今週末から事業仕分けの第二弾がスタートする。事情はよく知らないが、厚労省の独自仕分けも
先行実施中だ。論文一本6千万で話題となった労働政策研究・研修機構も含まれている。
「なぜこんな高コストなのか」と仕分け人が突っ込んでいたが、理由は簡単。
やっている仕事ではなく、働く人の都合100%でコストが決められているからだ。
現状では厚労省で不要となった官僚の養豚場なので、えさ台が高くつくのも仕方ない。
さっさと民間委託しておっちゃんは役所に引き取らせ、捨扶持で資料整理でもやらせておくとよい。
そんなの送り返されても若手も迷惑だろうが、民間はどこだってそうなのだから我慢するべきだ。
何より、そういう状況が厚労省内部でも出現することで、労働市場全体をパッケージで認識できるように
なるのではないか。というわけで民主党はがんがん攻めるといい。選挙を前に貴重なポイント稼ぎになるだろう。
ところで、一連の仕分けを見ていて思うのは、攻め手も守り手も大変なエネルギーをともなう作業である
ということだ。
向こうだって食い扶持がかかっているわけだから全力で抵抗するのは当然で、あらゆる手段を使って
天下りを維持しようとしてきたし、これからもそうするはずだ。
一度、溜まり切った膿は出さなければならないとしても、毎年こんなことを繰り返すのは実に無駄である。
天下りをばれないように偽装したり、それを掘り返す作業のために、役所や政治家に給料を払っている
わけではないのだ。彼らにはもっと他にエネルギーを使うべきことがあるだろう。
つまり、仕分け自体、対症療法の一つなのだ。
本丸は「天下りしたくていてもたってもいられない」というインセンティブを無くすことで、
それには組織内で流動化を進める以外にはない。
実は、公務員制度改革では、今でも民主党に割と期待している。
自治労は公務員制度改革に乗り気でないそうだが、キャリアとノンキャリの格差廃止等、メリットも
少なくない。ちゃんと説得さえすれば、説得できない話ではないだろう。
そして、官僚の人事制度が望ましい方向に進めば、大手の民間に少なからず影響するはずだ。
はっきりいって何一ついいことをしていない鳩山政権だが、宝物は足元に転がっている。
先行実施中だ。論文一本6千万で話題となった労働政策研究・研修機構も含まれている。
「なぜこんな高コストなのか」と仕分け人が突っ込んでいたが、理由は簡単。
やっている仕事ではなく、働く人の都合100%でコストが決められているからだ。
現状では厚労省で不要となった官僚の養豚場なので、えさ台が高くつくのも仕方ない。
さっさと民間委託しておっちゃんは役所に引き取らせ、捨扶持で資料整理でもやらせておくとよい。
そんなの送り返されても若手も迷惑だろうが、民間はどこだってそうなのだから我慢するべきだ。
何より、そういう状況が厚労省内部でも出現することで、労働市場全体をパッケージで認識できるように
なるのではないか。というわけで民主党はがんがん攻めるといい。選挙を前に貴重なポイント稼ぎになるだろう。
ところで、一連の仕分けを見ていて思うのは、攻め手も守り手も大変なエネルギーをともなう作業である
ということだ。
向こうだって食い扶持がかかっているわけだから全力で抵抗するのは当然で、あらゆる手段を使って
天下りを維持しようとしてきたし、これからもそうするはずだ。
一度、溜まり切った膿は出さなければならないとしても、毎年こんなことを繰り返すのは実に無駄である。
天下りをばれないように偽装したり、それを掘り返す作業のために、役所や政治家に給料を払っている
わけではないのだ。彼らにはもっと他にエネルギーを使うべきことがあるだろう。
つまり、仕分け自体、対症療法の一つなのだ。
本丸は「天下りしたくていてもたってもいられない」というインセンティブを無くすことで、
それには組織内で流動化を進める以外にはない。
実は、公務員制度改革では、今でも民主党に割と期待している。
