博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H28.9月定例会行政報告 その4

2016-09-14 17:12:57 | 日記

昨日の続きです。

 

 

○交流・情報発信拠点施設整備事業について、ご報告いたします。 

施設整備に係る基本計画に基づき、造成・建築基本設計並びに地質調査に着手しております。

また、9月5日には、磐城国道事務所と事業の推進に向け「道の駅の設置に関する協定」を締結したところでございます。

 

〇町内の公営住宅整備について、ご報告いたします。 

幾世橋地区に災害公営住宅85戸の整備を進めておりますが、現在1工区22戸の造成工事を行うとともに、建築事業者の公募をしております。また、2工区63戸につきましては、工事の発注準備をしているところであります。

旧雇用促進住宅2棟、80戸の改修工事につきましては、8月25日に工事入札を行ったところであり、来年7月の完成を予定しております。

 

○津波被災地の復興事業について、ご報告いたします。 

津波被災地における防災集団移転促進事業による宅地等の買い取りにつきましては、現在まで、契約手続き中を含め約560件、面積にして約86%の契約となっております。

また、移転先住宅団地の整備につきましては、幾世橋地区に23戸、請戸地区に42戸の整備を計画しており、幾世橋地区については造成工事に、請戸地区については埋蔵文化財の調査を行っているところであります。 

 

○浪江町内での事業再開・新規事業の状況・支援について、ご報告いたします。

 8月末現在、再開・新規あわせて、22事業者26事業所となっております。町としては町内で事業を再開した事業所に対し電気料金を補助するなど、引き続き町内事業再開への支援を実施すると共に、官民合同チームと連携を図り、更なる事業再開につなげて参ります。

 

○雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。 

 雇用の場の創出のため、大平山の南産業団地と北幾世橋地区の北産業団地の整備に伴う用地測量並びに地質調査事業を進めております。

 さらには、早期に進出を希望される企業へ提供する用地として、7月に浪江日本ブレーキ株式会社の用地等を取得したところであり、今後は既存施設の解体や敷地整備を進め、進出希望の企業が早期に操業できるよう調整を図って参ります。

 

○町内仮設商業施設整備について、ご報告いたします。 

一時帰宅する町民や今後の避難指示解除に伴う帰還町民の生活環境整備のため、仮設商業施設整備を進めております。飲食業や小売業など10店舗の出店が決まり、去る8月27日に協定式を執り行いました。

 また、施設の愛称について町民の皆さまに広く募ったところ、23件の応募があり、タブレットによる人気投票を経て8月27日の愛称審査会での審議により、権現堂地区の遠藤順子さんが応募された「まち・なみ・まるしぇ」に決定いたしました。

町復興のシンボル的存在として、皆様に親しまれる施設になるよう期待をしているところであります。

 

 

今日はここまで。