9月定例会をまとめましたので、報告します。
令和2年9月定例会について(令和2年9月8日~17日開催)
今定例会では、令和元年度一般会計及び各特別会計、水道事業会計の決算2件を認定しました。
また、工事請負契約の締結及び変更5件、令和元年度一般会計などの補正予算7件など議案23件が上程され審議の
の結果、全議案とも可決しました。さらに、津島財産区管理会委員の選任1件及び教育委員会委員の任命2件の計3件
に同意。議員発議による新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求
める意見書1件を可決しました。なお、審議した主なものは、次の通りです。
◎令和元年度一般会計・特別会計の決算認定について
一般会計と特別会計を合わせた決算額は、歳入総額386億8438万7千円 (前年度比26.7%減)、歳出総額364億3849万5千円(前年度比27.0%減)で、歳入歳出差引額22億4589万2千円から翌年度へ繰り越すべき財源11億6601万6千円を差し引いた実質収支は10億7987万6千円の黒字決算でした。
★一般会計では、歳入のうち、自主財源(自らの権限で収入しうる財源。たとえば、町税、諸収入、基金から の繰入金
など)は、149億7698万4千円(構成比38.9%)で、残り237億740万3千円 (構成比61.1%)が、
地方交付税や国・県の補助金などに依存した財政状況でした。
町の積立基金の合計は413.6億円で、 うち307.9億円は復興関連の基金。また地方債は、23.2億円、
原子力損害賠償金は、約12.4億円です。
★その他の会計では、下水道事業・農業集落排水事業・水道事業の3事業の地方債及び企業債の合計は、 約26.4億円。
また、原子力損害賠償金は、約2.7億円です。
◎委託に関する契約の変更及び工事請負契約の変更・締結について
変更 ・棚塩産業団地整備事業業務委託(その2) *契約金額:変更前 2,427,003,832円⇒変更後 2,244,066,072円
(UR都市機構の事業監理経費の確定などにより減額)
変更 ・国道114号公共下水道管渠移設工事(第2工区) *契約金額:変更前 59,070,000円⇒変更後 51,460,200円
(道の駅事業の用地取得に伴い、国道114号北側路線の施工予定が既設管による道路横断に変更となったなどにより減額)
締結 ・丈六公園整備工事 その1(公園内の遊具等の施設や広場、伐採、植栽の整備)
*契約の方法:指名競争入札 *契約の相手方:株式会社泉田組
*契約金額:101,750,000円 *工期:令和3年3月31日まで
締結 ・橋梁(酒田橋)補修工事(排水施設補修や伸縮装置取替など補修工事を実施)
*契約の方法:指名競争入札 *契約の相手方:東北土木株式会社
*契約金額:89,650,000円 *工期:令和3年3月31日まで
◎津島財産区管理会委員の選任及び教育委員会委員の任命について
津島財産区管理会委員に欠員が生じたことに伴い、新たな委員として石崎茂氏を選任することに同意しました。また、教育
委員会委員の2名が任期満了となるため、後任の委員に半谷正彦氏、蒔田嗣夫氏をそれぞれ任命することに同意しました。
続きは、次回に。