【ネタバレ注意】
昨日、
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto(アルバ ノト[カールステン ニコライ]+坂本龍一)の「insen tour」(インセン ツアー)を鑑賞してきた。
事前に、ふたり名義のコラボCD3作をこの約1ヵ月間にわたって聴き続けていたが、ぶっちゃけ、あまり脈絡のない音の繰り返しに、いい加減、寝てしまいそうで、当日ライブ会場でドップリ寝てしまったら、どうしよう???と思っていた。
ところが、実際始まってみると、前日、あまり寝ていなかったので、若干眠気があったが、就寝状態になるようなことはなかった。と言うよりは、ライブ自体、その「音」だけではなく、「音」とシンクロする「ビジュアル」とともに一つの作品となり、それを僕らが鑑賞するわけで、CDの「音」だけを鑑賞する時より、遥かに楽しめるものとなっている。これはもともと、CDの「音」だけでは、この作品を理解するには遠回りだったということ。
昨年、同じ内容のツアーがヨーロッパで行われている。
その時点で、「ビジュアル」があることはわかっていたが、これほどまでに、その重要度が高いとは思っていなかった。
「ビジュアル」もまた、写真などで観る限りは、無機質なように見えるが、「音」とシンクロすることによって、命が吹き込まれたように、それは、生き生きしているように観える。
今回、また新しい(前衛的な)芸術にめぐり会えたことを、非常に嬉しく思っている。
昨日もそうだったが、このツアーでは、特に途中でMCなどは入らない模様。また、アンコールなども予定されているもので終わるようで、今回、教授もニコライも「演奏者」に徹しているようだ。
(それでも、昨日は「ここは大阪。」といわんばかりな勢いで、拍手がなかなか鳴り止まなかったが。)
あと、それから、ツアーグッズは、アナログ盤(貴重)、DVD(日本先行販売)、Tシャツ(東京用)を買いました^^;
(DVDの感想も書く予定でしたが、今回のツアーを印象が重なるのが「ちょっと。」なので、後日にします。)
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「junzirog:insen@osaka」