おじさんは、ここのところ集団での登山に魅力を感じている。ただし、その魅力はそこに参加することではない。その集団を組織(というより登山好きな人に声を掛けるといった軽い感じ)し、そこには昔からの仲間だけではなく新しいメンバーも加えていきたいと思っている。Eさんと共同代表している「城ヶ峰を登る会」はその一つであり、そこに参加するメンバーで雪山に興味を持つ人たちに呼びかけて新たに作ったのが「雪山に登り隊2023」(確か「槍ヶ岳に登り隊」というのがツアー会社の登山ツアーにあったのでそれをぱくった)である。もちろん北アルプスのような高い山を目指す(無理だから)のではなく、あくまで揖斐の雪山にできるだけ登りたいというのがその趣旨である。例え、1000m級の低山とはいえ時には、ラッセルを要するような時もあり、容易に山頂に立つことはできない。揖斐の山のほとんどは、ヤブ山であり雪の時期こそ登るのに最も適している。だから、登る人も少なく、静かな山歩きを楽しむことができるのである。その「雪山に登り隊」であるが、ライングループで今9人参加者がおり、この中には経験の少ない二人を含んでいる。できるだけ多くのメンバーが参加できるような山行プランを作っており、その第一号が今日の貝月山ということになる。
今日の貝月山は、朝方雨や雪が降ったものの、良い天気に恵まれた。その上、トレールが山頂までついており、比較的楽に山頂に達することができた。今回、メンバーにはワカンまたはスノーシューとアイゼンを用意するよう連絡していたが、これだけではやや足りないようだった。冬用のロングスパッツの着け方が分らないとか、アイゼンのはき方がやや不明とか、ストックがシングルとかという問題が出ていた。まずは、ワカン等はザックに着け、壺足で登ることになった(おじさんだけが10本のアイゼンを最初から着けた)。途中から、皆さんはワカンなりスノーシューを着けた。今日の登山ルートは夏道を通ることが多く、既にトレールが出来ており、ここを歩く限りにおいて、ワカン等は必ずしも必要なかった。他の登山者を見ても、ワカンかスノーシューを着けたグループ、アイゼンのみ着けたグループ、何も着けていないグループに分かれていた。そうなると、自己の雪山経験から判断するしかないということになる。では初心者だったらどうするか。同行のリーダーやメンバーに聞くほかないのである。色々試してみることが重要である。
面白くもない話ばかりしてしまった。後は写真で紹介する。
貝月ゲレンデ出発 7:49 既に車が何台かあったので、先発した登山者が大勢いる
未明に降った雪か 8:06
分岐点(避難小屋)手前 8:25
分岐 8:40
9:01 トレールがしっかり出来ている
9:03 雪の華
9:44 緩やかな斜面
10:07 見えるのは小貝月か
10:27 小貝月山
10.27 小貝月から貝月山頂を目指す 女性登山者
10:36
10:42
10:52 もうすぐ山頂だ
11:08 貝月山山頂 標示板が埋まっている
山頂展望台
おじさんたちのグループ 昼食風景
御岳 乗鞍 12:27 先行者が大勢いたのにも驚いたが、私たちが下る時にも多くの登山者がいた
下山時 多くの家族連れが雪遊びを楽しんでいた
コースタイム 貝月ゲレンデ7:49→分岐8:40→小貝月山10:27→貝月山山頂11:08~11:45
→貝月ゲレンデ13:55
最後に気になった点について書いておく
◯今日は10人(O山岳会の3人、もちろん山仲間)での登山であったが、最初O山岳会のOさんが先頭を行った。ここまではグループは分かれていなかったのだが、Oさんが先頭を代わった後、小貝月の登りの手前でグループが分かれた。もちろん、おじさんのように遅い人がいるからなのだが。しかし、グループ登山においては、遅い人がいても先頭はそれに合わせて待っている必要がある。結局、2~3グループに分かれて山頂に立った。天気が良いので体力のある人は速くなる(自分としては遅いペースであったとしても)。しかし、これが悪天時、見通しが利かないような状況だったらと思うとグループ登山としての体裁すら整えていないことになる。さらにいけなかったのは、ワカン等を装着する時期が分かれてしまったことである。これらの原因は、リーダーの力量不足(今回の場合おじさんの体力不足と強いリーダーシップ)ということになるだろう。雪山登山では体力差が特に出やすいとも思う。
今日の貝月山は、朝方雨や雪が降ったものの、良い天気に恵まれた。その上、トレールが山頂までついており、比較的楽に山頂に達することができた。今回、メンバーにはワカンまたはスノーシューとアイゼンを用意するよう連絡していたが、これだけではやや足りないようだった。冬用のロングスパッツの着け方が分らないとか、アイゼンのはき方がやや不明とか、ストックがシングルとかという問題が出ていた。まずは、ワカン等はザックに着け、壺足で登ることになった(おじさんだけが10本のアイゼンを最初から着けた)。途中から、皆さんはワカンなりスノーシューを着けた。今日の登山ルートは夏道を通ることが多く、既にトレールが出来ており、ここを歩く限りにおいて、ワカン等は必ずしも必要なかった。他の登山者を見ても、ワカンかスノーシューを着けたグループ、アイゼンのみ着けたグループ、何も着けていないグループに分かれていた。そうなると、自己の雪山経験から判断するしかないということになる。では初心者だったらどうするか。同行のリーダーやメンバーに聞くほかないのである。色々試してみることが重要である。
面白くもない話ばかりしてしまった。後は写真で紹介する。
貝月ゲレンデ出発 7:49 既に車が何台かあったので、先発した登山者が大勢いる
未明に降った雪か 8:06
分岐点(避難小屋)手前 8:25
分岐 8:40
9:01 トレールがしっかり出来ている
9:03 雪の華
9:44 緩やかな斜面
10:07 見えるのは小貝月か
10:27 小貝月山
10.27 小貝月から貝月山頂を目指す 女性登山者
10:36
10:42
10:52 もうすぐ山頂だ
11:08 貝月山山頂 標示板が埋まっている
山頂展望台
おじさんたちのグループ 昼食風景
御岳 乗鞍 12:27 先行者が大勢いたのにも驚いたが、私たちが下る時にも多くの登山者がいた
下山時 多くの家族連れが雪遊びを楽しんでいた
コースタイム 貝月ゲレンデ7:49→分岐8:40→小貝月山10:27→貝月山山頂11:08~11:45
→貝月ゲレンデ13:55
最後に気になった点について書いておく
◯今日は10人(O山岳会の3人、もちろん山仲間)での登山であったが、最初O山岳会のOさんが先頭を行った。ここまではグループは分かれていなかったのだが、Oさんが先頭を代わった後、小貝月の登りの手前でグループが分かれた。もちろん、おじさんのように遅い人がいるからなのだが。しかし、グループ登山においては、遅い人がいても先頭はそれに合わせて待っている必要がある。結局、2~3グループに分かれて山頂に立った。天気が良いので体力のある人は速くなる(自分としては遅いペースであったとしても)。しかし、これが悪天時、見通しが利かないような状況だったらと思うとグループ登山としての体裁すら整えていないことになる。さらにいけなかったのは、ワカン等を装着する時期が分かれてしまったことである。これらの原因は、リーダーの力量不足(今回の場合おじさんの体力不足と強いリーダーシップ)ということになるだろう。雪山登山では体力差が特に出やすいとも思う。