どBlog

日々の暮らしをここに記録して未来に役立てよう。

入院から退院まで

2019-07-10 17:19:09 | What's up?

7月3日(水)入院
口の中の衛生状況がよろしくないと肺炎などの合併症を起こしやすいとのことで、口腔外科外来に行って歯のクリーニング。
3月にもかかりつけの歯科医院でやってもらっていたのでまあまあきれいだった。
「舌が汚れていますね」と言われ、歯ブラシを使った舌のクリーニング方法を教わった。
その後入院支援センターに行って入院に必要な書類を提出し、病室に案内された。
病室内の設備、備品の説明を受けた後は特にやることがない。
窓から太田の金山がよく見えた。
食堂で入院している人たちに混じって夕食をとった。


7月4日(木)手術
11時からの手術が10時に変更になった。麻酔医がやってきて、手術室で麻酔注射を受けるときの姿勢の練習。
横向きで少し膝を抱えるような格好。背中に麻酔を打つらしい。
その後手術着に着替え、帽子をかぶり、車椅子で手術室に向かった。
手術台は台所用スポンジみたいにふかふかだった。練習通りの姿勢を取って麻酔を打ってもらい、
その後は全く記憶がない。


「手術終わりましたよ」

という声がして目が覚めた。

「胸、開けちゃいました」

と主治医が明るく言った。

その日はICU泊。体にたくさん管や線がついていた。
看護師さんが夜を徹して面倒を見てくれた。
アイスノン枕が気持ちよかった。
右肩がとても痛い、と言ったら
「ああ、傷ね」
と言われた。
なんで肩に傷があるんだろうと思いつつ眠った。


7月5日(金)術後1日目
ICUから一般病棟に戻った。右肩が痛い。頭痛がする。
主治医が来て、どんな手術だったかの説明を受けた。
「最初は腹腔鏡で手術を行ったが出血が始まって、どこから出ているか確認できなかったので胸を開いた。
腫瘤は取り除いたが、胸の内側に癒着している肺の範囲が広くて大きな手術になってしまった」
とのことだった。12時間もかかったそう。もう感謝しかない。長い時間、ありがとうございました。


7月6日(土)術後2日目
点滴と心電図が外れた。息が苦しい。右肺の3分の1を切り取っちゃったわけだからある程度は覚悟していたけど、
酸素が足りない。酸素マスクがないと不安。「でも血中酸素濃度計を見る限りは十分酸素取れてますよ」と言われる。
でも息苦しい。


7月7日(日)術後3日目
酸素マスクが外れた。夜、胸に挿した管から浸出液が多量に出てきて焦った。容器からあふれるんじゃないかと思った。
来週月曜日に採血して貧血になっているようなら輸血することになった。
看護師さんが夜中も定期的に浸出量の監視をしてくれた。

7月8日(月)術後4日目
浸出液の量が減り、胸に挿していた管が抜けた。多少貧血気味なものの輸血はしなくていいことになり、左手首から点滴用の針がはずされた。

7月9日(火)術後5日目
レントゲン検査。結果が良かったらしい。
もう体に管も線もくっついていない。
「退院、どうします?」と主治医に聞かれ、11日に決めた。


7月11日
無事退院しました。


 


あとは切るだけ。

2019-07-01 16:24:13 | What's up?

追加の検査を受けました。
鼻から管を突っ込んで胃液を取る検査。もし感染症なら無意識に飲み込んだ痰から菌が見つかることがあるそうです。
「はい、ここに横になってください。右の鼻の穴と左、どっちが通りがいいですか?」
「右、かな」
「はい、じゃあ右の鼻の穴から管を入れますね〜」

....

2日後に医者から検査結果の連絡がありました。
「菌は見つかりませんでした」

早速外来診察室で先生と面談し、結論として、正体はわからないけど摘出することに決めました。

「そう言うかなと思って手術室仮予約しておきましたよ」

先生、なんて手際のよい。

「来週の水曜日入院、翌日手術です」

でーっ。今日金曜日だよおい。

日曜日に会社に行ってできる限りの仕事して、頼める仕事は依頼メールを送り、もうそこまで。


入院支援センターで入院中のあらましの説明、用意するもの、種々の申込用紙、問診票の類、手術方法や輸血方法についての同意書、肺活量の検査、麻酔の説明、支援センターでの面談...と手続きが次々と進んで今に至ります。

一番困ったのが入院申込書の連帯保証人の欄。
頼りにしてた北海道の姉と連絡がとれず、親に問い合わせれば感づかれるし...

すーさん、本当にありがとう。


今日の一枚。


皆さんの日々の暮らしが平穏で、健やかでありますように。