junzirogoo!!!

日々勉強。〈COPYRIGHT © 2004-2024 KANGAWA, ALL RIGHTS RESERVED.〉

お盆休み。

2023年08月11日 19時03分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日からお盆休みの方も多いのではないでしょうか。
僕も今日からです。

昨日の朝。
出社するために電車に乗ると、普段大阪では見かけないような身なりの女性。
大きな紙袋などをかかえているので東京かどこかからの帰省の方でしょうか。
朝早くからメイクもバッチリ決まっています。

10年以上前。
僕もお盆休みと年末年始には帰省する人でした。

新幹線の切符を1ヵ月前に取得し、
毎回東京駅前の大丸のデパ地下でおみやげを買い、
毎回駅内のいつもの売店で「深川めし」を買い、
売店のおばちゃんに「いってらっしゃい」と言われ、「いってきます」と言い、
新幹線の中でだんだん憂鬱な気持ちになり、
新大阪駅のホームに降り立った瞬間、大阪のむせかえるような蒸し暑さにわかっていても「やっぱりな」と思い、
最初に聞こえてきた大阪弁に大阪に帰ってきたことを否が応でも認識させられ、
御堂筋線に乗って周りに増えてくる大阪弁に残念感は最高潮。
そのまま、実家に着くまでは我慢するだけです。

僕自身、若い頃から大阪は嫌いでしたので、帰省は正味両親や大阪の友人に会うことだけが目的でした。
しかし、初めて一人暮らしを東京で始めて、帰省の持つ意味に親孝行だけではない何か人間としての重要なことを感じていました。
親に自分の元気な顔を見せること。
単純なことのように思えて、実は奥が深い。
ネットを調べてみますと、昨年、NHKの番組「チコちゃんに叱られる!」で「わが子と生涯で一緒に過ごす時間」がテーマにあげられて意外と子供と親が一緒に過ごす時間が短いことが紹介されたそうです。
親と離れて暮らしている人の場合、一年間に親と一緒に過ごす日数を、盆3日、年末年始3日として合計6日として設定して、さらに、帰省しても親と顔を合わせて一緒に過ごす時間は、総務省の統計によると一日平均4時間で、計算すると、一年間で親と顔を合わせて一緒に過ごす時間は平均24時間ということになるそうです。

この話だけで考えてみても、親子関係というのは特に子供が大人になってから以降、思っている以上に希薄なものになる可能性があるわけで、それでいて重要な関係だけに普段からどのようにコミュニケーションをとっておくかは非常に重要です。
若い方は今はそんなに考えもつかないけれど、良かれ悪かれ、早かれ遅かれ、将来的に家族というものはいろいろな影響を与えあう関係です。
その時のために自分自身でできる準備はしておくべきですし、普段から家族とコミュケーションをとっておくことは悪いことではないはずです。
そんな些細なことがむしろ親孝行として重要なことかもしれません。

今年のお盆休みは台風が帰省を阻んでいるようですが、できるだけ会うようにして親孝行してあげてください。でも、無理しないでくださいね。心配させないのも親孝行のうちです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 元ちとせ 「死んだ女の子」 =... | トップ | 「dアカウントでのサービス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事