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防衛省がこれでは国は守られない。

2021年05月19日 23時12分00秒 | 政治

自分のことを棚に上げてモノを言う、とはまさしくこのことでしょう。
この防衛省の抗議のほうが「悪質」です。
また、国の一役所、それも防衛省がこのような国の威信をなくすようなことをしてどうするのでしょうか。情けなさと憤りでいっぱいです。

コトをひとつずつ追っていくと、
当ブログ前記事で再追記もさせていただいた、AERA dot.の↓こちらの記事、

に対して、防衛省が抗議した、というのが冒頭の記事になります。
しかし、上記【独自】記事を読むと、どうもこのシステムの「欠陥」情報をAERA dot.にもたらしているのは「防衛省関係者」であり、要は「情報が漏れている」わけです。これだけでも問題ですが。

その「情報」を得たからには「報道」するのが、報道機関の仕事であり、ましてや、それが「税金」によって運営されている防衛省の「不手際」であれば、当然のことであり「報道」しないことのほうが問題です。

さらに、もたらされた「情報」の「ウラ」を取る、すなわち「証拠」を取るのも当然です。
今回、冒頭の記事を読むと、この「証拠」を取る行為が「ワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、ワクチンそのものが無駄になりかねない悪質な行為であり、極めて遺憾。」としていますが、であれば、はじめからそのような杜撰なシステムを作らなければいいわけです。

また、記事中「予約システムを本センターで運営するにあたり、接種対象となる全国民の個人情報を防衛省が把握することは適切ではないと考え、採用しないこととした」というのも、「接種券番号」そのものが存在しているか否かは個人情報がなくても機械的に識別できる方法はあるでしょうし、逆に意図せず「接種券番号」を間違えても予約は取れてしまうわけですから、会場で本人確認をした際に違っていればワクチン接種できないわけで、これは言い訳にもなっていませんし、ワクチンを無駄にする一因になってしまいます。

さらに、冒頭の記事の最後に、「なお、今回の問題を受け、例えば市区町村コード等については真正な情報であることが確認できるよう対応可能な範囲でのシステム改修を実施する予定だ」とありますが、
もし、今回のように指摘されなければ、その修正すらしなかった可能性があり、余計にワクチンを無駄にする可能性は高かったわけでもあります。

踏み込んだことを言えば、上記【独自】記事にある「ワクチンテロ」が、どこかにある第三国に起こされてしまうと…という想像もでき非常に恐ろしい話です。今回の件が「防衛省関係者」から漏れていることも含めて、「防衛省」なのにどんなセキュリティの感覚なのか?と思ってしまいます。

今回の件、税金を使ってつくられているシステムですから、国民に謝罪があってもいいぐらいで、一万歩譲ってそれがなかったとしても、報道機関に抗議するなどということは民主主義の国としてあってはならないことです。誰も知らないうちにシレっとシステムを早急にちゃんと修正しておくところが最低ラインでしょう。
こんな失態をした上にお門違いの抗議をしていたのでは、国の威信は保てません。国民もついてこなくなりますし、それこそ、どこかにある第三国に足元を見られてしまいます。危険です。

防衛省がこれでは国や国民は守られません。
そして、何よりも昨今の政治・政治家の劣化が甚だしいことを如実にあらわすできごとだと思います。

くどいですが、
そもそも、国民の税金でいいかげんなシステム、いいかげんな仕事をしたのはどちらなのか?
防衛省に国民を守る気があるのか?
自衛隊は誰のためにあるのか?
政治家に国民を幸せにする気があるのか?
政治家のメンツやプライドを守るために国民は税金(血税)を払っているのではないです。

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