今日は本会議があり、提案された34件の議案のうち、23件審議し、採決の結果、全議案とも賛成多数で可決しました。
本会議終了後、全員協議会が開催され、明日、議会より提出予定の議案について協議しました。
明日は、町提案の残り11件と追加予定の議案などを審議し、3月定例会は閉会となります。なお、定例会内容は、まとまり次第ご報告します。
さて、昨日の続きです。
○浪江町における防犯体制の強化について、ご報告いたします。
2月1日より、町内8箇所の立入ゲート付近に防犯カメラを設置し、運用を開始しました。防犯カメラの整備については、犯罪抑止等の観点から有効な手段と考えており、今後とも設置個所数の増加を図っていきます。
また、区域再編後の防犯パトロールについては、主に、警察署、消防署、警備会社及び町消防団により実施してきましたが、1月から町民も臨時雇用したうえで、町内防犯パトロールを開始したところであり、今後とも町内の防犯体制の強化に努めてまいります。
○環境放射線モニタリング事業について、ご報告いたします。
2月より、町内における井戸水や沢水等に含まれる放射性物質のモニタリング検査を開始しました。98箇所のポイントを抽出し、毎月1回測定分析を行い、含有放射性物質の推移を調査しております。なお、測定結果については定期的に広報等でお知らせします。
○休憩施設「貴布祢」の開設日について、ご報告いたします。
町内立入り者の利便性を確保し、町民の出会いの場とするため、昨年10月から、介護老人保健施設「貴布祢」を立入者休憩施設として開放しておりますが、今年1月から、平日のほか土・日・祝日も開所することとなりました。開所時間は9時から16時となっております。
ホールは空調設備が稼働しており、水洗トイレ、テレビ、自動販売機、ウォータ―サーバーも利用できますのでご活用いただきたいと思います。
〇福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想研究会について、ご報告いたします。
双葉郡の産業再生については、当町はもとより双葉郡・福島県の復興のために最優先に取り組むべき課題であり、これまでも国や県にグランドデザインの提示を求めてきたところであります。
1月21日には、赤羽 原子力災害現地対策本部長の私的懇談会という位置づけで政府が「福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想研究会」を設置し、廃炉に関連する新しい技術の集積や新産業振興の取り組みなどにより、福島再生へ新たな構想を策定することを目的とした研究会が立ち上がりました。赤羽本部長が座長となり、福島県や有識者・東京電力・浜通りの町村会などで構成され、6月を目途に構想を取りまとめることとなっております。
当町としても、福島県、双葉地方町村会を通じて、しっかりと地域産業の再生の在り方を求めていく考えであります。
今日は、ここまで。