自治労は公務員制度改革に乗り気でないそうだが、キャリアとノンキャリの格差廃止等、メリットも
少なくない。ちゃんと説得さえすれば、説得できない話ではないだろう。
そして、官僚の人事制度が望ましい方向に進めば、大手の民間に少なからず影響するはずだ。
はっきりいって何一ついいことをしていない鳩山政権だが、宝物は足元に転がっている。
自民党 、民主党のベテランの議員の方々は阪神タイガースの金本選手の自分の記録よりもチームの勝利を
優先した勇気と潔さを見習って欲しいです。
本来ならば組織内でPDCAを完結して欲しいわけで、あんなに「大々的にショーアップして外部から人と金を投入して」毎年派手にやることが恒例行事になったら、それはそれでおかしいですね。
自浄能力がないことを外部にさらけ出していることに等しい。
>自治労は公務員制度改革に乗り気でないそうだが、キャリアとノンキャリの格差廃止等、メリットも
少なくない。
そういえば、官僚も入り口で仕分けされて、身分制になってるんですよね。
とは言え、既に安定した身分を手に入れている本人たちに問題提起する気はあまり無いかもしれませんね。
やる気の無い人や、能力の劣る人は厳しい状況でも仕方ない。それが競争社会ってもんだ。
今のこの国にはそれがない。だから問題。
池田信夫氏がブログで「NHKにいた頃、番組を作る際には「50代の専業主婦で高卒」をターゲットに設定しろと上司から言われていた」と書いていましたが、政治の世界もそうなんではないかと。視聴率と支持率は近い関係にあると思います。視聴者の平均年齢も投票する人の平均年齢も両方50代ですからね。
社会が正しい正しくないという基準でものを見るということがなくなったのが1960年代である。それはテレビドラマを見ればよく分かる。
冷静に社会や、自らの知り合い、親戚などの起きていることを見ればいい。
よく見る余裕も、時間も関心もないのかもしれない。
とにかく社会が壊れていくことだけは確かである。
民主党も仕事をしてますよというジェチュアが通用すると思っている事がほほえましい。
それは世界情勢に対して通用しないだろう。
まともに会社で仕事をしている人々はそれらを正確に把握しているはずである。勿論自らのが最初だが。
何処の会社にも<この野郎>と思うような仕事を、ばれないと思ってしている人はいる。彼等を人々は実に穏やかに見る。その正確な目。
民主党はそれである。すべては参議院選挙後ということだろう。
日本の人々は心底、なにを考えて生きているのか思うことが私にはある。勿論それは身近にいる人々から推測するわけだが。
とは言え、既に安定した身分を手に入れている本人たちに問題提起する気はあまり無いかもしれませんね。
くそ忙しい労働環境で続けられなくなる人多数。安定してると一概に言えますかね。
比較的自分の意見が いえて比較的潔く身を引いたのは塩川正十郎さんではないでしょうか?
松屋のアルバイトが労組を結成したそうですが、Joeさんとしては、この件に関してどう思われますか。
うまく表現できないのですが、違和感があるのですが。
もしほんとに国のために働きたかったら国会議員になるだろうし、自殺率も平均的な50代成人男性より低いだろう。くだらない鎖を取り払ってやればもっとまともな仕事ができるはずだ。
1案件1時間ほどで決着が付いてしまい、途中どんなやり取りがあろうとも仕訳人の
「廃止」
「○%削減」
この一言(印籠)で決まってしまう、勧善懲悪、白か黒という分かりやすさ。
世の中白黒でそんなにはっきり決められる物は少ないと気付いてきている人が
増えてきていることを考えると、どうも高齢者向けの選挙対策に見えてしまって
仕方がありません。
(全員とは言わないまでも、年齢が高くなるほど白黒で物事を考えたがる
傾向があるような気がします)
きっと白黒で物事を考えたがる人にとってはとても面白いショーに映るんでしょうね。