らない。難しい手でもあわてない

十分に消音できているか?

ツボ位置ていねいに

4のツボ気を付ける

棹を前に出す

棹を立てない。太鼓を少し寝かせる

はじきは多少遅くなっても粒が揃うように弾く

たたみこみの4のツボ狂わないように気を付ける

捨て撥はっきりと。後ろに流さない。 



基本的な事を忘れていた。
いい音が出ているかをあまり気にかけていなかった。
どういった音色がどういった感情を呼び起こすのか、もっと研究していい。

 

ああこの音いいなあ、という音
ああこのメロディーいいなあ
美しい音色、心に届く音色を求める

 

泣き叫ぶように弾く、つぶやくように弾く、吹雪のように弾く
つややかに弾く、共鳴させる
美しい音色
強弱で感情を表現する

 

『津軽三味線の音色は地吹雪を想わせるような音。ある時は雪をも溶かす炎のように力強く、人間の悲遇な運命に立ち向かうよう音でもあります。そして時には、か細く透き通る音や、妖艶な響きを奏で、明るく楽しい音であったり、また、風や海、自然音を描写し、大地を賛美する…津軽三味線の音色には様々な表情があります』

 抒情的に文章で表現するのは簡単だけど、でもどうやって?