心の眼

皆さん三味線弾くとき目閉じてます？

開けたほうが弾きやすいですか？

自分はどうしても目をつぶって弾いてしまいます。

というか、開けるとうまく弾けません。

目を閉じているから何も見ていないかというとそうではなくて、

心の中に棹があって、

それを見ながら弾いてます。

集中すると一手先を弾ける時があるので、

ツボも合いやすいし、間違いが少ない気がします。

目を開けてると、

思った場所と実際のツボがずれてる時に、

変に動揺して「今」に気をとられてしまうんですよね。

そうすると次の音も間違っちゃう。

だから自分は目を閉じているほうがいいです。

でもそうなるとフォームが崩れていくのに気づかないんで、

たまに棹が立って自分の目の前にあってびっくりしたりします。

ところで、

津軽三味線のキング木○下さんって、

三味線弾いてる時、

斜め上からもう一人の自分が見てるんだって。

調子のいい時は、

いろんな角度から５人ぐらいで見てるそうです。

そういうのを聞くと、

心眼（しんがん＝心の目）って本当にあるんだろうなあ、

と思います。

一度でいいからそういう境地になってみたいです。

お金のやりとりの難しさ

さっそく領収証を書く機会がやってきました。

やっぱりお金がからむと、楽しいだけじゃ済まなくなるなあ。

きっと向こうもオレの事をぼったくりと思ってると思う。

お金のやりとりの前に信頼関係が大事なんだね。

いろんな意味でとても勉強になりました。

これからもお金をもらったり、

タダでやったり、

こっちからお金を払ったり、

いろいろあるだろうけど、

どんな場合でも何のためにやるのか、

自分の考えをはっきり持ちたいです。

たまに

「うちの店で弾いてくれ」

と言われるけど、

お店側で客を集めるわけでもなし、

こっちで連れて来る知り合いをあてにしてるだけで、

そんなところでタダで弾くって納得いかない。

それだったら家で練習してる方がいい。

店側から見れば、場をタダで貸してあげてるってことなのかな。

なんかwin-winの気がしないよね。

領収証

安易に無料でやっちゃいけないと最近思うようになりました。
別に小遣い稼ぎをしたいとか、そういうことじゃないです。
無料でいつでも気軽に弾いてくれるんだと思われると、
何だか自分が今まで教わってきた事や、
つぎ込んだ時間やお金が、
たいした事じゃないと勘違いされるような気がしてイヤなんです。

という事でこないだ領収証を買いました。
近所のホームセンターでゴム印と角印作りました。
これに金額入れて依頼主さんに渡す日のために。

稽古日。

左手の指をもっと短く使えと、
ずーっと言われ続けてるんだけど、できないです。
緊張すると余計に指がばたついてかっこ悪い。

他の人からよく
「指が長いからいいよね」
って言われるけど、
実際の稽古の場では、
長すぎる指をどう短く使うのかで苦労してます。

帰りにいつもの温泉で露天風呂に入ってきました。
湯船でぼーっとしてました。

澄んだ秋の夜空に満月がきれいでした。

また明日から練習がんばります。

ねぷた笛根付

日頃お世話になっている上州ねぷた会の戸谷さんから頂きました！
オリジナル、手作りです。
胴掛けの色に合わせて赤黒にしてもらいました。
かっこいいっしょ？

戸谷さんありがとう！