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博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

2/13現在の町現況報告その7

2014-02-26 18:48:10 | 日記

今日は、2月22日から休んでいた町現況報告の続きです。

◎2/10現在新年度(26年度)の浪小・浪中の就学見込み

〇浪小全校児童数16名→1年2名、2年0名、3年3名、4年3名、5年3名、6年5名

〇浪中全校生徒数24名→1年8名、2年9名、3年7名

 

*昨年は「0」であったため新聞にも掲載されましたが、新年度は浪小に新1年生が2名入学予定となっています。

「子どもの学ぶ権利」を奪ってはならないことです。つまり、再開した浪小・浪中を教育委員会や教職員などが一体となって魅力ある、特色のある学校づくりをし、難しい現状にはありますが、1人でも2人でも児童・生徒を増やし存続させる努力が必要と考えます。

魅力ある、特色のある学校づくりの観点で、浪小・浪中が再開した当初から、私は一か所に集約し、小中一貫教育の導入をすべきと教育長と一般質問などで議論してきました。残念ながら実現していませんが・・・。

また当然、県内外に避難している「浪江っ子」の心のケアーも、校長を先頭に教職員がしっかり対応することも求めてきました。

 

教育委員会は、政治的中立性を確保しなければならないことは分かっていても、どうも私と町教育行政の考え方が異なっています。先々週の全協で教育長から現況報告があったわけですが、驚くべきことに「津島小」の再開を再度(昨年検討したが、再開はできず)検討していることが分かりました。

報告を受ける会議でしたので議論は出来なかったため、先週、教育委員会の「津島小」再開についての議事録の提出を求め、文教・厚生常任委員会を開催し、再開について議論しました。議事録では、教育長から「教育長報告」の中で再開について教育委員に報告・説明していますが、質問が2点のみでとても議論したとは思えないものでした。

個人情報にも係わることなので詳細についてあまりふれることが出来ませんが、親御さんは津島小が再開するならば転校させたいと希望されているとのことです。

津島小に就学希望する児童数は3名(2年1名、5年1名、6年1名)。校長・教頭を配置し、現在の浪小の子どもたちと同じ校舎、各学年同じ教室で授業を受け、卒業証書は津島小の校長から授与される?????。

委員会では活発な議論になりましたが、再開に納得した委員はいなかったと思います。政治的中立性の観点で、再開にストップはかけられませんが・・・。

浪小・浪中を存続させるためにも、親御さんになんとか浪小に転校してもらえるよう理解していただく努力が必要と考えるのですが・・・。

参考までに、昨日次のような記事がありました。

 

 

<2/25付け福島民報ニュースより>

全小中校一貫教育 須賀川独自にモデル 

 須賀川市教委は新年度から、義務教育9年間を一体的な教育活動として捉えた須賀川モデルの「小中一貫教育」を実施する。24日に市仮設庁舎で開かれた記者会見で柳沼直三市教育長が明らかにした。
 市内の10中学校を基準とした上で、17小学校(分校を含む)を立地条件に応じて「併設型」「施設一体型」「連携型」の3形態に分けて取り組む。いずれも平成24年度に市教委が策定した「須賀川スタンダードカリキュラム」による義務教育9年間の連続性を重視した教育課程とする。
 3形態は、小中学校が併設している大東小・大東中、須賀川三小・須賀川三中は「併設型」、校舎の耐震化に伴い改築して敷地共有を目指す稲田小・稲田中は「施設一体型」、他は児童・生徒像や教育課題を共有する「連携型」。
 市内では、これまでも「小中連携」として縦断的な行事交流や授業参観などを続けてきた。今回、さらに発展させて小中学校の教諭間の交流や小中学校で別々に取り組んできたキャリア教育や地域学習などを9年間で段階的に行えるようにする。
 市教委は、義務教育9年間を連続的に捉えることで、子どもの個性や能力の伸長が促進されるほか、「中一ギャップ」と呼ばれる学習、生活両面の不安による不登校などの問題にも効果があるとしている。
 市教委によると、小中一貫教育を市内全小中学校で実施するのは、全国でも先進的な取り組みだという。

( 2014/02/25 09:11カテゴリー:主要