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博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

1日区域再編

2013-04-02 17:43:57 | 日記

 <福島民報ニュースより>

浪江町区域再編 上下水道の整備など課題

  東京電力福島第一原発事故で全域が避難区域となっている浪江町は1日午前0時、帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編された。避難区域がある11市町村で9番目の再編。
 警戒区域の解除に伴い、国が設置した21カ所の町境のバリケードを撤去。新たに帰還困難区域の109カ所にバリケードを設け、出入りを制限した。6号国道の南相馬、浪江両市町の境にあった検問所は、同国道の浪江、双葉両町の境に移した。立ち合った馬場有町長は「町が区域再編で分断されるのは複雑な心境だ。現実を受け止めて前に向かって進んでいきたい」と述べた。県警本部と双葉地方広域市町村圏組合消防本部などが町内を合同でパトロールした。
 政府の原子力災害現地対策本部によると、区域別の推計人口は帰還困難区域が1210世帯・約3400人、居住制限区域が3080世帯・約8420人、避難指示解除準備区域が3030世帯・約8050人。
 居住制限、避難指示解除準備両区域の人口が8割を占めることから日中の出入りが活発化するとみられ、上下水道などの整備が課題となる。

( 2013/04/01 09:29カテゴリー:主要

 

<福島民友ニュースより> 

バリケードを設置 浪江再編で国道6号など149カ所

 1日に警戒、計画的避難区域を再編した浪江町。新たに帰還困難区域に指定された区域の境をはじめ、国道6号沿道など町内149カ所に立ち入りを制限するバリケードを設置した。
 区域再編後の町内への立ち入りは、国道6号の南北(南相馬市側と双葉町側)、国道114号(川俣町方面)の3方面のみとなる。両国道沿いなど町内9カ所に、警察や国、町が所管する検問所が置かれる。
 町は区域再編に伴って、町内20カ所以上に仮設トイレを設置し、町民が集う休憩所も、町役場庁舎脇のサンシャイン浪江に開設した。立ち入り時間は午前9時から午後4時まで。
(2013年4月1日)

 

*今日は、25年度予算の歳出報告は休みにします(予算資料から主要事業をブログに打ち込む作業はとても疲れます)。

昨日1日は、区域再編の日でした。

私と妻は自宅アパートのある福島市からR114号を通り、津島水境検問(道路片側はバリケードで閉じられていました)にて通行証や免許証のチェックをうけ、帰還困難区域の津島を通過し、室原・加倉付近の検問にて同様の2回目のチェックをうけ、約半年ぶりの我が家へ。途中、私道を除く部分は、草刈りをしたためか比較的スムーズに通行できました。また、自宅東側には広い畑がありますが、秋の繁茂したセイタカアワダチソウもきれいに刈られていたので、半年前の自宅周辺の風景とは違いました(カメラをまた持っていくのを忘れてしまい、様子を報告できません)。

短時間で家の用事を済ませ、浪江町役場へ職員を激励しに向かいました。町中は車が多く走っていると予想していましたが、お昼ちょっと前の時間だったためか、あまり対向車がありませんでした。

激励後役場を出発。R6号知命寺交差点では、警備員が立っていました(道路片側は開閉式バリケードが閉じられていました)が、停止を求められることもなく通過し、妻の両親に会うため原町へ。通行証を車内に提示するのを忘れてしまい、通過後バックミラーを見たらナンバーを警備員がメモしていました。

以上、体験した通行に関しての報告です。