愛媛県宇和島市からの良いたより♪

私のブログでは次の内容を紹介致します。
1.「神の王国の良いたより」、聖書教育
2.花々、風景写真
3.俳句、他

イエスは神エホバからの知恵を明らかにした:イエスの生き方によって(その1)♪

2018-02-05 22:21:38 | 神の言葉・聖書

 皆様方の周りにも、その人の「生き方」によって模範を示されている方がいらっしゃるに違いありません。あなたご自身も「生き方」によって深い知恵を示されていらっしゃる方かも知れません。そのようであれば幸いです。

 イエス・キリストは、その生き方によって神エホバからの知恵を明らかにした方です。今日はそのことについて聖書からお伝え致します。

 イエス・キリストが神エホバの知恵を反映した3番目に紹介する分野は、イエスの生き方によって、です。知恵は実際的なものであり、必ず成果をもたらします。弟子ヤコブは、「あなた方のうち、知恵があるのはだれですか」と質問し、自らこう答えています。「その人は、自分の正しい行状によって、その実際的な証拠を示しなさい(ヤコブ3:13)。イエスの残された行状は、イエスが神エホバの知恵に統御されていることの「実際的な証拠」を示しました。では、イエスが自分自身の生き方と他の人の扱い方の両面で、健全な判断力をどのように実証されたかを考えてみましょう。

 あなたは、良い判断力に欠けている人が往々にして極端に走ることにお気付きでしょうか。そうです、道理に合った平衡を取るには深い知恵が必要です。イエスは神エホバからの知恵を反映し、完全な平衡を保ちました。生活において何よりも霊的な事柄を第一にし、神の王国の良いたよりを宣明する業にひたすら携わりました(マタイ4:23.ルカ8:1)。イエスは、「わたしが出て来たのはそのためです」と、証しされています(マルコ1:38.ルカ4:43)。必然的に、物質的な事柄は、イエスにとって最重要なことではありませんでした。イエスは物質的なものをわずかしか持っていなかったようです(マタイ8:20)。しかし、イエスは禁欲主義者ではありませんでした。「幸福な神(エホバ)」であるみ父と同様に喜びに満ちた人であり、他の人の喜びも増し加える利他的な生き方を示しました(テモテ第一1:11;6:15)。当時も結婚の宴は、たいてい音楽と歌と歓びの場であり、そうした婚宴に出席した時、イエスは座を白けさせたりはされませんでした。婚宴の席に招かれていて、ぶどう酒がなくなると水を奇跡によって上等のぶどう酒に変え、つまり「人間の心を歓ばせる」飲み物に替え、婚宴の幹事に与えました(詩編104:15.ヨハネ2:1~11)。イエスは、数多くの食事の招待にも応じ、しばしばそうした機会も利用して真理を教えました(ルカ10:38~42;14:1~6)。

 イエスは、他の人を扱う点で、非の打ちどころのない判断力を発揮されました。人間の性質に対する深い洞察力を持っていたので、弟子たちを正しく評価することができました。弟子たちが不完全であることも十分にわきまえておられました。それと同時に、弟子たちのそれぞれの良い特質も見抜きました。神エホバが引き寄せられたそれらの弟子たちの潜在能力に目を留めたのです(ヨハネ6:44)。弟子たちには欠点がありましたが、イエスは快く弟子たちを信頼する態度を示されました。そして、その信頼の表われとして、弟子たちに重要な責任を委ねました。神の王国の良いたよりを宣べ伝える任務を与え、その任務を成し遂げる弟子たちの能力に確信を置きましたマタイ28:19,20)。聖書の「使徒たちの活動」の書に記録されている通り、弟子たちは、イエスから命じられた業を忠実に実行しました(使徒2:41,42;4:33;5:27~32)。現在も、イエスの指示通りに、世界中240の国や地域で、真のクリスチャンたちによって神の王国の良いたよりの真理が宣明されています(マタイ24:14)。ですから明らかに、イエスが弟子たちを信頼したのは、神エホバのご意志を成し遂げる上で賢明な知恵の反映でした。

 次回は、聖書は謙遜や温和な特質を知恵と結び付けているので、イエスの生き方をとおして、そのことを引き続き考え、紹介致します。引き続きお読み下されば嬉しく存じます。

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