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日々の暮らしをここに記録して未来に役立てよう。

2004年8月 秋田甚句から黒豆柴まで

2004-08-30 17:57:08 | 津軽三味線
2004年08月03日(火)
20040803
秋田甚句
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秋田甚句を稽古中。
あと、じょんがら合奏曲の苦手なところを繰り返し練習した。
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2004年08月13日(金)
20040813
餃子の街・宇都宮
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今日から夏休みだ。
なのに朝5時に目が覚める。
せっかくだから三味線持って河川敷に出かけた。
朝焼けで空が明るいオレンジ色に輝いていた。
気持ちいいぞ。
日の出前から河原でバドミントンをしているカップルがいた。
「こんな朝っぱらから何やってんだ」とひとり事を言いつつ三味線を取り出して構える(何やってんだはおまえだろ)。
「ゴルフ禁止」の看板の前で打ちっぱなしをやっている人に向け、じょんがら節を心を込めて弾く。
***
午後から何となく館林に行き、城沼でぼーっとした後、つつじが岡パークインで風呂に入ってビールを飲む。そのまま帰るのももったいないので、館林インターから東北道に乗って北に向かう。
このまままっすぐ行けば津軽だ。
...最近、仕事もつらいし。蒸発しちまおうかな。
理性が留めて鹿沼で下りる。
駅に向かい、コンコースで弾いてみる。
音がいい具合に反響してすごくうまく聞こえる。
「それ、太棹だろ?」
男の人が話しかけてきた。
「よくご存知ですね。三味線やってるんですか?」
「いや..三味線じゃないんだ」
「はあ」
「あんた、浪曲弾けるかい」
浪曲も太棹を使うらしい。初めて知った。
こういう時、さっと弾いてあげると歌いだしたりして。
もっと色んなの弾けるようになりたいなあ。

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2004年08月14日(土)
20040814
おさらいMD
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習い始めから今まで教わった曲をひと通りMDにまとめた。
30曲ぐらいになった。
ランダム再生して、どこまで弾けるかやってみる。
やっぱり習った中でも、よく弾くもの(秋田もの多し)と、苦手であまり弾かないもの(三下がり系やマイナー調のもの)があって、ムラがあるんだな。昔習っても今ちゃんと弾けるものと、最近習ったけど覚えていないものがある。
続けて弾くと、曲ごとに調子がどんどん変わるので、さっと調弦して、弾いてる間に音を合わせる練習とかもできる。これで苦手なところをピックアップして集中的に練習すればうまくなれるような気がする。
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2004年08月15日(日)
20040815
熊谷の居酒屋で弾く
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お、今日は涼しいぞ。
午後から大宮に向かう。
西口のコンコースで弾いていると、色んな人に話しかけられた。
・津軽三味線を習い始めて1年ちょっとの女の人。高橋竹山さんの大ファンだそう。わしと同じ北海道生まれで岩見沢出身と言っていた。インターネットやりますか?と聞いたらやる、というので、URLが書いてある名刺を渡した。こないだの岩見沢の人!このページ見てますか?
・街角で絵を描いているという青年。「後でまた来ていいですか?何時までいますか?」と聞かれ、2時間ぐらいと答えたが、それっきり来なかった。きっと自分の商売の方が忙しくなったんだろうな。
・民謡を習っているという女の人二人連れ。何か唄ってと頼んだら、秋田おばこを唄ってくれた。その後、しばらくしてさらに別の友人を何人か連れてきて、秋田節を唄って去っていった。駅前で民謡を唄うあやしい集団。面白かった。
帰り道の途中、夕焼けがきれいだったので、以前弾いた熊谷の星川沿いのベンチで三味線を弾いていたら、近所の居酒屋の店長さんが出てきて、「BGM代わりに店の中で弾いてもらえませんか」と言われた。和風のちょっとおしゃれな感じの店内に案内され、奥にスペースを借りて、本調子の静かそうな曲を中心に知っている曲を思いついた順番にひと通り弾いた。聞いている人には曲の違いはたぶんわかんないだろうけど。
・生保内節
・鯵ヶ沢甚句
・外山節
・ワイハ節
・八戸小唄
・おこさ節
・人形甚句
・本荘追分
・秋田甚句
など。
最後は、ちょっとうるさいかなと思いつつ、道南口説と津軽タント節を弾いて撤収。店長さん、今日は機会を与えてくださってありがとうございました。また是非弾かせてください。

不思議な一日だったな。

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2004年08月19日(木)
20040819
地獄の練習曲
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できないところはどうやったら弾けるようになるか?
できないところをピックアップして「地獄の練習曲」を作って100回練習するか。
前に出てきた数取り器を使って53回繰り返して挫折する。
なんかどんどん下手になっていくぞ。
結局できないところは、ゆっくり弾いてもできない事がわかった。
だからテンポを思いっきり落として、そこから少しずつ早めていけばいいんじゃないか。
***
夜、この間の居酒屋でまた弾かせてもらった。
稽古したところが人前でちゃんと弾けるかを確かめたかった。
結局、苦手なところの直前で意識して、やっぱりうまく弾けなかった。
自信持って弾けるようになるまで、何回でも繰り返し稽古しないとダメなんだろうな。
演奏後、店長にビールと寿司をおごってもらった。うまかった。
少し話をした。
以前、ベースをやっていたらしい。
思うに、楽器で一番津軽三味線と近いのはエレキベースだと思う。
ネックの長さが長い事と、弦に対して垂直に打つ「チョッパー」という技法がある、という観点で。
やってみたいというので、以前使っていた、花梨の太棹を貸そうと思う。
しばらくやってみて、本当に続きそうだったら自分を買えばいいと思う。

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2004年08月20日(金)
20040820
皮の張替え
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あがっちと、はなわちえさんのCDを中心に、店でBGMになりそうな曲をMDにコピーした。寿司をおごってもらったお礼に、次回持って行こう。
久々に花梨の三味線を取り出してみたら、やっぱりというか、皮がハネていた。
三味線かとうさんに電話してみる。
明日からイベント(東京バトル)で、その後はずーっと休みをもらってなかったのでちょっとかかります、との事だった。
***
夜、稽古会に出かける。
道南口説と秋田音頭のおさらい。
道南口説は先生の唄につけてみる。三の糸が下がっているのが気になり、つぼが...。演奏中の調弦も練習しておかないと、いきなりじゃできないな。
「はい、弾いて」と言われ秋田音頭を弾く。途中でどこを弾いているのかわからなくなる。
次回は俵積み唄を覚える、ということで、先生の演奏をMDに録音させてもらった。
確かに持ち曲は増えているけど、どれもちゃんと弾けないな。
ただ、今は知っている絶対数が少ないわけだし、これぐらいのペースで覚えていかないと、いつまで経っても弾ける曲が増えない(「これ唄うから伴奏して」と言われたときにできない)んだろうな。
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2004年08月28日(土)
20040828
河川敷で柴犬と出会う
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いつもの河川敷で、おさらいMDを聴きながら三味線を弾いていたら、黒い豆柴が寄ってきた。
首輪はないが愛想がいい。
捨てられたのかな。
車が通るたびに寄って行って運転している人の顔を確かめている。
その姿がちょっとかわいそうだ。豆柴よ、自分を捨てた主人の事など、早く忘れてしまえ。
ちょうどビーフジャーキーがあったので、やってみる。
あまりうまそうじゃないけど食べた。
帰り際、土手までついてきたが、道路を渡ったら河川敷に戻っていった。


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