本音は言葉ではなく態度に表れる。
だから、思ったことを嫌味なくさらっと言える人になりたいと願った1年でした。
まだ道半ばです。
イヤなことは、はっきり「No」と言える人間になりたかった。
これも、はっきりとは言えなかったな。
安直にイエスとは言わない、というところまではいけた。
心配事の8割は起こらないと実感した1年でもあったな。
これは収穫だ。
「心配するな、工夫せよ」
お金のことを、自分なりに勉強した1年だった。
学校では教えてくれないけど、とても大切なことと実感。
初めてファイナンシャルプランナーの人に会って、
生涯必要なお金の計画を立てられたのは良かった。
漠然と不安を抱いているより、ずっといい。
来年はどんな年になるのだろう。
よくわからない。
わからないから考えるのをやめよう。
とりあえず新しいスーツケースを買ってきた。
ここからだ。
聖天様の境内で骨董市がありました。
なかなか結構な掘り出し物がありましたよ。
まず、ゆず1袋10個入り100円。
これでゆず茶を作ろう。
それと...
細棹三味線!!
「この三味線、ちょっと見せてもらっていいですか?」
「ああいいよ」
(ふーむ。表皮新品、多少目違いはあるけど二ツ折の棹に変な反りもない、
、カンベリもしてないし、胴掛けも新しい。糸巻きもしっかりしてる..ま、3万ってとこかな..)
「おじさん、この三味線いくら?」
「6,000円」
「ろ、ろくせんえん??」
「ん?高い?じゃあ5,000円でいいよ」
「買う買う買う。買います買います」
ハードケース、棹袋付き。
それだけで元がとれる。
骨董屋のおじさんがサンタさんに見えました。
えー。
来年からしばらくアメリカで働くことになりました。
たぶん2018年の終わり頃には日本に戻ってこられるかと。
アリゾナ州フェニックスというところです。
とりあえず年明け早々に出張ベースで2ヶ月間行ってきます。
春に一度戻ってきて、
その後は本格的に向こうで暮らすことになると思います。
ま、
太平洋を挟んでいるとはいえ隣の国だし、
あんまり深く考えずに
行ってみますか。
「今から15分ぐらい話をしたいんだけど、いい?」
と、ボスからチャットが入った。
こういうケースはたいてい異動の話だ。
会議室に移って電話する。
「おまえ、1年ぐらい、アメリカに来て働かないか?」
「へっ??」
仕事の具体的な内容は何か、
最長1年と考えていいのか、それとも延長もあり得るのか、
どこのチームに配属になるのか、
日本に帰ってきたときに仕事はあるのか
そもそもどうしてオレなのか。
疑問がいっぱい。
でもいくら質問しても「確認する」ばかりでちゃんと答えられない。
ということは、彼自身で考えたことではなくて、
他のチームから引き合いがあったということだ。
誰だろう。
去年2ヶ月アメリカにいたけど、結構しんどかった。
それの6倍か。
でも夢中になってやっていればすぐ終わる期間だとも言える。
そういえば15年前にニュージャージーで半年暮らした。
...って半分その気になっている自分が怖い。
まあちょっと待て。
ちゃんと仕事の内容を確認してからだ。
話をちゃんと聞いて、できると思ったら受け入れて、できないと思ったら、はっきり断ろう。
「苦手を克服するよりは、今の自分が得意なことを伸ばしていった方がいい」
今苦手なことを得意の領域まで持っていくには時間もエネルギーもかかるから。
それなので、「三味線演奏と英語と文章が上手な自分」が今の理想。
体力作りと心の安らぎが、生活を支えるための理想。
それらを踏まえて、三行日記を毎日書いています。
まず最初の行が
プラス1:理想の自分に近づくために、日々の生活の中で今日新たにひとつ追加したこと
例えば、三味線でうまくできない部分を集中的に練習する時間を10分設けたとか、筋トレで腹筋を追加したとか。
次が
マイナス1:理想の自分に障害となるのでやめたこと
例えば、時間を決めてスマホの電源を切った、とか、新聞を読みながら歯を磨くのをやめた、とか。
最後の3行目は自由です。その日にあったこととか、何も書くことがなければ「ありがとう」と書いておきます。
2年前に5年日記を買ってきて、それ以来、この三行日記を毎日つけています。
2年目の師走を迎えた今、日記を読み返してみると、歩みは決して早くはないけれど、
理想に向かって少しずつ自分が進化していっているのを実感できます。
面白いのでみなさんも来年からやってみませんか?
ポイントは、理想は目標値ではなく、理想「像」にすること。
数値目標を設定すると次第にしんどくなっていきます。
プラス1、マイナス1は、意思さえあれば今の自分にすぐできることを書くこと。
です。
お試しを。