博文(ひろぶみ)通信

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26.3月定例会行政報告その11

2014-03-28 16:50:56 | 日記

皆さんから賠償に関する考え方や意見などをコメントとしてお寄せいただき、ありがとうございます。非常に参考になります。今後もよろしくお願いいたします。

 

さて、17日から3月定例会の町長からの行政報告をお知らせしていましたが、今日で最後となります。

 

◎教育行政について、ご報告いたします。 

 平成26年浪江町成人式が1月13日に二本松市安達文化ホールで行われました。避難先での成人式は3回目で、式場には新成人200名が集まり、華やいだ雰囲気の中で久し振りの再会を喜ぶ笑顔と歓声があふれました。また、新成人の門出を祝うために保護者をはじめ多くの人々が集い、晴れがましくも厳粛な雰囲気の中で、成人証書授与、来賓祝辞と続き、新成人への祝意と激励と期待が述べられました。これに応え、新成人代表が感謝の言葉と浪江町の復興に寄せる熱い思いを述べ、今年の成人式も人々に大きな感動を与えて終了しました。

  次に、「町立小・中学校保護者懇談会」を1月14日から17日にかけて二本松市と福島市の4カ所の応急仮設住宅集会所で開催しました。臨時休業中の学校再開について説明して今後に役立てることと、子どもたちの教育に関する相談と要望等の聴取を目的としました、相談・要望については、スクールバス運行の見通しに関すること、中学校での部活動に関すること、高校進学に関することなどがあり、丁寧な説明をすることで理解を深めることが出来ました。また個別的には不登校や特別支援教育に関する相談がありました。教育長や校長と膝を交えて率直な意見等を交わすことができて良かったとの感想がありましたので、今後も同様の機会を設けることに努めて参ります。 

 2月21日には、東京赤坂の迎賓館におきまして、浪江中学校3年生5名が、公賓として来日中のサルマン・サウジアラビア王国皇太子殿下の接見を頂き、東日本大震災直後の仮設住宅等に2千万ドル相当のプロパンガスを供給して頂いたことに対して、被災3県を代表し感謝の言葉を述べてまいりました。子どもたちにとって大変貴重な経験になったようです。 

 臨時休業状態にある学校での教育活動再開に向け、意向調査や保護者懇談会などを実施してきたところ、新たに津島小学校に在籍して学校生活を送ることについて、児童3名の保護者の意向を確認することが出来ました。このことから、津島小学校については、既に二本松市下川崎地内に位置変更している浪江小学校に併置する形で平成26年度から再開し、児童が楽しい学校生活を送ることが出来るよう努めて参ります。

 以上、12月定例会以降、現在までの取り組みについて報告いたしました。

 

 

今から川俣で会合がありますので、早めのブログアップになりました。