聖書には、ダビデ王は使者たちに人妻のバテ・シバを連れて来させて、ダビデはバテ・シバと寝たことが記されていました。引き続き聖書は次のように記しています。
「バテ・シバは妊娠した。それで人を遣わしてダビデに、「子供ができました」と伝えた。そこでダビデは人を遣わしてヨアブに、「ヘト人ウリア(この人はバテ・シバの夫)を私の所に送りなさい」と伝えた。ヨアブはウリアをダビデの所に送った。ウリアがやって来ると、ダビデは、ヨアブはどうしているか。兵士たちはどうしているか。戦いはどうなっているかと尋ねた。それからダビデはウリアに言った。「家に帰ってくつろぎなさい」。ウリアは王(ダビデ王)の家から出ていき、(ダビデ)王からの贈り物がその後に続いた。ところがウリアは王の家の入り口の所で、王のほかの家来たち皆と一緒に眠った。自分の家には帰らなかった。ダビデに、「ウリアは家に帰らなかった」という報告があった。それでダビデはウリアに言った。「遠征から戻ってきたのではないですか。どうして家に帰らなかったのですか」。ウリアはダビデに答えた。「箱もイスラエルとユダの兵士たちも天幕にとどまり、私の主人ヨアブも主人の家来たちも野原で宿営しています。それなのに、私は家に帰って飲み食いし、妻と寝るのでしょうか。生きているあなたに懸けて誓います。私はそんなことはしません!」。」(サムエル記第二11:5~11)。
上の聖句に記されている通り、ダビデ王はバテ・シバの夫のウリアに家に帰るように勧めましたが、ウリアは家に帰りませんでした。ウリアは義にかなった人で、神エホバの契約の入った箱もイスラエルとユダの兵士たちも天幕にとどまり、主人のヨアブも家来たちも野原で宿営しているのに、自分は家に帰って妻と寝ることはできない、と答えました。ダビデはバテ・シバが妊娠したので、夫のウリアと寝させて、ウリアの子と偽証しょうとしましたが、ダビデの思惑は見事に外れました。
さて、事態はどのように進展するでしょうか。次回にお伝え致します。
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コデマリの 大きく揺れる 朝の庭 今日の一句
風で大きく揺れている「コデマリの花」