昨日行なわれたアゴラ・シンポジウム。
僕は第一部だけの出席だったが、全体的にもとても充実したイベントだったようだ。
ということで、簡単に雑感。
まず、会場の熱が凄い。普通、この手のイベントというのは、仮に予約が埋まった
としても、当日は一定のキャンセルが出るものだ。
当日小雨、有料で満席になるとは正直驚いた。
「なんでこんなに人多いの?ホントに不況なの?」(西和彦氏)
という言葉に妙に納得。
そして、その西氏の存在感は圧倒的だった。
障りのない範囲でコメントを書くと。
「首相が100年に一度の不況なんて言うな」
「世の中なんて変わらない、自分を変えろ」
「システムが崩壊するのを見て楽しめ」
マイク握った瞬間に会場の空気を持っていく力量は、さすがカリスマだ。※1
その他、具体的な内容についてはここでは述べないが、印象に残ったのは
池尾先生のミュータント論だ。※2
曰く、経営層とコア正社員の一体化は雇用規制の強い欧州でも見られる現象であり
(いわゆるインサイダー・アウトサイダー論)、これが雇用の非効率をもたらしている。
この経営層-コア正社員の連帯システムは非常に強固で安定しており、変えるのは
とても難しい。
ただし、既存システムに異を唱える突然変異的なミュータントが一定数に達すると
システムは崩壊する、というもの。
ミュータント的な破壊者(西氏なんか典型だろう)が大勢出てくるのは難しい
だろうなあという雰囲気だったが、個人的にはそこは楽観視している。
というのも、大手の正社員という地位さえ、若者にとっては既に割に合わないもの
となっているから。
今回のイベントの“熱”は、その高まりをあらわしているように思う。
隠れミュータントは確実に増えているはずだ。
※1 会場の沸き具合からするに、恐らく西ファンがかなり含まれているのでは。
※2 池尾先生も中々いいキャラだった。
僕は第一部だけの出席だったが、全体的にもとても充実したイベントだったようだ。
ということで、簡単に雑感。
まず、会場の熱が凄い。普通、この手のイベントというのは、仮に予約が埋まった
としても、当日は一定のキャンセルが出るものだ。
当日小雨、有料で満席になるとは正直驚いた。
「なんでこんなに人多いの?ホントに不況なの?」(西和彦氏)
という言葉に妙に納得。
そして、その西氏の存在感は圧倒的だった。
障りのない範囲でコメントを書くと。
「首相が100年に一度の不況なんて言うな」
「世の中なんて変わらない、自分を変えろ」
「システムが崩壊するのを見て楽しめ」
マイク握った瞬間に会場の空気を持っていく力量は、さすがカリスマだ。※1
その他、具体的な内容についてはここでは述べないが、印象に残ったのは
池尾先生のミュータント論だ。※2
曰く、経営層とコア正社員の一体化は雇用規制の強い欧州でも見られる現象であり
(いわゆるインサイダー・アウトサイダー論)、これが雇用の非効率をもたらしている。
この経営層-コア正社員の連帯システムは非常に強固で安定しており、変えるのは
とても難しい。
ただし、既存システムに異を唱える突然変異的なミュータントが一定数に達すると
システムは崩壊する、というもの。
ミュータント的な破壊者(西氏なんか典型だろう)が大勢出てくるのは難しい
だろうなあという雰囲気だったが、個人的にはそこは楽観視している。
というのも、大手の正社員という地位さえ、若者にとっては既に割に合わないもの
となっているから。
今回のイベントの“熱”は、その高まりをあらわしているように思う。
隠れミュータントは確実に増えているはずだ。
※1 会場の沸き具合からするに、恐らく西ファンがかなり含まれているのでは。
※2 池尾先生も中々いいキャラだった。
ネットや本で問題点を指摘するよりも、政治に関与して、問題に直接取り組んでいただきたいと思っています。
東京都議員であれば、60万ぐらいで立候補できますし、どこかで選挙演説をやれば、誰かがYoutubeにアップすることで、たくさんの有権者に見てもらえます。
そのため、選挙費用もあまりかかりません。
(この行為が選挙違反になるかは分かりませんが)
ぜひ、ご検討をお願い致します。
確かに(笑)。
第一部はあの人の独壇場でしたね。
「さすが」の一言です。
途中から講演なのか漫談なのか、わからなくなりましたが。
それにしても、会場の熱気はすごかったですね。
一万円という、決して安くはない金額にあれだけの人数が集まるとは。
定員は100名ということでしたが、明らかに100名以上いましたよね。
応募が殺到したため、会場のキャパいっぱいまで人数を増やしたんじゃないでしょうか。
驚いたのは、参加者の過半数を20代~30代の若年層とおぼしき人たちが占めていたことです。
金額から、財布に余裕がある中高年層が多数派だと思っていたのですが、それだけ若年層が危機感を持っているということでしょう。
日本の若者も捨てたモンじゃない。とうれしく思いました。
池田さんも「この熱気があれば日本を変えられるかもしれない」と興奮気味に話されていたのが印象的でした。
しかし、あれだけの人数がいたのに、女性は私がざっと見渡して4人ほど。
熱気はあったが、むっさい空間でした(笑)。
女性は雇用問題にそれほど関心がないのかなあ。
とにもかくにも充実したシンポジウムでした。
アゴラは、これかも定期的に起業をテーマに講演会を開催していくらしいので楽しみです。
あと、城さんも西さんに負けないぐらい「笑い」をきたえてください(笑)。
それぞれの要素があまりにも強固に結びついていて、昭和的価値観を突き崩す突破口が見当たらないと。
戦後の日本が「規格大量生産」の「ものづくり」に向かって最適化した結果、環境に過剰適応してしまい、それが現在、かえって改革の足かせになってしまっていると。
「カイゼンを美徳とする日本人の気質がさらに過剰適応を促してしまった。」というようなこともおっしゃてました。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
どんな制度も「あそび」というか、適度に「いいかげん」なとこを持っていたほうがいいのかなあとの思いを強くしました。
生真面目な優等生からはイノベーションは生まれないんじゃないですかね。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090601/plc0906010312003-n1.htm
いやはや、大成功だったみたいですね。参加した方がメールで報告してくれました。
今後とも活動がんばって下さい。陰ながら応援しております。
まったく無いですが、若手の政治家を扇動中です。
というか、年内・選挙前にもう1アクションくらいは起こす予定。
>雇用悪化 働き方の見直しが必要だ
ものすごくオブラートにくるんでいるけど、産経にては予想外。ひょっとして路線転換かな?