博文(ひろぶみ)通信

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令和元年9月定例会 行政報告その2

2019-09-19 18:30:23 | 日記

昨日の続きです。

 

○次に、賠償支援について、ご報告いたします。

去る7月25日に、賠償の指針を策定する「原子力損害賠償紛争審査会」の現地視察が実施されました。

当日は、集団ADRにおける和解案等を踏まえ、精神的損害の賠償額を引き上げるよう求めるとともに、町内における家屋解体の状況等から、地域コミュニティ破壊の深刻さを訴え、賠償すべき損害として認めるよう、中間指針に対する要望書を提出いたしました。

個人ADR申立てにつきましては、9月下旬から県内11ヵ所において「相談会」を実施しつつ、県外を含む避難先自治会の意向を調査のうえ、希望された自治会において、順次、「説明会・相談会」を実施いたします。

引き続き、一人でも多くの町民の申立てが実現するよう、支援を続けてまいります。

 

○次に、指定ごみ袋配布事業について、ご報告いたします。

町内の違反ごみの解消と生活ごみの分別および収集方法の周知を目的に、7月より町内に居住する世帯を対象に、指定ごみ袋6種類の無償配布を開始し、8月末までに702世帯に配布いたしました。

今後、新たな町内居住者に対し、引き続き事業を実施してまいります。

 

○次に、町内での事業活動状況について、ご報告いたします。

 8月15日現在の町内での事業者活動状況については、再開・新規あわせて、143事業所となっております。

買い物環境の整備では、待望の町内スーパー、イオン浪江店が7月14日にオープンし、連日、多くの町民の方にご利用いただいております。

 

○次に、プレミアム付商品券について、ご報告いたします。

 プレミアム付商品券の販売につきましては、6月8日より販売を開始し、8月末現在で、購入者数1,949人、販売金額1億509万5千円、登録店舗数は75店となっております。

 

○次に、町内イベント事業について、ご報告いたします。

 7月27日、28日には、標葉郷野馬追祭が昨年に引き続き開催され、中央公園に本陣を構え、町内での出陣式、凱旋行列に続き、神旗争奪戦が執り行われ、騎馬武者48騎の勇壮な姿に、集まった多くの町民から声援が送られました。

 さらに、8月10日、11日には「なみえ夏祭り・夏休み爆笑ライブ㏌なみえ3」を開催し、漫才コンビ「サンドウィッチマン」による漫才ライブをはじめ、夜空を彩る

1,600発の打ち上げ花火など充実したイベントとなり、

2日間でおよそ5,000人の来場者で賑わいました。

 引き続き、町民が集い、町民同士・また町と町民の絆が深まるような町内イベントを企画、実施してまいります。

 

○次に、交流・情報発信拠点施設の整備状況について、ご報告いたします。

 6月26日から7月22日まで指定管理予定者の公募を行い、審査委員会での審査により「一般社団法人 まちづくりなみえ」を指定管理予定者に決定いたしました。

今後は、運営体制や商品開発等について、詳細な検討を進めてまいります。



今日はここまで。